チェリーブロッサム、初見参!
今日はとりあえず壊れた iPhone を修理すべく、新百合ケ丘へ。 で、その前に腹ごしらえということで、前から気になっていたカレーとハーブの店、「チェリーブロッサム」でカレーをいただくことに。 このお店、新百合ケ丘の駅前にあるのですが、駅ビルの階段下にあって、座席数はわずかに6席、カウンターのみ。そんな小さなお店って、どんな感じなんだろうと、前々から気になっていて、今日、初めてトライしてみたのですが、結論から言いますと、行って良かった。というか、行って面白かった。 まず最初に言っておくと、値段は結構高いです。一番安い「チェリーブロッサム・カレー」が1,300円ですからね。一番高いメニューは3,600円だから。階段下の超狭いカレー屋さんだからといって、700円、800円程度で食べられるというもんじゃない。 だけどそのカレーは、確かに野菜をしこたま刻んで炒めて、時間掛けて作りました観がたっぷり。肉と野菜の旨味はしっかり溶け込んでいます。 そして、お店の一番の自慢は「ハーブカレー」で、これはもう様々な野菜やハーブを細かく刻んで炒めたドライカレー的な感じ。身体が芯から暖まるショウガ的なハーブも相当入っているようで、店のママさん曰く、「後から効いて来るよ!」とのこと。 で、それはあまりにも効果が強過ぎるということで、ハーブカレーとビーフカレーを半々にかけた「ハーフ&ハーブ」が初心者にはお勧め、と言われ、家内はそれをチョイス(1,600円)。私は基本のチェリーブロッサム・カレーをいただくことに。どちらもすごくおいしかったです。確かに、クセになる味だったかも。そして、食後に出してくれるレモン・グラスのハーブティーもすごくおいしかった。 でも、このお店がクセになるもう一つの要因は、ママさんの強烈なキャラ。グイグイくる感じ。だけど、グイグイの基本が親切気なので、決してうざくないです。むしろ、エンターテイメント。 で、ママさんによれば、テーブルに敷いてある紙製のランチョンマット(紺色で綺麗)は、幸運を呼ぶ力があるそうで、持って帰るといいことあるよと。受験生は受験票を包んでもいいし、小さく折り畳んで魔除けとして鞄に入れておくもよし、ブックカバーにもなる。プロの占い師が来て持って帰るからね、などとまくしたてられると、つい「あ、僕もいただいていきまーす」と言わざるを得ないというね。 で、店の奥にあるドア付きのにじり口、ここから店を出ると願いが叶うそうで、私も身を屈めてそこから出ちゃった。 階段下の超狭い店、だから出口だってにじり口になっちゃうんだけど、「そこをくぐると願いが叶う」って言われたら、むしろ楽しんでそこから出ますよね。ママさん、頭、良いな! 値段はちょっと高いけれど、クオリティーは高いし、ママさん劇場が面白かったし、そういうエンターテイメントも含めての値段と思えば決して悪くない。この店、教授のおすすめ! と言っておきましょう。 で、ここで楽しくお腹を満たしてから iPhone 修理をしてくれる店に行き、大枚1万円を支払ってその場で電池交換してもらい、一応は一件落着。少なくとも後1〜2年は頑張ってもらうことにいたしましょう。 ってなわけで、スマホ修理と、前から行ってみたかったカレー屋さんに初見参すること、この二つの懸案を同時に解決して、帰省第一日目としてはまずまずのスタートを切った私なのであります。チェリーブロッサム