今年読んだ本ベスト5
さてさて、昨日は「釈迦楽カー・オブ・ザ・イヤー」を決定しましたが、今日は年末企画第2弾! 「今年読んだ本ベスト5」の発表です。ガーン! え? 今年が終わるまでまだ2週間あるから、これからも本が読めるだろうって? いやー、無理無理。これから先生稼業は死ぬほど忙しくなるので、そんな落ち着いて本なんか読めませんって。だから、このあたりで決めちゃうの。 ちなみに、専門書とか仕事関連で読んだ本、あと洋書はなしね。私が趣味として読んだ、日本語で書かれた本の中でのベスト5、ということでございます。だから、ブログをお読みの皆さんが読んでも決して後悔しないだろう本、という風に捉えて下さいな。 じゃ、行きますよ。まず第5位!第5位 『Talkin' ジャズ×文学』Talkin’ジャズ×文学著者:小川隆夫価格:1,680円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る 今年読んだジャズ本の中では一番面白かったかな。特に小川隆夫さんの体験談はめちゃくちゃ面白いです。第4位 『負けるのは美しく』負けるのは美しく著者:児玉清価格:560円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る 亡くなった俳優、児玉清さんの半生記。笑える部分もあり、深く首肯する部分もあり、悲しいところもあり。「静かな波乱万丈」と言うべき児玉さんの人生が味わえます。第3位 『天才アラーキー 写真ノ愛・情』天才アラーキー写真ノ愛・情著者:荒木経惟価格:1,155円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る これは純粋に感動的。ずしんと来ます。第2位 『ショーケン』ショーケン著者:萩原健一価格:1,680円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る これまた波乱万丈のショーケンの半生記。これ読むと、自分の人生があまりにも平板に見えてくるほど。 そして栄光の第1位は・・・第1位 『日本の鶯』日本の鴬著者:関容子価格:1,281円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る 詩人・堀口大學の半生の聞書き。聞書きする相手が女性であったことから、堀口さんの話も軽快に。この上なく上品なエロティシズムが味わえます。 ま、こんな風に決めてみましたけど、特に上位3冊は非常に印象的でしたね。 だけど、こうしてみると、今年は有名人とか芸能人の書いた本、それも実体験を綴った半生記的なものを随分読んだなあという感じがします。というと何だかミーハーみたいですけど、結局、そういう形で世に出る人というのは多芸多才にして、一般人の思いもよらぬような経験をしていらっしゃいますからね。ですからそれらの方々の書かれるようなものっては、当然、面白いわけですよ。 さてさて、今年も沢山のいい本と出合うことが出来ました。来年はどんな素晴らしい本が、私との遭遇を待ち構えているのでしょうか。楽しみでございますなあ!