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2014年02月の記事

全28件 (28件中 1-28件目)

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三上博史さんの若さ

　何がびっくりするって、三上博史さんの若さじゃない？　年齢から言えば私と同じくらいのはずですが、それにしてもあの若々しさには驚愕。私も年齢よりは若く見られる方ですが、とても三上さんのようなわけにはいかない。あの肌のハリは、まさに三十台前半、いや、下手をしたら二十代と言ってもおかしくないほど。それも、何か人工的に手を入れたような感じもなく、どこか無理して引っ張っているようでもなく、自然なままパンとしてるんだよね。　しかも、カメラを通してあれだからね！　カメラってのは無慈悲なもので、直接見るより、写真を通して見た方が年齢って出易いのに、カメラを通してすらあの若さって一体・・・。彼を使って、男性用化粧品のＣＭでも作ればいいのに。売れるよ、きっと。　ちなみに、私もスキンケアには一応、気を使っている方なのでございます。　歳を取るのは仕方がない。しかし、だからこそ、長年陽に晒されている自分の肌を労わってやろうという気が、少しはあるんです。だからね、電気カミソリばかりではなく、少なくとも週に１、２回は本物のカミソリで髭を剃る。その方が肌にはいいと聞いたもので。そして、髭剃り後にはほんの少しですけど、必ずクリームは塗る。　でもそれも楽しいわけですよ。それを習慣にすれば、ならいいカミソリが欲しいとか、いいクリームが欲しい、ということになるし、それらを選ぶ楽しみというのが出てくる。髭剃りのクリームなんて、ほんの少しあればいいので、一個買っても相当持つ。だったら、高い、質のいい奴を買っても贅沢じゃないよな、なんてね。　ぱーっと電気カミソリでひげ剃って、ジャブジャブっとその辺の石鹸で顔洗っておしまい、だった若い頃と比べると、今の方がよっぽど髭剃りに時間がかかるし、それがまた楽しみでもあるという。歳をとったら、歳をとったなりの愉しみがあるってことですな。でまた、そういう愉しみがあるから、歳を取るのも楽しくなると。　ま、そんな感じで、三上さんのようにはなれずとも、少しでも長く、それなりにキメの整った肌でいるべく、楽しみながらスキンケアをしている私なのであります。

February 28, 2014

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愛車消臭作戦

　新しく愛車となったシトロエンについて、日々勉強中です。　ところで、このクルマについて一つ気になっていたのが、室内の匂い。　前の持主は煙草を吸う人ではなかったようなのですが、それにしても、やはりよその家の匂いのような、違和感のある匂いがある。　もっともシトロエンというクルマは、特殊な接着剤を使っているのか、昔から「変な匂いのするクルマ」として有名なので、ひょっとするとこの独特の匂いは、シトロエン自体の体臭かも。　いずれにせよ、やはりクルマの清潔感のスタートポイントは「無臭」だと思うので、何とかしなくちゃ、と思っていたんです。　で、今日はちょっと時間が空いた隙にオートバックスに行ってみた。　すると、消臭コーナーには沢山のグッズが置いてありまして、いやあ、皆さん、クルマの匂いには敏感なのね。　で、散々迷った挙句、基本は「ファブリーズ」だろうと。　クルマ専用のファブリーズというのもあるのですが、要するにシートの匂いを取ることを考えれば、普通の服とかにも使える奴でいいだろうと、そういうのをゲット！　それから、助手席のシートの下に置くタイプの「消臭力」（無香料タイプ）があったので、これもゲット！　　そして、もう一つ、エステーが出している「エアコン用消臭剤」ってのもゲット！　この三重の構えでクルマの匂いとおさらば！　で、早速ファブリーズをくまなく噴射！　　続いて助手席下に消臭力設置！（これが実にピッタリと収まる隙間があった！）　で、本当なら「エアコン用消臭剤」も使おうと思ったのですが、何せ今日は雨が降っていますし、使い方によれば、使用後、10分くらい乾燥させなくてはならないらしいので、もっと晴天の日を選んだ方がいいかなと。ということで、これは後日使用することに。　でも、まあ、とりあえずファブリーズと消臭力作戦は実行したわけですから、さて、これで気になる車内の匂いがどこまで取れるか、興味津々というところ。　これと、あとエアコン用消臭剤を使ってみて、それでもだめなら、ディーラーに行ってエアコンの徹底的な消臭をし、それでもだめならクルマの内装丸洗いという奴を業者にやってもらいましょうかね。　さて、私の愛車消臭作戦、どこまで成功するか、後日の報告を乞うご期待！　　　　これこれ！　↓ファブリーズ除菌プラス / ファブリーズ(febreze) / 芳香剤消臭布用スプレー業務用除菌●...価格：399円（税5%込、送料別）大容量300gでしっかり消臭!消臭力シート下用【送料無料】【代引無料】クルマの消臭力　シート下...価格：349円（税5%込、送料別）自動噴射と直接噴射（スプレー）の2通りの使い方が出来る便利なエアコン消臭剤です【送料無料】...価格：609円（税5%込、送料別）

February 27, 2014

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最後のゆとり世代

　今年の大学受験生（現役生）が最後のゆとり世代なのだそうですが、まあ、本当にすごいものですよ。　もうね、ごくごく簡単な英文がまるで読めない。書いてあることとまったく逆の意味に解す。訳させると、まったく意味をなさない日本語にする。とてもとても、同じ人間とは思えないほど。　私の家の周りには大手予備校やら、個人指導を売りにする小規模な塾やら、そんなもんが林立していまして、夜遅くまで灯りが点いている。10時頃になってようやく、お迎えの車が来る。学校に行った上に、さらにそんな時間まで塾で勉強しているのでしょう。　それで？　それで、こうなるの？　いやはや。どうも我が国では、教育の分野において、何か決定的におかしなことが行なわれているとしか思えないですよ。そうじゃなきゃ、これほどまでに何もできない高校生が大量に生まれるわけないもん。　今ですらこんななのですから、これで「英語は英語で教えなきゃ」とか言って、小学校・中学校・高校で英語の授業が英語で行われるようになったら、もうこの世はおしまいでしょうな。　　うちの院生が修論で書いていたけど、戦争直後くらいまでは結構、英語の教科書にも有名な詩人や小説家の文学作品が沢山載っていて、そういう高度な学習がなされていたんですわ。しかしその後、学習指導要領が出来、やがてそれが強制力を持つようになり、さらに文学作品の味読からコミュニケーションよりの方向に舵を切って以来、英語の教科書がスカスカの内容になってしまったと。　もちろん、スカスカだろうと、それによって英語コミュニケーションの力が付くならいいですけど、実際にはついてない。　だって、コミュニケーションの基本って何？　名乗りじゃないの？　「自分は誰々である」と名乗ることが、コミュニケーションの基本じゃないの？　ところが、その基本すらまともにできやしない。今、中学高校と英語を習ってきた人に「私の名前は○○です」って英語で言ってみ、っていうと、ほとんどの人が「My name is ○○.」って言うもんね。　その英語、ほぼ間違ってますから！　英語で名乗る時は、普通、「I am ○○.」と名乗るもんですよ。　英語はコミュニケーションのツールじゃなきゃいかん、文学作品なんて読んでちゃいかん、とか言い出してから既に四半世紀が過ぎているのに、まだ最初の名乗りすらまともに教えられない日本の英語教育って何？　　結局、文科省が「これやれ、あれやれ」っていうことは、常に、ほぼ１００％の確率で間違っています。から、ホントに英語の学習をさせようと思うのなら、学習指導要領をまず撤廃しないとダメだね。その上で、教師が、学校が、教えたいように教えさせるしか、いい方法なんてないよ。そうして初めて、競争が始まる。いい教え方をする学校に、いい生徒が集まるわけだから。「小学生のうちはアルファベットを教えてはいかん」なんて指導要領を無視して、うちの学校は最初からアルファベット教えるよ、っていう学校が出て来たら、そこから少しずつ英語の教え方もよくなることでしょう。　とにかく、文科省肝煎りで始まった愚かしい「ゆとり教育」が終って良かった。といって、来年から劇的に学力の高い学生が大学に続々と入ってくる、とは思えないけどね～。　

February 26, 2014

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『ラッシュ　プライドと友情』を観た！

　映画『ラッシュ　プライドと友情』を観てきました。1970年代のＦ１レースを彩った実在の天才レーサー二人、ニキ・ラウダとジェイムズ・ハントのライバル関係を描いた映画でございまして、Ｆ１ファンとしてはどうしても大きなスクリーンで観たかったんですよね～。　で、同じ天才とはいえ、ニキ・ラウダとジェイムズ・ハントはまったく系統が違いまして、ジェイムズ・ハントの方は破滅型の天才肌。死と隣り合わせのレースをすることに刹那的な快感を得ている人なので、危険とか、無茶とか、そういうのを顧みない。だから勝つときはめちゃくちゃ速いけど、無理した走りで自滅したり、事故を起したりすることも多いんですな。そして、そんな死の匂いを漂わせている彼は、そういう男に惹かれる女性にモテモテで、プレイボーイを絵に描いたような男。　一方のニキ・ラウダの方は、これとは対照的に、超理性的で計算づく。速く走るためにはどうすればいいかを考え、それを理性的に実行する。だから自分の使う道具であるマシンのセッティングも上手く、勝つレースをするための戦略も得意。ただ、ビジネスとしてレースをしているので、自分の命を不必要に危険に晒してまで勝とうとは思っていない。そんな、レーサーとしては手堅すぎる性格と、あまりにも冷静な性格ゆえに、他のレーサーからは疎んじられ、女性にやたらにモテるというほどでもない。だけど、彼自身はそういうことをそもそも求めていないので、その点ではライバルのハントを羨むことはない。　ただ、同じ時期にＦ１にステップアップした宿命のライバルだけに、互いに「あいつだけには負けたくない」という意識は猛烈にあるわけ。　で、そのニキ・ラウダとジェイムズ・ハントが、それぞれＦ１の名門チームであるフェラーリとマクラーレンのマシンを駆り、互いにしのぎを削った1976年のシーズンを舞台に、このあまりに対照的な天才二人のライバル関係を描いたのが本作ということになりましょうか。とりわけ、ニキ・ラウダが事故で炎に包まれ、顔が変わるほどの火傷を負ってからの描写が凄く、単なる青春レース映画を越えております。　ま、そんな感じでこの映画に対する私の評点はと言いますと・・・　「７７点」でーす！　なかなかいいんじゃないでしょうか。とにかくね、出てくる俳優がみんな実在のモデルにそっくりで、めちゃくちゃリアルよ。Ｆ１に詳しくなくとも、面白く観られると思いますので、教授のおすすめ！です。　ところでね、この映画観ていると、男なら誰でも考えると思うのですが、「自分はニキ・ラウダ型かな、ジェイムズ・ハント型かな」と。　私が思うに、自分はジェイムズ・ハントのように刹那的に生きるタイプではないし、瞬間の栄光のために命を危険に晒そうとも思わないし、大勢の女性からモテモテになりたいとも思っていない。ので、４５歳で死んだハントのように太く短く生きる生き方への憧れってのはほとんどない。　しかし、かといって、ニキ・ラウダのように何でも計算づく、自分の目標とするものを勝ち取るために、そこから逆算して今何をすべきか考え、その目標のためだけに持てるすべてを注入する、というような生き方が出来るかというと、うーん、そこまでは出来ない気がする。やはり人生にはどこか遊びの部分があってほしいというところがあって、たとえバカバカしいことであっても、無駄なことであっても、それがやりたければやる、というところもある。その意味では、私にもジェイムズ・ハント的な部分が少しはある、ということでしょうか。　となると、私はジェイムズ・ハントとニキ・ラウダの中間くらいなのかなと。　で、そこでハタと気付いたのですが、ジェイムズ・ハント型の天才と、ニキ・ラウダ型の天才のちょうど中間というのは・・・　「凡人」ですね。　そうか、私は凡人だったのか！　目が覚めました。お早う！　ま、栄光はないかもしれないけれど、私には凡人としての生涯が、あっているのかな。

February 25, 2014

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シトロエンＣ４の印象

　我が家にシトロエンが来てから数日、これまで何度か乗って、少しずつ様子がわかってきましたので、とりあえずの印象を書いておきましょう。　まず走ってみての印象から言うと、２リッターのエンジンはパワフルで、４速ＡＴとのマッチングもよく、静かに粛々と走ってくれる。実に滑らか。　ただ、全体的に軽快感はないですね。ピンシャン走る感じではない。もちろん、鈍重ではないし、走ろうと思えば速くも走れそうですが、もっと大きな高級車のような感じなので、ゆったり走るのが似合っていそう。　で、乗り心地も大きな高級車のようではあるのですが、路面の凹凸は結構ドタバタと拾います。これは、多分、タイヤの大きさによるのではないかと。１７インチ、扁平率５０％という、相当でかいタイヤを履いているのですが、これはあきらかにオーバーサイズ。１６インチ、扁平率６０％くらいだったら、もっと乗り心地も良かったのではないかなと。　しかし、シートが大きく、ふっくらと分厚いので、タイヤのドタバタをシートが吸収してしまう。そこがまた、面白い乗り味の要因ですな。　あと、ドアが重い。４ドアなのに、２ドア車並みに重い。しかしその割にその重いドアを閉めるとき、「バフッ」という音ではなく「バシャッ」という安っぽい音がするのは、やや興覚めかな・・・。　内装は明るいベージュなので、室内はすごく明るいです。そのせいもあって、室内が広く感じる。実際数値として広いのですが、それ以上に感覚として広い。それに室内灯もめちゃくちゃ明るい。　明るいと言えば、ヘッドライトがまたすごく明るい。もうね、夜なのに真昼の道を走っているかのように、遠くまで幅広く明るく照らし出します。これは、目が悪くなってきた私には朗報。私のこれまでの車歴の中で、こんなに明るいヘッドライトのクルマって初めてで、それはすごく嬉しい！　それにハンドルを切った方にヘッドライトが向くのは、すごく面白いし、実際、便利です。　それから、クルマに乗ろうと思ってリモコンを押すと、すごく派手な点灯と点滅の仕方をするのが面白いです。　で、全体として、同じフランス車、同じプジョー・シトロエン・グループなのに、前に乗っていたプジョー３０６とはまるで異なる味わいのクルマであるなと。　じゃあ、３０６とどちらが好きかと言われると・・・うーん、３０６かな。あれはね、何から何まで私のライフスタイル、ドライビング・スタイルに合っていたクルマなので、あれを凌駕するクルマはなかなか見つからないと思うんですわ。　ただ、今は「面白いけど、扱いの難しい女性」みたいなアルファロメオと別れたばかりなので、シトロエンののんびりとした、家庭的な優しさに浸ってみたい、的なところがありまして。　というわけで、始まったばかりのシトロエンのある生活、まだしばらくは互いに相手の出方を探っていくような、そんな楽しみが続きそうです。

February 24, 2014

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朝稽古

　今日も今日とて校正作業。なんですが、そればかりやっていると飽きるので、今日は午前中、八光流の朝稽古に出てきました。　スポーツ、あるいは芸事でもなんでもそうですが、「上達期」と「停滞期」があって、停滞期に入ると、一生懸命稽古をしていてもなかなか進歩が感じられない。その一方、ごくごくたまに訪れる上達期に入ると、今までどうしてもできなかったことが、「あれ？」っと思うほどすんなり出来るようになることがある。　で、思うに、このところちょっと束の間の上達期に入ったのではないかなと。　これを逃すと、また長い長い停滞期に入りますから、何となく今のうちに沢山稽古しておきたい気がして、ちょうど今日は朝稽古がある日曜日だったので、それに参加してきたというわけ。　で、今日はちょっと試したかった初段の手鏡、腕押捕、胸押捕、打込捕を中心に稽古し、まあまあの成果を上げた、かな。特に手鏡や打込捕で極める際、やや巻き込むようにするやり方を試すことが出来たのが面白かった。　そして後半、三段の兄弟子Ｍさんと二段の胸押捕、三段の両手持廻、そして突身捕などを少々。これはもう、本逆を極められたり、雅勲を極められたりするので、冷や汗が出るほど痛いのですが、いい稽古にはなりました。　で、稽古が終った後、兄弟子のＭさんと話をしたのですが、今朝の稽古で師範のＡ先生と四段の稽古を付けてもらったところ、その特殊な痛みに驚いたとのこと。　Ｍさんの話によると、三段までの痛みというのは、確かに痛いことは痛いけれども、それは爽やかな痛みであって、ツボを刺激された時のような、いわば「健康に至る痛み」という感じがする。しかし四段の痛みとなるとこれはまたまったく別種の痛みで、一言で言って「気持ちの悪い痛み」、このまま技を掛け続けられたら確実に健康を害するな、と感じられるようなイヤ～な痛みなのだとか。　ふうむ・・・。そうなのか・・・。なんか怖いけど、興味ある～！　ま、この武術、まだまだこの先、楽しみが沢山あるなと。　ということで、校正作業の前の、いい気晴らしが出来た私だったのでした、とさ。

February 23, 2014

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エナフ・ポークパテ旨し！

　今日は一日中拙著の校正作業。なかなかしんどい作業でございます。プロの校正さんが出してくる要求は厳しいからね！　誤字・脱字が、というようなレベルじゃないから。　だから、昨日、新しい愛車・シトロエンがやって来たというのに、それを楽しむ暇もなし。となると、楽しみなのは食事だけ。　で、今日は牡蠣のチャウダーにフランスパンというメニューだったのですが、それだけではちょっとさびしいということで、何かパテのようなものを添えようということになり、適当に買ってきたのが「エナフ・ポークパテ」（オニオン＆ベーコン）という奴。缶詰なんですけどね。　で、それをトーストしたフランスパンに載せて食べてみたら・・・　うまーい！　これ、旨いわ！　で、後になって調べてみると、これフランスで１００年以上前からあるもので、当地では有名なものなんですってね。知らなかった・・・。でも、５００円くらいのものだし、ひと缶あれば二人分は充分にある。珍味としては安いものではないでしょうか。ちなみに、今回我が家が購入したのは「オニオン＆ベーコン」という奴ですが、これとは別に「オリジナル」というものもあるので、次はそちらを買ってみようかなと。フランスパンにはもちろん合いますし、クラッカーに載せても、パスタに入れてもサラダに入れてもおいしそう。応用が効きそうな食材です。　ということで、今後我が家の常備食になりそうな気配のこの品、教授のおすすめ！です。これこれ！　　↓おうちでちょっと贅沢気分☆奥深い味わい♪【ポイント10倍】フランス・ブルターニュ生まれ、エ...価格：399円（税込、送料別）

February 22, 2014

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シトロエン来た～っ！

　今日は2009年3月からほぼ５年間連れ添った愛車アルファロメオ１５６とお別れし、新たに愛車となるシトロエンＣ４を引き取って参りました～！　私、モノに対する執着が激しいので、このところ不調が続いていたとはいうものの、５年に亘って私の愛車となってくれたアルファを手放すとなると、やはり胸に迫るものがありまして。記念の写真も撮りまくってしまいましたよ。　で、アルファロメオ１５６というクルマを総括しちゃいますと、まず素晴らしかったのがデザイン。これはもう、美しいとしかいいようがない。今はフォルクスワーゲンに移籍したワルター・ダ・シルバの手になる流麗なデザインの魅力、これがアルファ１５６の最大の魅力といっても過言ではなかった。その後、ジョルジェット・ジュッジャーロが手を入れた１５９というモデルがでましたが、さしものジュッジャーロでさえ、ダ・シルバのデザインを改悪こそすれ、改善することはできなかった。それほど完成度の高い名デザインだったと言っていいでしょう。　そしてもう一つの美点はハンドリング。ＦＦとはとても思えない、ＦＲ車に近いフィーリングで何の抵抗もなくコーナーを駆け抜けて行く、その運転の快感と言ったらなかった。　が！　アルファ１５６には一つ、アキレス腱があった。「セレスピード」という自動ミッション。これがね・・・。　「アルファ１５６に乗っている」というと、クルマ好きの人は口を揃えて、そして若干ニヤけながら「セレスピード、苦労したでしょ」と言う。それはまさに図星でありまして。　と言っても、一人で乗っている分には、それも自分の好きなように飛ばせる時には、全然問題ないんです。ただ、渋滞の中とか、同乗者がいる場合、ギクシャクした変速には苦労させられることになる。特にクルマに弱い人は、たいてい、これで車酔いするんですわ。しかも、非常に複雑な変速機なので、めっぽう壊れやすい。私も買ってそうそう、これが壊れて、大通りの道の交差点で立ち往生し、針の筵に座らせられましたからね。　それに、クリープがないので、上り坂の途中で停車すると、発進の時に後ろに下がってしまう。だからその都度サイドブレーキを引くわけですけれども、これも日常のことなので、案外疲れるわけですよ。　そう言うことも含め、確かにセレスピードには苦労させられました・・・。　だけど、それはそれ。全体としてアルファ１５６は実にいいクルマだったし、人生で一度、アルファに乗ったという経験が、カーガイを自認する私の誇りとなっていることは言うまでもありません。我が車歴に悔いなし！　　そして、９万６百キロを走破した我がアルファは、今日、我が手を離れ、また別な人生・・・というか車生を歩むこととなったのでございます。さようならアルファロメオ！　　で、アルファに代わって今日から我が相棒となったのがフランスのアヴァンギャルド、シトロエンＣ４でございます。　有名なデザイナーの作ではないものの、これも良いデザインなのよ。あ、現行モデルは全然だめよ。私が買ったのは、旧モデルですから。旧モデルのデザインが素晴らしいの。　で、まだディーラーから家までの１０キロくらいを走っただけなので、詳しいことは言えませんが、とにかく滑らか。そしてかなり静か。久方ぶりのトルコン・オートマは、やっぱり楽だわ。　で、夜運転したのでライトをつけたのですが、このライトがすごい。　何がすごいって、ハンドルを切る方向を照らすよう、ライトの照射方向が大胆に変わるの。まるで生き物の目のようにライトが左右に動くのって、そんなクルマに乗ったことがないだけに、新鮮。　その他、ハンドルの真ん中の部分が動かず、周辺だけが動くとか、とにかく変なことばっかり。やっぱりシトロエンは、アヴァンギャルド過ぎる、っていうか我が道を行きすぎる！　　その唯我独尊的な、「強引にマイウェイ」な姿勢が好き！　　ま、まだまだ未知の部分が多い妙なクルマですが、これからコイツとじっくり付き合って、同じ異端同志、心を通い合わせるつもりでございます。　ということで、今日は私の愛車遍歴に、また一つ大きな勲章が加わった日となったのでした。ああ、明日からのカーライフが楽しみ！

February 21, 2014

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可愛そうな選手

　今朝、起きて早々、ニュースを見て、オリンピックの残念なニュースを知りました。　まあ、しかし、彼女も可愛そうだよね。日本国中で期待されちゃって。そりゃ、そんなの背負ってたら大変だわ。何としても金メダル、なんて思ってたら、練習では出来たことだって本番では出来なくなりますわなあ。　でまた、毎回、同じパターンなんだよね。オリンピック参加全選手に対してではなく、特定の選手だけピックアップして、盛り上げるだけ盛り上げておいて、当該の選手をプレッシャーで潰すという。　逆に、事前にマークされなければ、結構、いい成績が取れたりするんだよな。スノーボードの竹内選手なんて、事前に何の取材もされてないんじゃないの？　だからさ、過去から学んで、次のオリンピックでは、特定の選手をダシにした取材とか番組とかいっさいやらない、という方針を立てたらどうなの？　メダルが期待される選手であればあるほど、事前の応援番組とか一切なしにするとか。メダルを取ってから、嫌というほど取材すればいいわけだし。　さてさて、といってもまだ結果が出たわけじゃあない。今日のフリースタイルに関しては、プレッシャーを与えないように、「え、まだそんなのやるんだ」的な無視の仕方で、心の中でだけ応援することにしましょう。　それにしても森元首相の「あの子は肝心な時には必ず転ぶんだ」という発言に関しては、しかも本人がめちゃくちゃガックリしているだろうこのタイミングでの発言に関しては、人格を疑いますな。まあ、この人物に人格があるのかどうかすら、以前から疑っているけど。

February 20, 2014

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ロマネスコ・カリフラワーを食す

　今、来てる野菜といえば「ロマネスコ」でしょう。　先日、某イタリア料理店で食べたら、見慣れない野菜があって、食べたら美味しかった。そしたらまた別の日に別の料理店で食べたら、またまたその野菜が出てきて、「お、今、これが流行りか！」と気づいた次第。　で、もう一般のスーパーにも売ってますな。先日、買ってきて家で食べましたが、なかなかグッド。　結局、カリフラワーの一種らしいのですが、色からしてカリフラワーとブロッコリーの中間みたいなものでしょうか。味的にもそんな感じだし。　何を隠そう、私、カリフラワーもブロッコリーも大好きなのであります。だから、当然、ロマネスコも好き。　だけど、ネーミングはどうなんだろうか。私だったら、別な名前を付けるな。　私に命名させていただけるのなら、こうつけます。　「アンコール・ワット」。　っぽくない？　ローマっぽいというよりは、アンコール・ワットっぽいでしょう。　ということで、この新野菜、教授のおすすめ！です。これこれ！　↓【カリフラワー種子】【野菜の種】【野菜の種】スパイラルロマネスコ（渡辺農事）小袋価格：420円（税込、送料別）

February 19, 2014

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雪の影響

　なんか、先週の雪の影響がまだ残っているみたいですね。　日本なんて世界でも有数の雪国なわけで、その辺のインフラはもう少ししっかりしているのかと思ったら、案外、ボロボロですな。孤立しているとか、お店の商品が払底して食べるものもないとか、どこの国の話？って感じです。　それにしても、私も頻繁に東名を使って東京と名古屋を往復する身。雪の時に高をくくって東名に乗ってしまって、とんでもないことに巻き込まれないよう、これからは気を付けなくちゃ。　そんな中、山崎パンのトラックが、渋滞中食べ物もなくて困っている人たちに、積んでいた商品を無償で提供したという話。これは一服の清涼剤でした。これぞ日本人のいいところだよね。山崎パンさんと機転をきかせたドライバーさんには、私からも「イイネ！」を差し上げましょう。

February 18, 2014

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『ハンニバル』は凄い！

　今、有料衛星放送の「スターチャンネル」で『ハンニバル』というテレビドラマが放送されているのですけど、これすごいよ。　ハンニバルと言えば、もちろん、ハンニバル・レクター博士。『羊たちの沈黙』などで名高い、「あの」レクター博士でございます。　このテレビドラマは、映画版で言うところの『ハンニバル・ライジング』と『レッド・ドラゴン』の中間に挟まる時期のハンニバル・レクターを描いていて、精神分析の専門家としてＦＢＩの犯罪捜査にかかわるようになるレクター博士の姿を描いているのですけど、これがもう第１回目を見ただけで「ひょえ～っ！」って感じで魅了されてしまう。　映画版のレクター博士といえば、アンソニー・ホプキンズで、この人以外、レクター博士を演じられる人は居ないだろうと思っていたのですが、テレビドラマ版でレクター博士を演じるミッツ・マングローブ・・・じゃなくて、マッツ・ミケルソン、これがいいんですわ。さすが「北欧の至宝」と呼ばれる俳優だけのことはある。冷徹で、知的で、何をするか分からない感じが、まさにレクター博士。彼が料理するシーンとか、食事をするシーンが出てくる度に、「ちょ、ちょっと！　何を食べているの？！」と、心の中で絶叫よ！　マッツったら、ニコニコって、かすかに魅力的な微笑みを浮かべながら「何か」をおいしそうに食べるんだもん！　だけど、あれだね。ハリウッド映画があれだけダメダメなのに、テレビドラマの方は面白いのが目白押しだね。今後、この時代の映画史が書かれるとしたら、「２１世紀初頭のアメリカ映画界は、テレビドラマ制作に主力を注いでいたので、映画そのものの方には見るべきものが何一つなかった」と記されるだろうな。　ということで、テレビドラマ版『ハンニバル』、教授の熱烈おすすめ！です。　ところで、こういう面白いテレビドラマがあるのだから、学生たちにも教えてやろうと思うのですが、多分、学生たちは、教えてやっても見ないね。それは確信がある。　なぜなら、今時の学生って、ちょっとでも残酷なシーン、グロいシーン、血が流れるようなシーンがあると、それだけでシャットアウトしちゃって、もう一切見ないんだよね。映画史の授業で、そういったものをちょっとでも見せると、拒絶反応がすごい。それもね、私の基準からすると全然残酷の範疇に入らない程度のシーンでもそうなんだもの。　例えば『ロッキー』のボクシングのシーンで、主人公の顔が腫れあがるとか。そんな程度のものですら、「こういうものは見てられません」とか言われちゃうんだから。『ゴッドファーザー』で、大物映画プロデューサーのベッドに切り取られた馬の首が出てくるシーンなんか見せたら、多分、クラスの三分の一が失神するか、その後、授業に来なくなるだろうね。　何なんだろう、この馬鹿馬鹿しいほどの繊細さは。こいつらに、人を殺して食べるのが好き、というレクター博士のドラマなんておススメできるわけがない。　今時の学生が見られるハリウッド映画って、『Ｅ．Ｔ．』だけ。本当に、それだけなんだよ。アメリカ映画の名作１００本のリストを渡して、この中のどれかを見て感想書いてこい、というと、８割の学生が『Ｅ．Ｔ．』を見てくるからね。　もちろん、「私、残酷なシーンが大好きなんですぅ」って言われるのも気味が悪いけど、『Ｅ．Ｔ．』しか見られない大学生ってどうなの？　　ゆとり教育の弊害が言われていますけど、それだけじゃなく、暴力的なもの一切受け容れず、というメンタリティーだけで出来あがっている今の若い人たちも、私としてはどうかと思います。だって、暴力的なものだって人間の一部なのに。暴力への欲望があるってことを知っていてこそ、それを抑える方策を身に付けられるはずなのにね。　ただ、いい人が出てきて、いいことが起こり、ハッピーエンドになるものしか受け入れない。そんな若い人ばかりになってしまった我が日本。　そっちの方が、私には、レクター博士よりよっぽどコワイよ～！

February 17, 2014

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野地秩嘉著『キャンティ物語』を読む

　いやあ、ジャンプ・ラージヒル、葛西選手銀メダル、良かったですなあ！　苦労人だからね。いい人だしね。ああいう人が結果によって報われるってのは、いいもんですよ。飛距離から言ったら、１位の人より遠くまで飛んでいるわけだし。っていうか、私の初期のゼミ生に葛西選手にちょっと似ている奴がいるもので、葛西選手のことを他人とは思えないのよ。　　　さて、それはさておき。　昨夜寝しなに野地秩嘉さんの書いた『キャンティ物語』を読みかけたら、これが面白くて、今日はそれを読みきっちゃったという。本当は、自分の仕事をしなくてはいけないのだけれども。　これ、イタリアンの名店にして、文化人・芸能人の社交場であった「キャンティ」というお店を作った川添浩史氏の一種の伝記ですな。一種の、というのは、この本、必ずしも川添氏のことだけ書いてあるわけではなく、むしろキャンティという時代の象徴のような空間を軸にした、「あの」時代の伝記でもあるから。つまり、時代を駆け抜けた群像を描いているんですな。　で、まず何に驚くかというと、その昔の華族の実力のすごさね。川添浩史さんというのは、伯爵にして貴族院議員の後藤猛太郎の庶子、ということは明治維新の英傑の一人である後藤象二郎の孫に当たるわけで、庶子とはいえ名家の生まれ。庶民とは桁違いの贅沢な暮らしをしているわけ。　それで映画のことでも勉強しようとフランスに留学するのですが、当時、フランスへ行くには船で２ヶ月くらい掛かる。で、最初、同船したフランス人家族の子供に話しかけ、しばらくしてから高校生くらいの奴に話かけ、最終的には親に話しかけるうちにフランス語をマスターし、フランスに着く頃には、言葉に不自由しなくなるってんですから面白い。　で、向こうについて学校に登録するわけですが、本気で勉強する気もないので、すぐに飽きて学校を２日くらいで退学し、あとはそのままパリで高等遊民として遊んで暮らすことになる。当時、外国に行くのも大変なことで、稀に行く人がいたとしても、それは国費留学生とか、国の期待を背負って必死で勉強しに行く連中ばかり。だから、向こうでお金を湯水のように使って遊んで暮らす、なんてことは、華族出の川添さんだから出来ることなわけですよ。　だけど、こうしてただ遊んでいることで、当時、パリにいた沢山の芸術家や文化人と知り合うこととなるんですな。例えば、写真家のロバート・キャパなんて、川添さんがパトロンみたいに世話を見てやったというのですから、これまたすごい。で、後にそうした人的資産が生きて来るのですから人生ってのは面白いものです。　で、そんな風に５，６年もフランスで遊んでいるうちに戦争になって日本に戻ることになるのですが、戦後は高松宮様のお屋敷を改造した迎賓館の支配人として、国賓の接待などの仕事を始め、また歌舞伎の海外公演などのプロデュースといった仕事まで手を広げるようになる。当時、プロデューサーという仕事に対する認識が日本にない時代に、そういう仕事をし始めたわけですから、苦労も多いわけですけれども、それは川添さんにしかできない仕事でもあった。　で、そういう公けの仕事をする一方、２番目の奥様になった川添梶子さんと「キャンティ」というお店を開くことにもなる。その辺の経緯はすっ飛ばしますが、とにかくこのキャンティが、宮様から不良少年少女に至るまで幅広い人的ネットワークを持つ川添さんならではの顔の広さと、梶子さんの日本人離れした魅力ゆえに、文化人・芸能人、そしてそれらの卵の拠点となっていくと。　とまあ、そういう話になっていくわけですけれども、キャンティのウェイターさんや、この店に入り浸った人たちへのインタビューをもとに再現されるこの店の在り様というのが何とも面白くてね。この日本にもすごい時代、すごい場所があったんだな、その熱気の中で、色々なものが創造されていったんだなというのがよく分る。これは面白いですよ。　で、この本を読んだら、私も生まれてくる時代が２０年遅かったんだ、ということがよく分りました。１９６０年代に大学生だったら、もっと面白い時代を生きられたんじゃないかなと。だって、この時代の大学生なんてすごいよ。学生の分際で店を出すとか、起業して社長になるとか、そんなのがざらにあったようですからね。　それから、もう一つこの本を読んでいて感銘を受けたのは、晩年の川添梶子さんが群馬県の安中の駅前にある亜鉛の精錬所が好きで、時折車を飛ばしてここまできて、山を蔽う巨大な工場を見に来た、という記述があったこと。実は私の母方の祖父母が安中に暮らしていたものですから、私も子供の頃、夏休みなどに安中に行っていたので、この亜鉛工場のことはよく知っており、しかも工場フェチである私もまた、この工場のことが大好きだったんですわ。　ま、そんなこともありまして、この本、相当面白かったです。これね、私よりも若い世代の人にも読んでもらいたいなあ。それで、こういう時代の熱さを感じ、それを自分たちでも作り出したいと思ってもらいたいです。これこれ！　↓【送料無料】キャンティ物語 [ 野地秩嘉 ]価格：520円（税込、送料込）　　ところで、この本にもしばしば登場する作詞家の安井かずみですが、私は彼女にまつわる『安井かずみがいた時代』という本も買ってあるんだなあ。『キャンティ物語』で勢いがついたので、こちらの本も一気に読んじゃおうかしら。

February 16, 2014

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お金を払ったり、校正したり

　今日は所属する学会が富山大学で行われていたので、本来ならそれに参加して日本海の幸に舌鼓でも打っているところだったのですが、このところ所用で忙しく、とてもそちらには行けなかったという。残念至極でございます。　その代わりに何をしていたかといえば、まず先日買ったシトロエンＣ４の代金を払いに行きまして。現金で、札束で、ポーンと車を買うという、大胆なことをして参った次第。　そしたら、たまたまお店に別のお客さんがいて、その人は前にシトロエンＣ４に乗っていたというのですな。で、その人からＣ４の話を伺ったのですが、それによると、まずＣ４は直進安定性がすごいと。東名で１７０キロまで出してみたけど、振動とか横ブレなど一切なかったとのこと。　また急ブレーキをかけてもノーズダイブしない（前のめりにならない）そうで、その辺のノウハウがすごいらしい。　ま、これからこの車を所有しようという私にとって、いい話を聞いた、という感じでございます。早く来い来いシトロエン！　で、帰宅してからは、近く出版する予定のエッセイ集の校正作業。これも、やり始めると時間がかかるもので、１日かけて半分行かなかった・・・。ま、こればかりは急いでやっていいいことなど何もないので、時間を十分にかけて取り組んでいくしかありません。　ってなわけで、今日は心の三分の一を富山に、三分の一をシトロエンに持っていかれつつ、残りの三分の一で必死に校正に取り組んだ、というような一日でございましたね。

February 15, 2014

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採点終了のお楽しみ

　期末試験の採点終了～！　ということで、吉例に従って誤字脱字大賞を。「登上人物」：確かに舞台の上に上がっている感じはしますけどね。正しくは「登場人物」。「講議」：これも多いね！　正しくは「講義」。「依然から」：依然として多い間違い。正しくは「以前から」。「心層心理」：心につられたな。「深層心理」と書いて。「名士を排出する」：なんか、嫌な奴を追い出したみたい。正しくは「輩出」。「永遠と」：いつまでも終わらない感じは分かるが、正しくは「延々と」だな。「栄光なこと」：すごく晴れ晴れしい感じはするけど、「光栄なこと」だろうね。「目が暗む」：眼の前真っ暗か！　正しくは「目が眩む」。「コングロマリオット」：これ、「コングロマリット」のつもりなんだろうけど、マリオットって・・・。最近多いんですよ、片仮名語の間違いが・・・。　　そして、今シーズンの誤字大賞は・・・「イントロヴィゼーション」でーす！　これ、「即興演奏」を意味する「インプロヴィゼーション」のことだと思うのですが、音楽の話だけに、「イントロクイズ」が入ってきちゃったか・・・。　まあ、こういう誤字、笑って済ますこともできますが、学力の低下の一端であることは間違いないので、そういう意味では深刻ですなあ。

February 14, 2014

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クルマを買う

　昨日書いたように、愛車のアルファロメオが本格ご臨終態勢に入られたということで、次期愛車探しが焦眉の急となったわけですが。　　で、今日は早速、お店を回りまして。　で、買ったと。　クルマって、こんなに簡単に買うものだっけ？　っていう感じで買ったと。　だって、クルマ屋のおっちゃんが面白い人で、「考えるな。考えたら前に進まん。買え。」っていうからさ・・・。　このおっちゃんがまた、めちゃくちゃ面白い人で、まあ、この人から買うならいいかなと。我々が行った時も、近所に住むおばあちゃんとその家族みたいな人と話ていて、頼られていた感じだったので、悪い人じゃなさそうだったし。　で、何を買ったかというと、やっぱりシトロエンよ。シトロエンのＣ４。青い奴。内装は明るいベージュ。前から明るい内装のクルマに乗りたかったもので。　ということで、これから印鑑証明とったり、車庫証明とったりと、色々忙しいのですが、まあ、楽しい忙しさですから、楽しんでやることにしましょう。プジョー３０６以来、青いハッチバックの再来ですが、今から新・愛車の到来が待遠しい！！

February 13, 2014

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アルファがまじヤバい

　先日整備に出したばかりの愛車アルファ１５６がかなりやばいことになっております。通勤の度、必ず一回はドカンと止まってしまうんですわ。　特に走っていて、信号とかで止まる瞬間がやばくて、エンスト寸前になるという。で、時どき実際、エンストする。　でまた、そのエンストの仕方がすごくて、「ドカン！」という爆音と大震動と共に止まるというね。周囲のクルマのドライバーさんたちも、その派手なストップモーションにビクッとしている様子。　そんなクルマ、ある？　一番怖いのは、大きな交差点で右折する場合で、交差点の真ん中まで来て直進車を待つために止まる時。ここで止まったら相当迷惑なことになるだろうなと。　もうダメかも知れない、私たち・・・。　半年以内に買い替えようと思っていたけれど、そんな時間もない感じ。　明日は、もう一回、ディーラー回りか・・・。

February 12, 2014

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ソチオリンピック、盛り上がってる・・・のか？

　ソチオリンピック、盛り上がっているねえ！　と言いたいところですけど、どうなんすかね。私の感じではイマイチなんじゃないかと。　まあ、アレかな。やっぱりメダルが取れないというのが、アレなのかな？　上村愛子選手あたりがメダル取れてたら、もうちょい盛り上がっていたのかもね。　だけど、モーグルとか、何が勝敗の決め手になるのか、素人にはさっぱり分からないもんね。皆さんは分かります？　例えばあのこぶこぶだらけのコースをいち早く滑り抜けた人が勝つ、というのならわかるのですが、スピードだけじゃないわけでしょ？　滑走姿勢も採点されるとか。　それが分からないんだよな・・・。　たとえばスピードスケートみたいに、一番早くゴールにたどり着いた人が勝ち、という競技の場合だって姿勢は重要で、姿勢が崩れたためにコースを大回りしてしまい、結果として速く滑れなかった、ということはある。だけどこの場合、姿勢の重要さとスピードがきっちりリンクしているじゃん？　それにもっと言えば、滑走姿勢が崩れたって一番速く滑ればいいわけだし。この場合、スピードという単一の基準で競っているから結果に不明晰な部分がない。　だけど、モーグルの場合はそうじゃないもんね。姿勢が良ければスピードは遅くても高得点、スピードが遅くても姿勢が良ければ高得点、という背反する事態が出てきてしまう。そこがね、素人には分からないんだよな。　それに途中の曲芸ジャンプだって、それぞれが違うジャンプをするので、どうすれば高得点なのかが素人にはよくわからない。　だから、どうして上村愛子選手が４位で、彼女よりスピードも遅く、滑走姿勢の点でバランスを崩した選手が彼女より上位なのか分からないんだよね。　　まあ、同じことはスノーボード各種目についても言えるな。好きな人にはわかるのかも知れないけど、素人には何が決めてなのかさっぱりだ。なんか、冬のオリンピックの種目って、そんなのが多いよね！　まあ、フィギュア・スケートだって採点競技だから同じようなものかも知れないけれど、さすがにあれは歴史も長いので、素人が結構な見巧者になっている。４回転ジャンプやったらすごいんだ、トリプル・アクセルはすごいんだ、ってわかっていますからね。　というわけで、何だかよく分からないうちになんとなく日程が進んでいるな、という感じでございます。　今後、どうなんだろう。スキー・ジャンプのあの若い女の子あたりが、きっちり遠くまで飛んで、誰の目にもそれとわかる金メダルを取ってくれたりすると、もうちょい盛り上がるかな？　ま、とりあえずその辺に期待するとしましょうか。

February 11, 2014

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意外に面白かった「米文学史」期末試験採点

　今、私が担当している「米文学史」の期末試験の採点をしているのですが、私はどんなものであれ「採点」という作業が嫌いでね。だから「米文学史」の採点にしても延ばし延ばしにしていたのですが、今日、実際に取りかかってみたら、案外楽しかったという。　「米文学史」の授業ですから、文学史的な基礎知識を問う問題ももちろんあるのですが、私はいつも、「授業中に紹介した作家の作品を（翻訳でもいいから）一つ読み、その感想を書け」という設問を入れます。というのも、文学なんて、実際に作品を読むのでなければほとんど何の意味もないですからね。　とはいえ、学生たちの「感想」とやらを読んでも、たいていはなーんも面白くないわけ。　設問に「小説の粗筋などは書かないこと。その小説を読んで、その小説とあなたがどう関わったか、小説を読んだことで、あなた自身にどんな変化が起きたか、ということだけ書いてください」と書いているのに、たいていの学生は、まず読んだ小説のストーリーを延々となぞり、ついでちょこちょこっとどの個所が特に面白かったかを述べ、最後に「今回は時間がなくてこの小説しか読めなかったが、他にも興味を惹かれた作家がいたので、春休みになったら是非読んでみたい」と結ぶのが常だからです。　このお決まりの結語を読むたびに「ウソつけっ！」と罵倒しながら、低い点を付ける。それが私にとっての「米文学史」の採点作業だったわけ。　ところが。　今年の受講生の解答に、妙に面白いのがありまして。　面白いというのは、つまり、本当に自分の体験に引きつけて小説の感想を語る奴が多かったんです。　たとえばビート・ジェネレーションの聖典、ジャック・ケルアックの『路上』を読んだ奴の解答は、リアルに不幸だった自分の子ども時代の体験から語り始め、突発的に破天荒な行為に及ぶなど、荒んだ高校時代を振り返りつつ、そういった自身の体験から、この小説の主人公たるディーンの落ち着かない路上生活志向のルーツを「不安」にあると見抜き、彼の熱狂が読者に共有されないのは、安定した日常生活を送っている読者の側に不安がないからだ、と喝破した。これなんか、こいつにしか書けない立派な『路上』論ですよ。　あと、こいつとちょっと似ているのですが、ブコウスキと太宰治の大ファンというのがいて、こいつのヘミングウェイ論というのも面白かった。ブコウスキ＆太宰目線でヘミングウェイを読むと、ヘミングウェイの孤独が良く分かる、というのですが。　あと、ホーソンの『緋文字』の感想で、「先生、俺の胸にも緋文字があります！」と書いてきた奴がいて、これもすごくリアルな話で面白かったのですが、なにせ緋文字な話ですし、最後に「絶対に黙っていて下さい」と書いていたので、詳しいことはここでは言いますまい。でも、想像できるでしょ？　それから、メルヴィルの『白鯨』を読んだ奴は、「憎い白鯨を必死で追いかけまわすエイハブ船長の姿は、テロリストを追いかけまわすアメリカのごとし」と喝破し、エイハブ＝アメリカ、白鯨＝テロリスト、スターバック＝中立国、ピークォド号の船員たち＝国連、とみなし、あんまりテロリストを追っかけてばかりいると、本当にやられちゃうよ、と警鐘まで鳴らしたというね。　あと、ヘミングウェイの『陽はまた昇る』の感想を書いてきた女子学生の解答も面白かった。彼女はこの小説の中のロバート・コーンとブレット・アシュレイに注目したんですな。で、彼女曰く、保育園時代に一緒だった「あきら君」というのが、まさにロバート・コーンと同じで、給食の時間もお昼寝の時間もやたらにそばにすり寄ってくると。で、うるさいので追い払うと機嫌をそこねてぐずぐず泣くと。　で、高校時代に同じクラスだった「まゆちゃん」がまた、ブレット・アシュレイと同じ、複数の男を手玉にとる奴で・・・と、さらに突っ込んだ話になるのですが、小説中の人物を、自分のよく知る実在の人物に当てはめて理解するというのは、ある意味、正しい理解のしかたなのではないかと。第一、それができるということは、その小説の人物造形が優れていることの何よりの証左ですからね。　それにしても「あきら君」と「まゆちゃん」か！　ロバート・コーンは、保育園レベルの男だったのか！　ってなわけで、こういう面白い解答があったので、今回の採点作業は、割と退屈せずにやり通せたというね。　ま、実際には、６０枚くらいのうち、面白かったのは５～６枚なんですけど、それでも確率１０％は悪くない。少なくとも、私の授業を聴いていたうちの少なくとも１割は、私がこの授業の中で何を要求したのか、きちんと理解したということですからね。聖書にも「一粒の麦、もし死なずば」って書いてあるじゃな～い？

February 10, 2014

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新年会

　今日は八光流の道場の皆さんとの新年会。師範のＡ先生、Ｓ先生はじめ、１２～３人が集まりました。　しかし、このメンバー、飲みますね！　飲み放題のコースだったのですが、皆さん、飲む飲む。ガタイの大きなＳさんなど、ジョッキのビールをウワバミのようにがばがばと。普段の仕事場仲間や小学校以来の友人たちなど、私の回りにはあまり飲む人がいないので、このメンバーの飲みっぷりには驚くばかり。まあ、武道をやる猛者の集団ですから、そうなるのでしょう。　で、飲みかつ喰らいながら色々な話をするのですが、様々なバックグラウンドをもった多種多彩な人たちなので、普段一緒に稽古をする仲間の意外な側面を見せられて驚くことばかり。武道のほかに音楽をやる人、サーフィンをやる人、トライアスロンをやる人、アイスホッケーをやる人など、「えー、そうなの？」って感じです。　でも、基本的に八光流が好きな人ばかりなので、最終的には結局八光流の話になるという。まさに八光流あるあるですな。　で、今日聞いた話の中で、「おおっ」と思ったのは、八光流の奥義たる「三大基柱」の話。八光流の技をすべて習得した後、最後にこの奥義を宗家から口伝される（らしい）のですが、これを知ることで、今まで習得した技のすべてに通じる理念が理解され、そこで技のレベルが格段に、いや二段階も三段階も飛躍的に上がるのだとか。ま、門人の間の噂ですが。　ほう。そ、そうなのか・・・。　ま、とにかく、それは遠い目標として、まずは次の稽古を頑張らねば。　というわけで、道場の仲間たちと楽しい時間を過ごしつつ、また新たにモチベーションを上げた私なのでありました、とさ。　ところで、我らが師範Ａ先生が折に触れて口にされる「名言」を、私はいつも記録しているのですが、今日の先生の名言は、新年会の解散時に発せられたのでした。　「皆さん、気を付けてお帰り下さい。無事家に帰りつくまでが新年会です」。　いただきました！　このフレーズ、いつか絶対どこかで使おうっと！

February 9, 2014

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カフェで原稿書き

　愛車アルファ１５６の調子がこのところイマイチよくないので、ちょっと整備に出すこととし、その整備が完了するまでの間、ディーラーに併設されたカフェで、某紙に頼まれていた書評原稿を書くことに。　私は実は自分一人ではレストランやカフェに入れない性質なのですが、このクルマ好きの王国内に併設されたカフェだけは、割と入り易いんですよね。それに、ここのカフェはいつ行っても空いていて、奥まった席に陣取ることが比較的容易なもので。　で、カフェラテを一杯注文し、おもむろにカバンから小ぶりなモバイル・パソコンを取り出すと、あとはひたすら原稿書きに熱中。折しもこのカフェでは、「バレンタイン・フェア」と称してピアノとバイオリンによる生演奏を実施していたのですが、それもＢＧＭにしてひたすらキーを打つという。　そしたら、えらくはかどりまして。予定されている字数のほぼ８割方書いちゃった。１時間ほどで。　うーん。なかなかいいね。　カフェですから、三々五々他人がいるし、先ほど言ったように近くでは楽器の生演奏までしているのですが、その割に妙に熱中できまして。　ちょうど、電車の中で一心不乱に読書が出来るように、カフェって割と原稿が進むなあ。　これだけ原稿書きが進んで、その代価としてカフェラテ代４００円で済むなら、むしろ家でぐずぐず書くよりいいかもね。　ひゃー、ついに私も憧れの「カフェ執筆」が出来るようになったか？！　ヘミングウェイみたいじゃん。　そのうち私が超有名になったら、このカフェのこの席が伝説となったりして。「釈迦楽席」として、後世に残るとか？！　「あそこで、あの席で、釈迦楽先生が執筆したんだよ」と、カフェのオーナーが遠い眼をして語る、みたいな？！　・・・あほか。　ま、それはともかく、今後、原稿書きに行き詰ったら、ここのカフェに行ってみるというのは、大いにあるかもね。　ということで、クルマも整備できて、仕事もはかどって、あほな夢も見れて、ちょっと得した気分の私だったのでした。

February 8, 2014

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大雪の愉しみ

　天気予報によると、今日の夜くらいから全国的に雪となり、明日は関東地方でも２０年ぶりとなる大雪になるとか。　雪によって人々の生活の上に様々な支障が出ることも分かっておりますし、そのために怪我をされたり、ひどい場合には命を亡くされる方が出る可能性すらあることも重々承知しておりますので、こういうことを軽軽に口にするのはよろしくないわけですが・・・　雪！　ステキ！　子供の頃に感じた、あの「明日は雪」という時の何とも言えない期待感ってのは、大人になっても抜けませんなあ・・・。明日、起きたら外は一面の銀世界なんだ、学校に行けばグラウンドも真っ白なんだ、まっさらな雪の上に足跡を付けることができるんだ、雪合戦ができるんだ・・・という、ワクワクした気持ち。　東京だと、雪自体が一シーズンに一、二度あるかないか。大雪となると、それこそ二年か三年に一遍って感じでしたけど、そんな日は嬉しかったなあ。そう言えば、札幌オリンピックがあった年も結構寒くて、東京でも何度か雪が降ったように記憶しています。　今住んでいる名古屋は、夏の暑さ、冬の寒さとも、東京と大差ないものの、雪に関しては何故か東京よりさらに少ない。明日にしても、東海地方より関東地方で大雪が警戒されていますからね。　いいな、関東地方。　しかし、名古屋も一応、予想は雪。事故等がないよう祈りつつ、ちょっぴり一瞬の銀世界に期待するといたしましょう。

February 7, 2014

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卒論指導終了～！

　今日は卒論の最終口頭試問の日。これが終了し、成績判定会議で成績が決まれば、今年度の卒論指導がすべて終了します。で、今年度の我がゼミ生たちも無事、高得点を挙げ合格！　いや～、良かった、良かった！　ということで、今日の夜は恒例の「忘卒論会」、ゼミ生連れて「パスタ・ディ・フランコ」というイタリアンへ。　そう、最近、我がゼミでは、いわゆる「居酒屋」に行って居酒屋メニューでチューハイを飲む的なことは止そうということにしたんです。そういうところでちょこちょこ食べて、ちょこちょこ飲むと、安いようで最終的には案外高くつく。ならば、もっとちゃんとしたレストランで、ちゃんとした料理とちゃんとしたワインを飲んだ方がいいだろうと。そういうコンセプトに変えたわけ。　ということで、乾杯は当然白ワインで。それから先は、すべて私のセレクトで料理を選んで行きます。バーニャカウダ、ガーリック・トースト、生ハムのトマトクリーム・パスタ、仔羊のグリル、フランス産鴨の赤ワインソース煮、からすみとアンチョビとキャベツのパスタ云々、云々。そしてシメはアップルパイにコーヒーと。どの料理も実に旨しでございましたが、特にバーニャカウダとガーリック・トースト、それに仔羊のグリルが良かったですねえ。　で、そんなおいしい料理をいただきながら、彼女たちの近況やら、卒業旅行の予定やら、卒論指導中の思い出話やら、何やらかにやら話題百出。恒例「卒論占い」でゼミ生たちの性格や未来を占ったり、恋バナも聞き出したりもして、笑いの絶えない３時間となったのでした。　しかし、この次に彼女たちに会うのは卒業式、そしてそれでお別れですから、それを思うと何となく寂しいものでございます。会うは別れの始まり、さよならだけが人生さ、とは言うものの、切ないものですな。　ということで、指導教授としての責任を全うした後、一抹の寂しさを抱きながら、駅の改札の向うに消えて行く彼女らを見送りつつ、帰路についた私なのであります。

February 6, 2014

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人物に会う

　今日、街中で真ピンク色のトヨタ・クラウンを見ちゃった。実在するんだ。トヨタが宣伝のために流した単なる噂、都市伝説なんだろうと思っていたのに。そしてそれを買う人も実在するんだ。　しかし、そんなことよりも今日はね、人物に出会いましたよ。　ここでは言えない秘密の任務のため、今日は県内某所にある看護系の学校に行っていたのですが、そこの校長先生にお目にかかったら、これがものすごくノーブルで魅力的な老紳士で。　もうね、一目見て「あ、この人は・・・」と思うほど、人物が格段に違う。穏やかで、上品で、イギリス紳士のようなハンサムなお顔立ち。人に推されて「長」の付く立場に身を置くように出来ているとしかいいようのない気品。そして隠しようもない教養。そして陽だまりのような優しさ。　もちろん、医学系の偉い立場を歴任してこられた方なのですが、お若い頃にアメリカに留学されていたことからくる洒脱な国際感覚も持ち合わせておられ、しかも私が文学系の人間だと知るや、ごく自然に文学の話題にもすらりと入っていかれるそのスマートさ。人文系の教養も自然と身に付けられた科学者の、何ともいえない落ち着いた存在感というのがあって、もう私はすっかりファンになりました。お会いして、お話をしているだけで、こちらまで人格が引き上げられるような気さえしましたよ。　まじ、こういう方の下で働いたら、気分がいいだろうな！　と思いましたねえ・・・。それに比べて我が大学の・・・。まあ、それはいいか。　いやあ、それにしてもステキなジェントルマンだったなあ。こういう人物に出会うというのは、そうそうあるもんじゃありませんよ。　それに引き替え、この我が身。外連味があり過ぎ。猛反省だよ！　今日出会った校長先生みたいに、ただ存在するだけで、磁力のように人を惹きつけ、浄化してくれるような人間に、どうしたらなれるのかね・・・。　道は遠いねえ。だけど、あの校長先生に出会っただけでも、今日は価値あるいい日でしたね。

February 5, 2014

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フィリップ・シーモア・ホフマン

　俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなりました。享年４６って。薬物多量摂取って。何やってんですかねえ、せっかくの才能を下らないことで浪費しちゃって・・・。　アル・パチーノが主演した『セント・オブ・ウーマン』で、金持ちのドラ息子の嫌な野郎を演じたのを見て以来、私はどうもこの「パタリロ」っぽい俳優が気になっておりまして。いい俳優だなあと思う反面、なんと見る者に不快な印象を残す奴なんだ！とも思い、その双方がないまぜとなって目が離せないというね。　だから、『MI:3』とかで嫌らしい悪党を演じているのを見ると、ほんと虫唾が走るというか。その意味でも敵役にして適役。それでいて『カポーティ』では、実在の天才作家トルーマン・カポーティを迫真の演技で演じ切るあたり、さすがの一言。　ということで、性格俳優として、今後ますます面白い存在になるだろうと思っていたのに、こんなことになってしまって・・・。　私が敬愛するクリストファー・ウォーケンが出た『25年目の弦楽四重奏』、あれにもホフマンは出ていたと思うのですが、この映画、私も観たいと思いつつまだ観ていないので、近いうち、レンタルで観ようと思います。ホフマン追悼の意味も込めて、ね。これこれ！　↓【送料無料】25年目の弦楽四重奏 [ フィリップ・シーモア・ホフマン ]価格：3,069円（税込、送料込）

February 4, 2014

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TOTOのショールームで

　実家がキッチンのリフォームをするというので、今日は母に付き合ってTOTOのショールームに行ってきました。　で、システムキッチン一式を選んでいったのですが、１００％全部自分で選べるとなると、逆に難しいね！　頭の中にあるべきキッチンの姿を思い浮かべながら、あれこれ決めて行かなくてはならないので。　で、一番難しいのがやっぱり色の選択。なんといっても、今後しばらくは付き合うキッチンになるわけですから、なるべく自分の好み通りで、飽きの来ない組み合わせをしなくてはならない。だけど、それが難しい。明るい色、ヴィタミン・カラーで統一するか？　それとも白系、ベージュ系で無難にまとめるか？　それともワインレッドとかで果敢に攻めるか？　はたまた渋い緑系とかで落ち着きを求めるか？　結局、上の方の棚はブラック系、下の方はかすかにグレーの入った白系でコントラストを取り、シックにまとめてみたという。　その他、昔と違って今はグリルも機能的になっているし、換気扇はスマートかつ掃除がし易くなっているし、まあ、隔世の感がありますな。　とにかく、２時間くらいかかってようやく一通り決めることができました。それでも私がテキパキ決めたからそのくらいで済んだものの、優柔不断な母一人だったら、その倍の時間がかかったことでしょう。　というわけで、あとは床とか壁紙をまた別な業者で選んで、３月中に工事を開始する予定。春休みに帰る頃には、真新しいキッチンになっているかも。ちょっと楽しみではありますな。　さて、そんなこんなで、今日はこれから夕食を頂いた後、名古屋に戻ります。私も忙しいね・・・。明日からはまた元のように名古屋からのお気楽日記、お楽しみに〜！

February 3, 2014

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恩師の墓参

　今日は３２年前に５３歳で亡くなられた小学校時代の恩師の墓参。今年は６人が集いました。　いつものように皆でお花をそなえ、線香を手向け、お水をあげて、この一年の報告をします。また今年も無事に先生に報告が出来てよかった。　それにしても、我々も段々、先生が亡くなられた年齢に近づいているなあ、と。当時の先生はジャコメッティの彫像のような痩身、針金のような銀髪、ギリシャ彫刻のように彫りの深い端正で哲学的なお顔立ちで、威厳に満ちておられましたが、それに比べて、現代の５０代の我々の生温い腑抜けぶりはどうよ。本当に、恩師にはいつまで経っても追いつけないなとの感がありますね。　ま、恩師に追いついた、追い越した、なんてことがあるようじゃ、そもそも恩師じゃないのですが。恩師に少しでも近づこうという気があるから、我々も少しは成長するのであってね。　　さて、無事に墓参を終え、ホッとした我らは、道頓堀なるお好み焼き屋さんに行き、６人で鉄板を囲むことに。ここはチェーン店なのでしょうが、お好み焼きの種類も豊富で、迷う迷う。　結局、博多風、広島風、大阪風と万遍なく食べて、仕上げにティラミス味のデザートお好み焼きまで食べちゃった。私としては、博多風が特においしかったかな。　というわけで、墓参も済ませ、幼なじみたちと鉄板を囲んで、楽しいひと時を過ごした私だったのでした。今日も、いい日だ！

February 2, 2014

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実家に戻る

　今日は名古屋で夜まで仕事があり、それを果たしてから東京の実家へ。明日、恩師の墓参りがあるのでね。　で、こちらに着いてみると、両親とも私の帰りを首を長くして待っていたという。　というのも、父は父で、パソコンの調子がおかしいと。キーボードが変で、意図しない文字がどんどん出てくると。まあ、多分、変なところを押したのではないかと思うのですが、明日は墓参前にそれを直してあげないとなりません。　また母は母で、キッチンのリフォームをするので、カタログをもらって来たのだけど、どれがいいか、私の意見を聞きたいと。　というわけで、売れっ子の芸者のごとく、お座敷がかかりまくりですよ。何であれ、求められているというのは、もちろん悪い気はしませんが。　まあ、普段は近くに居られないので、こういうチャンスに親孝行しておかないといけませんな。　ということで、あちこち引っ張りだこの私なのでありましたとさ。それじゃ、お休みなさーい！

February 1, 2014

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