「カーリル」で市場調査!
今朝方は地震警報でビックリさせられましたね! 枕許に置いてあるケータイがけたたましく鳴り出し、何事かと思って見ると、地震警報じゃありませんか。で、来るぞ来るぞと思っていたら、確かに30秒後位にグラグラと。 まあ、幸いなことに名古屋地方の震度はさほどでもありませんでしたが、それにしてもこの地震警報という奴、素晴らしいね! たかが30秒とはいえ、これだけの時間があればとりあえず身構えることが出来る。ふいを突いて襲われるのと比べたら天と地の差。こんな有効な地震対策がしてある国なんて、先進国の中でも日本位なものなのではないかと。 日頃、日本政府に対して厳しい私ではありますが、こと地震予知に関しては褒めてあげましょう。これは素晴らしいシステム。日本政府、エライ! さて、お話は変わりまして。 「カーリル」というシステム、ご存じ? これ、日本中の図書館の検索システムなのですが、パソコンを使って家に居ながらにして、自分の探している本が日本中のどの図書館にあるか、検索することができるんです。で、その本が読みたければ、借り出すこともできる。だから「カーリル」ってベタなネーミングになっているわけ。 で、ふと思いついて、先日出版した自分の本が、日本各地の図書館にどの程度収蔵されているか、調べて見たと。すると・・・ うーん、いかんせん、まだ発売後日が浅いということもあってか、収蔵図書館があるのは大都市部だけで、地方になるとまだまだ・・・。 が! ちょっと嬉しかったのは、拙著が収蔵されている図書館のほとんどで、「貸し出し中」になっていたこと。中には「予約」が入っているところもあって、とにかく実際に読まれているらしい。東京の図書館なんか、全部が貸し出し中でしたからね。 で、「ほう・・・」と思って、試しに、私の本よりもちょっと前に発売された知人の本を同じように検索してみたところ、収蔵図書館の数でこそ私の本を上回っておりましたが、そのすべてが「貸し出し可」でした。つまり、収蔵はされているが、今のところ誰も借りていないと。 なーるほどね! ということは、私の本、結構、読まれているってことじゃないの? それなりに話題になっているということなんじゃないの?? 一方、私よりちょっと若い同業者が書いた本で、『マルタの鷹講義』というすごく内容が濃くて面白い本があるのですが、これを同じように調べて見たら、1年くらい前に出た本でありながら、そこそこ貸し出し中になっている。ふうむ、このレベルの本ともなると、出版後1年経っても借りて読もうという人が絶えないわけね。 ということで、ほんの遊び心から始めた「カーリル」検索、市場調査の方法として結構面白いということが判明。そして拙著も結構読まれているんだという手応えもフライング・ゲット。なんちゃって。 ま、せっかく書いた本ですから、少しでも多くの人に読んでいただきたいもの。久しぶりに自己宣伝しちゃいましょう。自分で言うのもなんですが、いい本ですから、読んでみて下さいね~! お住まいの近くの図書館に、購入リクエストしちゃって下さいな!これこれ! ↓【送料無料】S先生のこと [ 尾崎俊介 ]価格:2,520円(税込、送料込)