『恋する雑貨』とカフェオレボウル
私はNHKの旅番組の中では『世界街歩き』という番組が好きで、割とよく見ているのですが、最近、NHKの旅番組でもう一つ、お気に入りが増えました。やはり衛星放送で放送している『恋する雑貨』という番組です。 これ、女優さんとかモデルさんなど、30代くらいの少し落ち着いた感じのきれいどころが世界各地を旅し、その地特有の雑貨を見て回って、気に入ったものを一つ買ってくる、という趣旨の番組でありまして、外国の風物を見る楽しみ、プラス、雑貨を買う楽しみがあるというもの。その意味で、外国好き、旅行好き、雑貨好きにはたまらない番組であります。 で、昨日見たのは、「カフェオレボウル編」。女優の田丸麻紀さんがフランスはパリを旅し、そこでカフェや雑貨屋さんや蚤の市、さらには工房や一般家庭にまでお邪魔して様々なカフェオレボウルを見て回って、最終的にお気に入りを一つ購入、という内容でした。 で、それを見ていたら、カフェオレボウル、私も欲しくなっちゃった! 私、前々から欲しかったんですよね、カフェオレボウル。だけど、まあ、要するにコップですから、今家にあるコップで用は足りているわけで、切羽詰って必要なわけではない。それだけに、自分がカフェオレボウルが欲しいことを、ともすると忘れてしまうわけ。で、たまにこういう番組を見て、そうだ、私はカフェオレボウルが前から欲しかったんだ! ということを思い出したりすると、また急に「欲しい、欲しい病」が復活、みたいな。 でまた、カフェオレボウルみたいなものっては、色々な楽しみ方がありますからね。 例えばお気に入りのカフェオレボウルを一つ見つけて、それだけを長く愛用し続けるという手もある。これはこれでいい。 他方、色々なカフェオレボウルをあちこちで買って、そのバラエティを楽しむという手もある。つまり、コレクションとしての楽しみですな。これもまた、生活に彩りを添えてくれるという意味で面白そう。 結局、カフェオレボウルというのは、基本的に日用雑貨であって、取り立てて珍しいものではないし、もともと値段の高いものでもない。さらに蚤の市のようなところには、「骨董」とまではいかないものの、それなりに年代を感じさせてくれるような古いものも大量に安く出回っている。 で、そういう安いものの中で、やはりデザインや形状が優れたものを、それぞれの審美眼にしたがって選び出し、コレクションするというのは、「コレクション」なるものの一番まっとうな道なのではないかと思うんですよね。骨董品としてすでに価値が定まったものを、何百万円ものお金を払って買う、なんていう形でのコレクションなんざ、私に言わせればちぃとも面白くないのでありまして。 というわけで、昨日、『恋する雑貨』を見てしまったおかげで、眠っていたカフェオレボウル熱がまた復活してしまった私なのでありましたとさ。NHKの『恋する雑貨』という番組、そしてカフェオレボウル、教授のおすすめ!です。現地ではせいぜい2~3,000円程度が相場のようですが・・・ ↓アンティーク カフェオレボールアンティーク カフェオレボール価格:11,760円(税込、送料別)