ベス・チャトーの庭
昨夜遅く、NHKのBSの番組で、ベス・チャトーというイギリス人女性が半世紀かけて作り上げた庭園のことを紹介した番組をたまたま見始めたところ、そのあまりの美しさに結局最後まで見てしまったという。 NHKといえば、ターシャ・チューダーを探し出して世にイギリス式庭園のブームを作ったわけですが、ターシャは、アメリカの人ですからね。今度のべス・チャトーの庭は、これぞ本式のイギリス庭園。 で、番組によると、彼女が庭園を作り上げた土地は、元来、粘土質の土と、氷河が削り出した石ころだらけの土が混じり合ったような、およそ肥沃ではないところだったらしいのですが、それをべスさんが根気よく土地改良し、また厳しい環境には厳しい環境でも育つ植物を選んで植えるなどの工夫をして、今日見られるような見事なイギリス庭園を作り上げたと。 しかし、それにしても、見ているだけでうっとりしてしまうその庭の美しさに、私も痺れました。 2万坪とかいう広大な敷地を持っていて、そこで庭仕事かなんかして一生過ごすとか、あこがれるわ~。そういう人生って、どうやったら送れるの? やっぱり、生れつかないとダメ? 今日も一日大学で雑用をこなしながら、まぶたに残るべス・チャトーの庭の風景を思い出しつつ、ため息ばかりついていたワタクシなのであります。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ターシャの庭 [ ターシャ・テューダー ]価格:3,024円(税込、送料込) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ベス・チャトー奇跡の庭 [ ベス・チャトー ]価格:4,104円(税込、送料込)