名古屋・塩釜口「ティピン」にてタパスを食す
給料も入って少し懐が暖かくなったこともあり、今日は家内を連れて外食することに。 で、我らお気に入りのトルコ料理の店「オリエンタルの青い月」に向かったのですが、店に到着してみると中はお客さんで満杯、どうやら忘年会の集団が入っているらしい・・・。あらま、どうしましょう。 そこで急遽プランBを採用することにし、このお店のすぐ隣にあるタパスの店「ティピン」に入って見ることにしました。ここ、前からちょっと気にはなっていたんですよね。 で、「タパス」ですが、タパスというのは、私に理解が正しければ、スペインの居酒屋風小皿料理を指すのではないか、と。要するに酒のつまみになるような料理、例えばイベリコ豚の生ハムとか、生野菜を温かいディップにつけて食べるバーニャカウダとか、スペイン風オムレツ、はたまたムール貝の白ワイン蒸しとか、そういった類の料理を好みに応じてちょこちょことオーダーしながら酒を楽しみ、締めにがっつりパエリヤを食べる。ま、そんな感じのお店ということですな。 で、この店にも何組か予約が入っているらしく、テーブル席はとれなかったので、カウンターに座って上に述べたようなタパスを色々とって食べてみたわけですが、結論から言うと、どの料理も相当おいしかった。うん、なかなかのレベルなんじゃないでしょうか、このお店。 ま、注文したものはどれもおいしかったですけど、とりわけバーニャカウダのディップは旨かったなあ! 一種の万能ソースですから、これに浸してしまえば、野菜だろうがパンだろうが、何でもイケるという感じ。オムレツもおいしかったですしね。それから、スペイン風魚介のシチューというのもいい味でした。 で、このスペイン風魚介のシチューを食べながら、これは自宅でも作れるかな、と。 以下、私が勝手に想像した手順ですが、まずニンニクのみじん切りと玉ねぎ(4分の1くらいで十分)のざく切りをオリーブオイルで炒め、そこにアサリやらホタテ貝柱、小エビの剥き身やタコの足のぶつ切り、さらに白身魚の切り身なんかを入れてさらに炒める。で、ある程度炒まってきたら白ワインを入れてフランべ。アルコールが飛んだら、水を2カップほど注いでひと煮立ちさせる。煮立ってきたら、塩加減を見ながら固形コンソメを1個か1個半くらい入れ、さらにサフランを投入して強火で煮詰める。そしてサフランの色が十分に出たスープが当初の量の半分くらいまで煮詰まったら完成。味付けはちょっと濃いめ、ということで。 ・・・ってな風にしたら、近いものが出来るのではないかと。どうかしら? アサリやホタテの代わりに、今の季節だったらカキなんかを入れてもおいしいかも知れません。そして、この簡単なシチューにフランスパンで作ったガーリックトーストか何かをちょっと浸したりしながら食べたら、結構、いい感じなんじゃないかなあ? というわけで、タパスの店「ティピン」でスペインの居酒屋料理を食しながら、心の中で作り方を盗んでいたワタクシだったのでありました、とさ。 ティピンは、名古屋郊外・地下鉄八事駅近くにあります。お近くにお住まいの方、是非一度お試しください。我々のように適当にオーダーしていくも良し、それが面倒臭ければ2,000円のコースなんてのもありましたよ。ちなみにこの店員さん・・・というか、バーテンダーさんたちはイケメン揃いですので、それ目当てで覗いてみる、というのもアリかもしれませんよ~!