ゴロで覚える英単語
今年を「ボキャビルに力を入れる年」と定めた私。今は、三修社から出ている『超ハイレベル英単語800』という本で英単語のボキャビルをしております。 で、この本のありがたいところはですね、とにかく覚えるべき英単語がでかい字で書いてあること。老眼が始まっているワタクシとしては、これは助かります。 とはいえ、この本の特徴は、単に字が大きいということではありません。「英語によるゴロ合わせ記憶法」で英単語を記憶に定着させるという、著者渾身の工夫があるんですな、この本には。 じゃ、「英語によるゴロ合わせ」ってどんなのかといいますと、例えばですね、「grizzled」(白髪交じりの)という言葉を覚えるのに、○As the grizzled man predicted, it drizzled whole day. (その白髪交じりの男が予報したように、一日中霧雨が降った) という例文を暗唱するわけ。「grizzled」と「drizzled」(霧雨が降る)がゴロになっているんですな。同じく、「fussy」(小うるさい)という単語を覚えるのに、○ The woman with fuzzy hair was very fussy about everything. (そのぼさぼさ髪の女は、何にでもすごく口やかましかった) という例文を使うと。「fuzzy」と「fussy」がかけてある。 ・・・まあ、余計頭がコンガラがって、覚えにくくなるという説もなくはないような気もしますが・・・。 じゃ、こういうのどう? 「quasi」という形容詞がある。これ、発音、分かりますか? え?「クワシ」だろうって? それは『まことちゃん』でしょ? (グワシ!) 「quasi」はですね、「クウェイザイ」と発音します。 で、そのことを踏まえまして、この本の中でこの単語に添えられたゴロ合わせ例文がどうなっているかと申しますと・・・○They say he is a popular economics scholar, but I think he is a quasi-scholar. (彼は評判の経済学者だと言われるが、僕はえせ学者だと思う) ・・・ですって。 何だか一見すると「ゴロ合わせ」が無いようにも見えますが、実は「economics」(経済学=ケイザイ)と、「quasi」(クウェイザイ)をかけているというね。 あはははは・・・・。脱力。 というわけで、このゴロ合わせ記憶法、役に立つのかどうかわかりませんが、それでも『超ハイレベル英単語800』と名乗るだけあって、私も今まで知らなかった単語が結構載っています。例えば「heuristic」とか。知らんよ、こんな単語。 というわけで、少なくとも私には勉強になる英単語集でございます。私と同様、英単語のボキャビルに興味のある方、一度お試しあれ! これこれ! ↓【送料無料】超ハイレベル英単語800価格:2,100円(税込、送料別)