ハロウィーンのキャンパス
今日は・・・ハロウィーン・・・です・・・か? クリスマスなんかと違って、どうもその、昭和世代には、まだ馴染みがないと言いましょうか、子どもの頃にこの日を待ちわびたことがないので、よく分からんです。 もともとイギリス・・・というかケルトのお祭りだったものが、アメリカで変な発展の仕方をし、それがイギリスに再輸入されたものですが、それが日本にやってきてさらに変な発展をし、コスプレ祭みたいになっちゃったというね。ま、文化っていうものは、そうやって各地の土着の文化と混ざり合っておかしなことになりながら伝播するものなのだから、ある意味、昨今の日本のハロウィーン熱も、「正常進化」と言えなくはないですが。 とはいえ、一昔前まではハロウィーンのハの字も知らない人が多かった日本。我が大学の、私が所属している「国際文化コース」ですら、イギリス人とかアメリカ人の先生方がやっきになって「アメリカやイギリスにはそういうお祭りがあるんだよ」と言っても、多くの学生の目は点だったのにねえ・・・。今や、もう・・・。 今や、10月31日の大学のキャンパスってどういうことになると思います? コスプレ祭だよ! どうなってんだ、この国は? 平和ボケか? 特に今年目立ったコスプレは、「セーラー服」。女子大生たちが、二、三年前に脱ぎ捨てたはずのセーラー服を箪笥の奥から引っ張り出してご着用になり、キャンパスを練り歩くというね。 それって・・・コスプレなのか? なんかちょっと安易じゃないか? どうせなら、セーラームーン位にコスプレして来いや! (してほしいの?) さてさて、それはともかく、今日は4限のゼミの時間、OBのM君が遊びに来てくれました。大体毎年この時期辺りで、お目付け役みたいな感じで遊びにきて、後輩たちの卒論執筆のアドバイスに来てくれるのですが。 とはいえ、先輩OBのM君も、いまや卒業後20年近くになり、本当に大先輩になっちゃった。早いねえ。私の感覚では、ほんの数年前・・・とは言わないまでも、せいぜい10年位前の卒業生のような気がしているのにね。 M君も見かけは若々しいので、アレですけれども、聞けばそろそろ年齢が目に来だしたそうで。彼の勤める市役所も、ちょいとブラックっぽい灰色で、残業も月30時間ほどはあるのだとか。年齢的には40代半ばで働き盛りだから、どこに勤めていてもそうなるのかな。 ま、そろそろ無理が効かなくなるお年頃。お互い、身体に気を付けて、元気なうちに人生を楽しもうや。また、遊びにきてね~!