オバマ大統領誕生を祝す
ま、どう考えたって今日の話題はこれしかないですよね・・・。 「イエス、フォーリンラブ」を合言葉に・・・じゃなくて、「Yes, we can.」を合言葉に大統領選を闘ってきたオバマ氏が地滑り的大勝で大統領の座をゲット。歴史的な瞬間を目にすることができたという・・・。ほんの50年、60年前までは、公共の場所での水飲み場すら「黒人用」を使わなければならないほどの差別を受けてきたアメリカ黒人が、ついに、ついに大統領になる時代がやってきたとは。大学で「アメリカ公民権運動史」的な講義を担当することもあるワタクシとしては感無量でございます。 でも、今回の一連の選挙戦、ある意味、壮大な無駄でしたなあ。だって、マケイン候補との一騎討ちになる前、あるいはヒラリー候補と民主党候補の座を競いあう前からして、オバマ氏だけが別格にオーラがあったではないですか。色々なボクサーがいる中でモハメッド・アリだけが光っているように、あるいは古い白黒フィルムの中でケネディ大統領だけが光っているように、オバマ氏には「ああ、この人」という感じが最初からしましたもの。次はこの人だな、という感じ。私は1年前から「オバマが勝つ!」と言い続けて来ましたが、その意味ではブラジルの某お騒がせ地震予言者より私の方が予言者としては上かもね。ニューヨーク・タイムズも、ワシントン・ポストも、LAタイムズも、USA TODAYも、ABCもCBSもCNNもFOXも、みーんな最初から私を取材しに来てくれれば、1年前から今日の大統領戦の結果を予言してあげたのに、うふ! ちなみに、4年後の大統領戦でオバマさんが闘う相手は、人間ではなく「ターミネーター」、アーノルド・シュワルツェネッガー氏になるんじゃないかしら? この点もワタクシ、シュワちゃんがカリフォルニア州知事になる遥か以前、1990年代初頭から予言しております。いずれ彼は大統領選に出るよ、と。「史上初の黒人大統領」対「移民一世の大統領候補」、これも見物ですよ~。 それはさておき、アメリカの政権が変わることで、世界情勢がいい方向に変わることに期待しますかね。頑張れオバマ!