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2020年09月の記事

全30件 (30件中 1-30件目)

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新種野菜「オレンジ白菜」の旨さに驚愕！

ひゃー、昨夜遅く、名古屋に戻って参りました～。　さて、昨日は実家で夕食を食べてから帰路に就いたのですが、その夕食は鍋物。今季初でございました。ま、実は私が作って母や姉に振る舞ったんですけどね。　ところで、ここで一つ、事件がありまして。　鍋物の具材を買うために某スーパーに赴き、主役の一つである白菜を手に取ったのですが、ふと横を見ると、そこに見慣れぬものが売っている。よく見ると「オレンジ白菜」と書いてあるではないですか。　オレンジ白菜？　なにソレ？　姿かたちは普通の白菜なんですが、葉の色がオレンジ色。ほら、白菜って、外側は緑色だけど、芯に近いところは黄色いじゃないですか。あの黄色い部分が、オレンジ色なのよ。まあオレンジ色と言っても、うっすらオレンジ色という程度ではありますが。　一般の白菜と比べると、値段的には３０円ほど高い。でもちょっと面白いから買ってみたわけ。新しもの好きなもので。　で、そのオレンジ白菜で鍋物を作って食したわけですが・・・　えーーーーーーーーーー！　　何コレ？　何この旨さ！？　オレンジ白菜、めっちゃ旨－－－－－い！　もうね、食感がすごい。単に柔らかいだけでなく、もぎゅもぎゅした食感で汁気たっぷり。そして味も濃い！　もともと鍋物の具材としての白菜が好きな私ですが、その白菜ファンのワタクシの贔屓目はおくとしても、まあ、かつてないほどの旨さ。これはビックリよ。　で、後で調べてみたんですけど、最近開発された品種のようで、白菜と蕪（？）を交配したのだとか。まだ作っているところは少ないようですが、サラダとして生食もできるようなので、今後、人気が出るかも。これこれ！　↓白菜オレンジクイン 9cmポット苗ハクサイ　っつーことで、私はもう、断然、オレンジ白菜派でございます。今年は鍋物シーズンが一層、楽しみになって参りました。皆さんも是非、オレンジ白菜をお試しあれ！

September 30, 2020

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いよいよ卒論指導本格化

今年はゼミ生の数が多くて８人もいるので、例年のペースで指導していたら間に合わないなと思い、夏休み前にちょっとはっぱをかけておいたのですが、そしたら先日、そのうちの一人が卒論の第1章を提出してきまして。　はあ～、今年も卒論添削開始かあ・・・。これからしんどくなるな。　で、今年度卒論添削の第１号として添削を始めたんですけど、さすがにカンを取り戻すのに時間がかかって、１０頁分の原稿を添削するのに丸一日かかっちゃった。　このペースで行くと、８人分２４章として、２４日間かかるわけか。それに結論とか注、文献目録までチェックしたらまあ１か月はばっちりかかりますな・・・。つまりこの先の１０、１１，１２月の３か月のうち、３分の１を卒論指導で持っていかれると。厳しい～！　でも、今回添削した分に関して言えば、思っていたより出来が悪くなかったので、ちょっと安心したかも。　ま、しかし、卒論指導をするから給料をもらっているようなもんだからね。それを面倒くさがったらお天道様に申し訳がない。　ということで、来るべき卒論指導地獄の入り口に来て、武者ぶるいというか、おぞけをふるっているというか、いずれにせよ戦慄を覚えている私なのであります。

September 29, 2020

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無印の発酵ぬか床

半沢直樹、終わってしまいましたね！　いやあ、面白く、また痛快なドラマでした。脚本もよく練られていて、俳優陣の熱演・怪演も面白く、毎回１時間が短かった！　日曜日の夜のお楽しみとして、相当な比重があったのですが、もう来週からはこれがないのだと思うと、気が抜けちゃうなあ・・・。　さて、それはともかく、昨日の夕食の時に姉が漬物を出してくれて、漬物好きのワタクシとしては大いに楽しんだのですが、聞けば自分で漬けたとのこと。　で、え？　ぬか床を作ったの？　と尋ねると、チ・チ・チ、無印良品の「発酵ぬか床」というのを使ったんだよーん、と。　で、さらに詳しく聞くと、それはビニールパックになっていて、もう買ってきたまま、そこに洗った野菜をぶち込んで、１２時間から１日くらい漬けておけば立派に漬物になるのだとのこと。これこれ！　↓1点までネコポス(ポスト投函便)選択したら送料無料※条件付き MUJI 無印良品毎日のかき混ぜ不要発酵ぬかどこ 1kg 簡単ぬかどこすぐ漬けられるぬか床誰でも簡単漬け物漬物発酵ぬかどこ無印　なるほどね！　今はこんな簡単なものがあるんだ。　正直言いますと、やや塩味がきついかな？　という印象はありますが、味としてはなかなかのもの。やはり自宅で漬けたものは、新鮮で旨いです。　で、姉は保守的なので、大根とか蕪とかキュウリとか茄子とか人参とか、そういうクラシックな野菜しか漬けたことがないようですが、私だったらそれらに加え、もっといろいろ試してみたい気がする。　例えば、アスパラガスを漬けたらどうかな？　とかね。あるいはヤングコーンなんかどうかなとか。パプリカもいいんじゃない？　要するに、洋風ピクルスの素材になるようなものであれば、和風の糠漬けにしたっておいしいに違いないのだから。　ということで、いろいろアイディアが浮かんできたワタクシ。今度無印に行ったら、私も一つ買って、自宅で漬物を漬けてみようかな。

September 28, 2020

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香水のたしなみ

今朝は起きぬけに竹内結子さんのショッキングなニュースを聞いてびっくり。どうしちゃったんですかね、三浦春馬さん以来、妙な連鎖が止まらないではないですか・・・。　しかしなー。何も死ぬこたぁないんじゃないかなあ。鬱の人が私を見るとまぶしくて目がくらむというほど「ミスター・ポジティヴ」なこのワタクシに一言、ご相談下さればねえ・・・。思いとどまらせてあげたものを・・・。　さて、それはともかく、父の遺品を整理していた姉から、「香水がたくさん出てきたんだけど、使う？」と言われまして。　で、父の香水コレクションを見せてもらったのですが、ゲランとかね。結構、高級そうなのがいろいろある。父はハンカチにちょっと香水をしみこませて使っていたようで、今でも父のハンカチを洗濯してアイロンがけすると、香水のいい匂いがするのだとか。なるほど、父はそういう使い方をしていたのか・・・。　父が好んで香水を使っていたことはなんとなく覚えていますけど、よく考えてみると、なかなかやるもんですなあ。私なんぞ使ったことがない。そういうのは大人が使うもんだと思っていて、まだまだ自分が使うような柄じゃないなと。　　しかし、思えば私もすでに50代半ばを過ぎ、年齢から言えばよっぽどの大人。香水は大人が使うものだとして、じゃあ、私はいつ使うんだと。　今でしょ、と。　・・・と思うんだけれども、難しいよね！　香水って。　香水あるあるで、よくあるのは「つけすぎ」。半径５メートルくらいまでふんぷんと香るような付け方をしちゃう人が昔は結構いたけど、あれを今やったら香水ハラスメントだよね！　よほど近くまで接近した時だけに、かすかに香るくらいがいいのだろうけれども、その辺の塩梅が難しそうな気もする。　あと、自分に合った香水を選ぶというのも難しいよね！　ムスク系だとなんかエロ過ぎるし、柑橘系だと若すぎるし、ウッド系とかがいいのかしらと思うけれども、自分で自分に似合うと思うのと、他人が似あうと思うものってちょっと違うような気もして、むしろ後者を基準に選定した方がいいような気もするし。　というわけで、父の残したものをそのまま引き継ぐというのもねえ、どうなのかなって気もする。　姉からは「使わないなら捨てちゃうよ」と申し渡されているんですけど、さて、どうしたものか。　香や香や汝をいかにせん。　父の残した香水群をとっかえひっかえクンクンしながら、もうしばらく思案してみますか。

September 27, 2020

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新東名・トンネル内速度規制に物申す

ちょっと母の通院の手伝いをする必要があって、実家に帰省しております。　ところで、名古屋から新東名で東京に向かっていて思うことが一つありまして。　それは速度規制のことなんですが、今、新東名には１２０キロまで出していい区間がありまして、それはそれでいいと思うのですが、たまたま今、新東名では片側３車線化の工事がところどころで行われていましてね、特にトンネル内で工事をやっているところなど、急に速度規制が５０キロになる。　よござんすか、５０キロですよ。１２０キロで流れている道路で、トンネル入った途端、５０キロまで速度を落とせという電光掲示板の表示が出るわけ。　　で、もしそれを真に受けて、一気に７０キロ分も減速したら、後続するクルマに追突される危険性が非常に高い。　だから、誰も減速しないのね。まあ、１２０キロだったものを、１００キロくらいには減速しますが、５０キロで走っているクルマは一台もない。そしてまた、１００キロで走っていて、危険だなと思うこともない。実際、そこを全車が１００キロ以上で走っていて、何の問題もないんだから。　で、ここでもし速度取り締まりをやったとしたら、ここを通過するほぼすべてのクルマが速度５０キロオーバーで即免停です。　だけど、そんな全車を免停にする取り締まりなんかやるわけないので、結局、５０キロの速度規制は何の意味もなく、通過するすべてのクルマに無視されると。　で、私が言いたいのはですね、そもそも規制する必要がなく、しかも通過する全車に無視される速度規制をする意味はあるのか、ってことですね。　もちろん、意味なんかあるわけないだろっ！　　そうなのよ。日本の道路行政でいつも思うんだけど、新東名に限らず、日本の道路の速度規制って、恣意的過ぎてまるで実情と合っていないことが多すぎる。　そこへ行くと、アメリカの道路の速度規制ってホントに実情に合っているよ！　ある道路を例えば時速３５マイルくらいで走っているとするじゃん？　この速度がちょうどいいな、これ以上出すとちょっと怖いな、と思っていると、速度規制の看板があって、そこに「３５マイル」って書いてある。もうね、人間の感覚と、速度規制がほんとに一致しているのよ。だからこそ、その速度規制を守る気にもなる。確かにそうだよな、と思うもん。　ところが、日本の道路の速度規制はどうよ。田んぼの真ん中の広いまっすぐな道で、両側も見晴らしがよくて、人が全然歩いてなくて、「この辺りだと、時速６０キロで走っているといい感じだな」と思っていると、速度規制は「時速４０キロ」だったりするんだよね！　で、コソコソ隠れている卑劣なネズミ捕りに引っかかって２万くらい払わされると。　新東名のトンネル内の５０キロ規制もこれと全く同じ。実情と規制の値が乖離しちゃってるの。　だからさ、警察だか何だか知らないけど、新東名の速度を取り締まっている人が実際に走ってみりゃーいいじゃん。で、１２０キロで走っていて、トンネルに入った途端、電光表示に従って５０キロまで減速してみなよ。実際に自分でやってみて、真後ろの大型トラックがエアブレーキをバッスンバッスンならしながらグーッと近づいてきて「あーーーー追突されるーーーー！」っていう危険を自分で身をもって体験してみりゃあいいんだよ。そしたら、ここで５０キロ規制することがいかに愚かなことか、わかるからさ。　菅さん！　このブログ読んでる？　読んでたら、支持率高いうちに縦割り行政抜きで、さっさともっと合理的な速度規制をするためのリーダーシップをとってよ！　ケータイ料金下げるだけじゃなくてさ！

September 26, 2020

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『テネット』を観た！

コロナ騒動以降、映画館で映画を観ることがなかったのですが、ついに久しぶりに映画を、それもクリストファー・ノーラン監督の大作『テネット』を観ることができました。　まあね、すごいよ。映像体験として凄い。映像もさることながら、音響がすごい。久々に音の迫力を感じる映画でしたねえ・・・。　で、その内容がまたね、順行している時間と逆行している時間が交錯するものだから、１回観ただけでは絶対に詳しいところまでは理解できないと思います。　　私も、映画を観て、圧倒的な映像・音響美にフラフラになりながら帰宅して、そこから鬼のように解説サイトを研究して、ようやく、なんとなくわかった、というレベル。　これはね、理屈が分かった後で、２回か３回、続けて観ないといかん映画ですな。ま、その価値はあるので、私ももう少し研究した後で、もう一回観てもいいかなと思っているくらいなんですけど。　でも、とってもいい映画。お金出して観る価値がある。さすがノーラン。　ということで、まだ映画の余韻に酔っている今日のワタクシなのであります。

September 25, 2020

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愛車のパンク、そしてプリンスCDに惑う

愛車のルノー・キャプチャーの１年点検の時期だったので、午後、クルマをディーラーに持って行き、預けている間の時間潰しとして、近くにあるイオン長久手で買い物をしてきました。　時間潰しなので、何を買うというあてもなく、とりあえず「Vanda Record」という店でCDでも見ようかなと。すると・・・　え？　何？　プリンス・コーナーがある。しかも、見たことのないプリンスのCDが３０枚くらいある！　　ウソ、ウソ、と思いながら見ていくと、海賊版なのか何なのか、とにかく古いところから新しいところまで、お蔵入り音源を棚卸ししたようなCDばかり。えー、こういうの、出てたのか・・・。　っつーことで、さんざん迷った挙句、とりあえずNPG時代のCDで私が入手していなかった『EXODUS』を発見して２０００円でゲット。しかし、他のも全部買うとなったら数万円コースだなあ・・・。どうするか・・・。　さて、その後、本屋さんで立ち読みをしながら時間を潰していると、ディーラーから電話がかかってきて。何かと思ったら、「タイヤがパンクしてました」というご連絡。　えーーー？　うそーーーー？　マジ？　よく聞いてみると、一本のタイヤに釘が刺さっていたとのこと。うわ、アブね！　このまま知らずに高速とか乗るところだった。しかし、それほど深くはないので、修理で何とかなるレベルだったらしい。　はーーー。タイヤ４本交換コース、こっちも数万円コースかと思った～。　ということで、不幸中の幸いというか。まあ、偶然ですけど、このタイミングで整備に出して良かった～。　で、その後はカルディであれこれ食材を買ったり、ビアード・パパでシュークリーム買ったりしながら時間を潰し、その後、クルマを受け取って帰宅した次第。オイル交換もしたし、気のせいか、いつも以上に走りが滑らか～！　ま、そんな一日であったことでした。

September 24, 2020

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教文館書店の栞

常盤新平さんの書いた『東京の小さな喫茶店・再訪』という本をパラパラと拾い読みしております。　この本、３年前に亡くなった父の本でね。というか、私が父に買ってあげた本なの。晩年、父は常盤新平が書くエッセイが好きになって、それを集めていたものだから、私が「こんなのもあったよ」と買ってあげたんですわ。　ところがその父が亡くなって、蔵書を整理することになった。で、大半は古本屋に売ってしまったのですが、この本は私が父に買ってあげたというのをハッキリ覚えていたので、売らずに取っておいて、名古屋の自宅に持ち帰っていたわけ。で、それを、ちらほら読んでいると。　この本、常盤さんご自身が愛され、通いつめた東京の喫茶店にまつわるエッセイをまとめたもので、いかにも常盤さん的な本であり、いかにも常盤さんファンの父が喜びそうな本。喫茶店の女将さんとの淡い交流とかね、そういうのが綴ってある。　常盤さんは出身が岩手の田舎で、早稲田の英文に入るので東京に出てきた人。そういう意味で、生まれながらの都会人ではない。まあ、失礼ながら、そのお顔を見ても、洗練された都会っ子の顔ではないですよね。だけど、そういう田舎者であるがゆえに、東京の文化への憧れがあり、またその憧れも、ちょっとひねくれた形を持つところがある。東京の最新の文化ではなく、東京の片隅に埋もれていく古い文化の方に惹かれる、というような感じというか。　で、私が思うに、おそらく、千葉の田舎から早稲田に入るために上京した私の父も、常盤さんと同じような思いがあったんじゃないかなと。　常盤さんとは違って、父は街に出る人ではなかった。だから、父には馴染みの喫茶店とか、そういうのがそこここにあったわけではありません。しかし、自分にはそういうことができないからこそ、常盤さんが馴染みの喫茶店を語るのを興味深く読んだのでしょうな。そしてそういうのに影響されて、晩年になってから銀座なんかに出かけて喫茶店でコーヒーを飲んでくる、なんてことを始めたのだろうと思います。どこそこの喫茶店に行ったら一杯１５００円も取られて参った、なんて話を父から何度か聞いたことがありますから。　で、そんなことを思いながらこの本を読んでいたら、はらりと栞が落ちてきた。見ると銀座・教文館書店の栞です。父は教文館書店が好きで、銀座に行く度に立ち寄っては何かしら本を買っていたので、そういう折にもらったものでしょう。それを、この本を読む時に使っていたんでしょうな。　でも、この栞が挟んであったということは、父が確かにこの本を読んでいた証拠でもある。私が買ってあげた本を、父はちゃんと読んでくれていたんですな。　それはちょっと嬉しいかも。　ということで、この栞は大切にこの本に挟んだまま、私もこの本をもう少し読み進めることにしましょうかね。これこれ！　↓【中古】東京の小さな喫茶店・再訪／常盤新平(著者) 【中古】afb

September 23, 2020

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一夜だけのチョンガー生活で、弁当の安さに驚く

昭和も遠くなった今、「チョンガー」って言って意味が通じるのかしら？　キムチの銘柄じゃないよ。「独身者、独り者」という意味。　いやね、実は昨晩、家内が高校時代からの友人の家に泊りがけで遊びに行ったので、私は久しぶりにチョンガー生活になったのよ。　まあ、名古屋に赴任してから結婚するまでの数年間、一人暮らしをしていましたから、別にどうということはないのですが、さすがに今となっては夕食を一人で作るのは面倒くさいなと。　ということで、夜の８時前くらいでしたかね、家から歩いて３分のところにあるドンキに、夕食となるお弁当を買いにいったわけ。こういう時、ウォーキング・ディスタンスにスーパーがあるって便利だよね！　で、調理済みのお弁当が置いてあるコーナーに行ってみたら、色々な種類がある。だけど、驚いたのは種類の多さではなく、その値段です。まあ、夜も８時に近かったから、そろそろ売り尽くしの準備に入っていたのでしょうな。それで、お弁当の大半が半額になっていたんです。　っていうかね、もともとの値段が恐ろしく安い上に、それが半額になっているので、もう馬鹿みたいな値段なのよ。　ということで、私は天丼を２４０円で、また翌日のお昼ご飯として、チキン南蛮弁当を１４９円でゲットしたのでした。２４０円も相当安いけど、１４９円って、もう値段じゃないね。　で、昨夜は天丼を、今日の昼はチキン南蛮弁当を食べたのですが、普通に旨かったよ。　ま、あれだね。こういうスーパーが近くにあると、人間、堕落するね。自分の食事を自分で作ろうなんて思わなくなるもんね。　というわけで、無事、チョンガー生活を乗り切ったワタクシ。でもやっぱり寂しいから、家内よ早く帰っておいで！

September 22, 2020

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オイゲン・ヘリゲル著『弓と禅』を読む

オイゲン・ヘリゲルというドイツ人の書いた『弓と禅』（1948）という本を読了しましたので、心覚えをつけておきましょう。　オイゲン・ヘリゲルというのは、1884年生まれ、新カント派の哲学者ですね。と言っても、「新カント派」ってのが何を意味するのか、私には分かりませんが。　でも、まあ、新カント派っていうくらいだから、カントの影響を受けているのでしょうが、ヘリゲル的に最も強い影響を受けたのは、13－14世紀のドイツの神秘主義者マイスター・エックハルトなんです。エックハルトって、宇宙は最初神しかいない無の状態だったんだけど、神はそれに満足されず、被造物を創造することによってようやく自分の存在を確認して和まれたっていうようなことを言い出した人。被造物たる人間はもともと神の一部であるっていう考え方の人で、だからエックハルトというのは自己啓発思想とも親和性の高い思想家ですな。　で、エックハルト命のヘリゲルだったんですけど、その一方で、頭では神秘主義の何たるかは理解できても、エックハルトが「離脱」という言葉で表したような、自我を離れて大いなる神と一体化するような三昧に、いつの日か自分自身入ることができるかどうか、自身が持てなかった。つまり、思想家としての自分に限界を感じて忸怩たる思いを抱いていたと。　で、そんな折も折、日本の東北帝国大学から哲学教授として来ないかと声をかけられるわけ。もちろんヘリゲルは喜び勇んでこの誘いに乗ります。というのは、当時ドイツに留学していた日本人の大峡秀栄から禅の存在を聞きつけ、自我を捨てる禅の思想とエックハルトの神秘思想は、案外近いものがあるんじゃないかとヘリゲルは思っていたから。だから、日本に行ったら是非禅の修行をして、どうしても突破できなかった自身のロゴスの壁を打ち破ろうとしたんですな。　ところが実際に日本に来て、禅の指導者を探し始めたら、みんなから「よせ、よせ」と止められた。日本人にだって難しい禅を、外国人のお前なんかに奥義を窮められるわけないじゃんと。そもそも禅は基本、不立文字なんだから、本で読んだ知識なんて役に立たないよ～と。　しかし、あまりヘリゲルが熱心なので、ある人が「だったら、剣道とか茶道とか『道』の付くものをやってみたらいいんじゃね？　どんな『道』でも、窮めれば禅に通じるんだから」とアドバイスしてくれた。で、そりゃいいってんで、ヘリゲルは「弓道」を習うことにしました。というのも、ヘリゲルはピストルの射撃を習っていたことがあり、的を狙うのは得意だという自負があったから。ちなみにこの時、ヘリゲルの（二番目の）奥さんのグスティも、弓道と墨絵と華道に入門しています。夫婦そろって、はなはだしい「道」マニアだったんですな。　で、ヘリゲル（と奥さんのグスティ）が入門した弓道の先生が、阿波研造だったと。阿波師はヘリゲルより４つ年上の1880年生まれの人。たまたまですが、この阿波さんという人は、弓道を極めた先には禅がある、弓道と禅と向かう先は同じ、弓禅一味、という考え方の人で、その意味で、ヘリゲルは、まさにつくべき人のもとに入門したことになったんですな。なにせヘリゲルは、「弓道は禅に近づくための『予備門』だ」と考えて、それを習おうと思っていたわけですから。　ちなみに、弓道と禅とはつまるところ同じ、弓禅一味、なんてことを唱えたのは阿波氏独自の考え方であって、別に昔から弓道と禅の間に関連があったわけではありません。むしろ弓術なんてのは、神道の方に親和性があったのであって。また第二次大戦後は、進駐軍の命令で、武道を思想と結びつけるのは禁止になり、武道もスポーツ化されてしまったこともあって、戦後になると阿波師の唱導した「弓禅一味」という考え方は廃れてしまった。ということで、弓道と禅が結びついていた時期というのは弓術／弓道の歴史の中でもほんの一時的なものであったわけですな。そのわずかな期間に、たまたまヘリゲルは、「弓禅一味」の言い出しっぺに習うことができたわけですから、彼にとっては非常にラッキーだった。　で、ラッキーではあったのですが、やっぱり西洋人が日本の武道を習うのは、色々難しいところがある。　西洋はロゴスの世界ですから、口で、言葉で説明してナンボなわけですよ。だから何かを習うとなったら、先生に期待するのは「どうやればいいかを口で説明してくれること」であって、当然のことながらヘリゲルも阿波師にそれを期待するわけね。ところが阿波氏の方では、他の日本人の門下生と同じように教えるわけですから、弓の引き方のコツとかをいちいち口で説明なんかしない。まず見本を示して、後はそれを真似しろと。それだけ。たまに「ここに力が入っているよ」とばかり、ポンと腕を叩くとか、そういうことはあるとしても、それだけ。弟子としては、とにかく、わけもわからず黙々と稽古するしかない。　で、そういう教え方だけど、それでいいかい？　と阿波師の方では最初に言ってあって、ヘリゲルもそれでいいと納得づくで師弟関係を結んだわけですけれども、やはり実際に稽古が始まると、ヘリゲルとしては物足らないわけですよ。なんでもっと丁寧に教えてくれないんだ、どうして口でコツを教えてくれないんだ、というね。しまいには「教えてくれないのは、弟子の上達を遅くすることで、自分の権威を保っているんだろう」なんてよこしまなことを考えたりして。　で、ヘリゲルはたまらなくなっていちいち阿波師に「どうすればいいのか、どうすれば上達するのか」の説明を乞うのですが、阿波師は「頭で考えるな、稽古しろ」と言うばかり。ブルース・リーみたいなものですよ、「Don't think. Feeeeel!」っていうね。　特にヘリゲルが苦労したのは、引いた弓をいつ離すか、ということでした。弓をギリギリと引き絞った状態、それを「満を持す」と言うそうですが、満を持した状態からいつ弓から指を離して矢を放てばいいのか、それが分からない。阿波師は「おのずと指は離れるから、それを満を持して待て」と言うだけ。稽古してりゃあ、いつかおのずと分かるよと。しかしヘリゲルは「ひとりでに指が離れる」という感覚がどうしても分からないので、自分のタイミングで離したり、あるいは弓を引き絞る力が尽きた時に離したりしてしまう。ここでヘリゲルは稽古の壁にぶつかるわけ。しかもヘリゲルはいずれドイツに帰るわけで、日本にいるうちにある程度上達しておかなければ、という焦りもある。　で、ヘリゲルは考えた。阿波師は「おのずと離れる」とか言っているけど、何かコツを隠しているんだろうと。そこで西洋的論理思考で考えて、こういう風に指を離せば、外見上、「おのずと離れた」ように見えるんじゃないかと、そういうコツを自ら編み出すんですな。で、実際にその方法でやってみると確かに上手くいく。よしっ！コレだ！　というわけで、何食わぬ顔で阿波師の前でその方法を試してみた。そして実際に、矢も上手く飛んだと。　するとそれを見ていた阿波師は、「もう一度やってみてくれ」と言う。で、ヘリゲルがもう一度やると、阿波師はつかつかと近づいてきてヘリゲルから弓を取り上げ、もう、ヘリゲルがそこにいないかのような素振りで彼を無視したんですと。つまり、破門です。ヘリゲルが姑息にも阿波師を騙そうとしたことを、阿波師は見逃さなかったんですな。そういうつもりで弓を習おうというのなら、ここに来る必要はないと。　で、ビックリしたヘリゲルは、自分がいかに真剣に上達を望んだか、そしてその思いが強いゆえに、つい、早まったことをしてしまった、ということを詫び、破門を取り消してもらうことになる。　しかし、やはりヘリゲルには言葉で教えない日本の武道の教え方に不満が残るんですな。　ヘリゲルが矢を的に当てようとしてもなかなか当たらない。で、どうやって的を狙えばいいかを阿波師に尋ねるのですが、阿波師は逆に「狙うな」と。狙うから外れるんだと。そしてヘリゲルの前で実際に、ろくに的も見ずに発射すると、矢は見事に的のど真ん中に当たる。　そこで不満が爆発したヘリゲルは、「先生はいつもここで練習しているから、的を見なくても的がどこにあるかわかるんでしょう」と言ってしまう。　それを聞いた阿波師は、では夜になったら道場に来いとヘリゲルに告げるんですな。　で夜になってヘリゲルが道場に行くと、もう真っ暗。30メートル先の的なんか見えやしない。で、そこで阿波師はその真っ暗な状態で二本の矢を射る。そして、ヘリゲルに「的を見てこい」と言うわけ。ヘリゲルが的のところまで行ってみると、最初に射た矢は的のど真ん中に刺さり、二番目に射た矢は、最初の矢に刺さって、それを引き裂いていた。　阿波師は、最初の矢が的の真ん中に刺さったのは、ひょっとしたらお前の言うように、的のある場所を熟知していたからかもしれない。しかし、二番目の矢を最初の矢に射すのはどうか。これが狙ってできるものか。それを考えろと。　　ヘリゲルにとっては、この教えは相当に堪えたようです。　とまあ、そういう師弟のぶつかり合いのようなこともあって、しかし、次第にヘリゲルも日本での武道の習い方というのはこういうものなのだ、ということを頭ではなく身体で覚えていくんですな。そして、例えば「腕の力で弓を引くのではなく、丹田から力を借りる」とか、的に当てるなんてことを考えるのではなく、的と自分が一体となれば、的の方から自分に近づいてくる、とか、そうなるともう的を射るのは表向き、本当は自分で自分を射ているのだ、とか、そういう理屈ではない理屈を理解するところまで、一応は進むんですな。かくして都合５年弱ほどの期間、ヘリゲルは阿波師の下で弓の修行をし、阿波師にその実力の向上を認められ、弓道５段の位を得て1929年にドイツに帰ることになると。　で、ドイツに帰ってからもヘリゲルは弓の稽古を続けます。そして1936年には日本での弓道体験について講演をする機会を得、それが好評だったことから、彼はこのテーマで本を書こうと決意する。　ま、そこにはヘリゲルの哲学者としての立ち位置も関係していて、ヘリゲルが日本に行こうとしていた頃ですら新カント派は学会の主流ではなくなっていたんですな。で、６年間ほど日本に滞在してドイツに戻って見たら新カント派なんて既にお笑い草、現象学とか実存主義とか、そっち系が流行していた。しかも自分より５つ年下のハイデガーが、同じく新カント派から出発しながらも独自の哲学体系を築いていた。ハイデガーを生涯ライバル視していたヘリゲルとしては、自分も何か新機軸を出さないと、という焦りがあったわけですよ。で、ハイデガーにない自分の強みは何かと考えたら、それは日本で弓の達人の下で実際に修行し、言葉に頼らない以心伝心の神秘体験ーー要は禅体験――をした、ということしかない。だったら、その体験を本に書くしかハイデガーに対抗する手段なんかないじゃん、と思ったのでしょうな。禅はある意味、実存主義ですから。　しかし、その間、第２次世界大戦があったりして、『弓と禅』という本が完成したのはようやく戦後の1948年になってから。で、ヘリゲルはさらにそこから進んで、今度は禅そのものについての本を書く意図があったようですが、それは未完成のまま1955年に没します。　とまあ、そんな感じでヘリゲルが書きあげた『弓と禅』は、阿波師という卓越した達人に弓を習うという、当時の西洋人としてはなかなかに得難い体験をした哲学者の体験記であるわけですが、興味深い日本文化の一端を垣間見せてくれるものとして、また「弓」という神秘的な武術のこともさることながら、それを通じて「禅」という、さらに神秘的な領域まで踏み込んだ一種の東洋思想書として、ヨーロッパ諸国で非常な評判を呼びました。しかもその後、1970年代になって、ヨーロッパに「禅」ブームが生じると、ヘリゲルの『弓と禅』を模倣して『〇〇と禅』と題する（しかしヘリゲルのものほど本格的ではない）類書が続々と出たのだとか。　さて、私がこの本を読んだのは、スポーツと自己啓発思想の組み合わせ、というところに興味があったからでありまして、カウンター・カルチャーを経た1970年代のアメリカでは、勝ち負けを決めるスポーツに嫌気がさす人が大勢出て、勝ち負けのないスポーツ（例えばジョギングとか合気道とかヨガとか）への関心が高まるんですな。で、その流れで、スポーツを精神的修養として考える、ということも出てくる。つまりスポーツを突き詰めれば精神的にも高まるので、勝ち負けではなく、そういう精神性をスポーツに求めるべきじゃないか的な考え方が出てくるわけ。　で、スポーツが精神性を高めるための具であるとなった時に、オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』の存在が浮き上がってくる。私が思うに、1970年代に入って『弓と禅』の類書が沢山出てきたというのは、要するに、そうしたことの証左なのではないかと。　ま、そんな風に思っているわけ。　ということで、私としてはその伝説の名著『弓と禅』を実際に読んで、非常に面白かったです。またそういう研究上のことに加え、私自身も日本の古武道を習っていますから、そういう意味でもね、ヘリゲルがぶつかった壁というのがよく分かるのよ。そういう点でもとても共感できました。だから、この本、教授のおすすめ！と言っておきましょうかね。これこれ！　↓新訳弓と禅付・「武士道的な弓道」講演録ビギナーズ　日本の思想（角川ソフィア文庫） [ オイゲン・ヘリゲル ]

September 21, 2020

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カラサキ・アユミさんの古本ブログでしみじみ

古本好きの間では有名な「古ツアさん」こと、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の毎日更新されるブログを読んでいたら、９月１８日の項目で、「カラサキ・アユミ」さんという方への言及がありまして。私には未知の人ですが、どうやら珍しい女性の古本ライターらしい。　で、ちょっと興味が出て調べたところ、カラサキさんの書かれているネット上のブログが見つかったんですわ。これこれ！　↓カラサキ・アユミ　古本奇譚　で、これをチラッと読み始めたら、あーた、これがまた実に楽しい！　何というか、しみじみとした古本とのお付き合いのほどが綴られていて、読後感が非常によろしい。カラサキさんの経歴を見ると１９８８年生まれのまだ若い方のようですが、それにしても古本との付き合いは少女時代からのようですから、この分野では立派な古強者。今まで存じ上げなかったとは、私としたことが。　で、そのカラサキさんの古本ブログですが、基本はどんな古本をゲットしたかを語るものではないんですな。「what」を語るのではなく、その本をどうやってゲットしたか、すなわち「how」を語るものなわけ。でまたその how の部分がとびきり面白いので、ついつい引き込まれて読んでしまう。特にそれぞれにユニークな古本屋店主の思い出が実に面白くまた切ない。　さらに調べると、カラサキさんはこのブログだけでなく、既に古本系の本を出版されているようで、これはもう買って読むしかないなと。これこれ！　↓古本乙女の日々是口実 [ カラサキ・アユミ ]　　というわけで、また一人、古本ライターの巨新星を見つけ、今後の発展が楽しみになってきたワタクシなのでありました。

September 20, 2020

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今年も中津川「栗きんとんツアー」を堪能！

いよいよ栗の季節到来！　ということで昨日は栗の名産地で、美味しい栗きんとんの里でもある中津川にドライブしてきました。　自宅から中津川まではクルマで一時間ちょい。まずはお昼を食べようということになり、前々から気になっていた「tocoro burger」へ。駅前にあるグルメバーガーのお店です。　若いご夫婦で経営していると思しきトコロ・バーガーさんで食べたのは、私がバーベキュー・バーガー、家内はプルドポーク・バーガーだったのですが、どちらも実に旨かった！　オーナーシェフご夫妻も感じがよく、いい気分でランチをすることが出来ました。　で、お腹がいっぱいになったところで、駅前にある「にぎわい特産館」へ。ここは中津川周辺にある数多くの栗きんとんの名店の商品を一か所で買えるところでありまして、毎年、ここで栗きんとんを買うのが楽しみなんですよね～。あと、地元でないと買えない「栗粉もち」もバッチリ買いました。　で、さらに駅前の由緒ありげなお酒屋さんで、地酒もゲット。今の季節は秋のお酒である「ひやおろし」が揃っていたので、酒屋さんのおかみさんのアドバイスでその中でも人気があるという一品をゲット。　そしてお土産を大量に仕込んだ後、こんどは１９号線沿いの栗きんとんの名店「すや」に向かいます。ここはお店のとなりの東屋で、「栗白玉」というのを提供しているのですが、これは栗だけで作った冷たいお汁粉みたいなもので、９月しか提供されないんですわ。これがまた旨くてね！　ほんと、これを飲むと寿命が３日くらい伸びるような気がします。　で、今年もこの栗汁粉を堪能し、寿命を延ばして、中津川ツアー終了。しかしまだ直帰するのは早いので、中央道の恵那インターで一旦降り、一般道を１２キロほど走ったところにある「庭文庫」に向かいます。　ここ、木曽川を見下ろす高台にある古民家の古本屋さんなんですが、なんか田舎の実家に戻ったような錯覚を味わえるところでね。でまた置いてある古本もかなり厳選されたものばかり。私が持っている本も沢山置いてあるので、なんだか自分の書斎のようでもあります。今回は１冊しか買いませんでしたが、その他にもう一冊、仕事に関わりそうな本を見つけたので、これは後で研究費で買おうかなと。　そして、古本探索も堪能したところで恵那も後にし、土岐でアウトレットによって、普通に買い物を楽しんで、さらにそこで夕食（久しぶりに若鯱屋で食べちゃった！）も済ませ、ようやく帰路に就いた次第。　このところずっと家に居て、たまに外に出るのも大学だけ、という生活が続いていたので、近場とはいえ久しぶりに家内とドライブを楽しむことができ、大いにストレス発散になりました。栗きんとんもたっぷり買ったしね。気分転換が出来たところで、４連休、しっかり勉強したいと思います。

September 19, 2020

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夢で論文を書く

今日は明け方になって、ちょっと面白い夢を見ました。　　私の部屋に、小学校時代からの親友のTが遊びに来たという設定の夢だったのですが、私の書棚をずっと見ていたTが、「この本はどうしてここにあるの？」と私に尋ねるんです。　で、確かにそれは、自己啓発本だらけの書棚の中ではちょっと異質の本だったのですが、もちろん、私にはちゃんと理由があるわけ。　で、Tに向かって、「ああ、それはね、その本のこういう側面が、僕には自己啓発思想に見えるからだよ」と説明し、そこからさらにあれこれと説明したんですけど、一通り説明し終わったところで夢から覚めた。　で、夢の中で私がTにした説明は、私がこれから書くべきテーマになっていた・・・というか、夢を見たおかげで、次はそれを書けばいいのだ、ということが分かったんです。　だから、慌てて枕元にあったスマホのメモにそのあたりの要点を記したんですけど、とにかく、それでもう論文一本分のアイディアが全部出てしまったわけ。この本とこの本とこの本とこの本とこの本のことについて書けばいいんだ、というところまで全部、見えてしまったので。　まあ、夢というのは、昼間蓄積した雑駁な知識を一つのストーリーにまとめるための作業を、脳がしていることの証だ、なんてことを言う人がいますけれども、確かにそうなのかもね。　とにかく、この夢を見たおかげで、私自身、思ってもいなかったアイディアを得ることが出来て、まったくラッキーでした。　こういうこともあるんですなあ・・・。

September 18, 2020

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フォルクスワーゲン・トゥーランの乗り心地

今日、道場の帰りに柔術仲間のOさんに誘われて、フォルクスワーゲンのトゥーランというクルマに試乗してしまいました。　Oさんは普段、同じフォルクスワーゲンのティグアンというSUVに乗っているのですが、今整備中ということでディーラーから代車でトゥーランを受け取ったというのですな。　で、問題はそのトゥーランなんですけど、たまたまその車がディーゼル車だったと。　で、Oさん曰く、ディーゼルのゴロゴロしたエンジンがどうも気に入らないと。　ん？　そうなの？　最近のディーゼルエンジンは、昔と違ってゴロゴロ、ガラガラしないと言われているのに？？　で、私がそう言うと、「じゃあ、実際に乗って見てくださいよ」と甘言を弄されたので、思わず、「で、ではひとつ・・・」とお言葉に甘えてしまった次第。　で、ハンドルを握らせてもらったのですが、これがね、なかなかよろしい。私には十分静かだし、十分滑らか。確かにガソリン車と比べてしまったら、エンジンの回転がウルトラ・スムーズとまではいかず、多少は粒だった感じはしますが、私の感覚だと「ゴロゴロ」というほどではないかな。かすかに「コロコロコロコロ」くらい。　で、そういう感想を述べると、Oさん、「いやいやいやいや、ほら、今！　低速から踏んでいく時にゴロゴロするじゃないですかぁ！」と。うーん、そうすか？　そうかなあ。私にはこれで十分、快適なんだけど・・・。　あれだね、やっぱり、普段乗っているのが最新のティグアンのガソリン車だから、どうしてもそれと比べちゃうんでしょうな。　でも、Oさんに試乗させてもらったおかげで、私だったらディーゼル車でも大丈夫だ、というのが分かりました。いや、実は次にもし外車を買うのだったら、ディーゼル車にしようと思っているのでね。　しかし、トゥーランのディーゼル車、結構よかったですよ。決して小さいクルマではないのに、実に軽々と走る。　ただ、私にはちょっと大きすぎるかな・・・。名古屋の自宅だけだったら大きくてもいいのだけど、実家の車庫入れに苦労しそうだ。まあ、私がフォルクスワーゲンで買うとしたら、やっぱりゴルフかな。ゴルフのディーゼル。　ま、そんな夢をつい見てしまったというね。Oさん、ありがとうございました！

September 17, 2020

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20年後の戦略を練る？

今日、会議があったので大学に行ったのですが、その会議の場でかなり面白い噂を耳にしまして。　なんと、うちの大学、「西暦２０４０年の本学の在り方を考える」ための戦略的委員会を組織し、この秋から稼働することになったのですと。　２０４０年・・・今から２０年後ですよ？！　まあ、薄々感じてはいたんだけど・・・うちの大学の執行部って○○なの？？　よござんすか、よござんすか。今から１０年前、私は当時所属していた科が文科省のご意向でお取り潰しになるなんて想像もしておりませんでした。　ついでに言うと、去年の今頃は、まさか半年後にコロナ騒ぎが起こって大学がえらいことになるなんてこと、想像もしておりませんでした。　つまり、半年後、１０年後に大学がどういう状態になるかなんて、全然分からないわけですよ。文字通り一寸先は闇なのであって。１０年後に、そもそもうちの大学が存在しているかどうかすら分からないのに。　それをですよ！　今から２０年後にうちの大学がどうあるべきか、戦略的に考えるって、アホじゃない？？！！　委員会は、若手の（つまり２０年後にもうちの大学に在籍しているであろう）研究者を中心に組織されているそうですが、彼らも可哀想だ・・・。こんなバカげたことに時間を使わされて・・・。　そういう若手の先生方は、２０年後にうちの大学をどうするかを考えるより、仮にうちの大学が消滅しても、どこかほかの大学で教職についていられるよう、自分自身の業績を必死で上げた方がいいんじゃない？　　ワタクシなんぞは、私が定年を迎えるまで、うちの大学がどんな形であれ存続していてくれればと、それだけを望むばかり。２０年後のことなんて、知らんわ！

September 16, 2020

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さて、次の首相は誰？

菅さんが首相になって、２Fが幹事長続行？　その他の重要ポストもすべて報償人事となると、もう、どうしようもないな・・・。　菅さん自身も、別に政治家としてどうしてもやりたいことがある、というのでもないのでしょう？　とりあえず今はコロナが大変だから、それをやる。それからコロナがらみで経済が大変だから、それをやる。それ以外のことは、今は考えられないし、今まで考えたこともないってところでしょうな。結局、調整役であって、リーダーという柄じゃない。　それにしても、これほどパッとしない政権交代って、今までにもなかったんじゃない？　まあ、だから、やっぱり今回は病に斃れた安倍さんのピンチヒッター、次の総裁選までの単なる中継ぎってことで、我々国民としては、菅さんの次の首相は誰？　というところに期待をするしかない。　で、誰なんだろうね？　まあ、今回のパッとしない交代劇を見せつけられたら、次も菅、ということはないでしょう。さすがに、それはないよ。　次は石破か、河野か。その辺じゃない？　岸田、ではないな。　まあ、せめてそのあたりに期待しないと、やってられませんよ。　ま、今回惨敗の石破さんには、倍返しをおねしゃすって感じかな。

September 15, 2020

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やっと見つけた坐禅（瞑想）のタイミング

自己啓発本の研究をしているとどの本にも異口同音に瞑想の効能が書いてある。つまり、１日５分でもいいから瞑想しなさい、したらいいことがいっぱい起こりますよ、と。　で、最近、アメリカに坐禅を伝えた鈴木俊隆師の本を読んだところ、この場合、もちろん瞑想ではなく坐禅ですが、やっぱりそこには「坐禅以外に、何の修行があるものか」「息をするように坐禅をしろ」と書いてある。　ようするに、瞑想・坐禅はした者勝ちだよと。　で、私もよっぽど瞑想したいと思っているんですけど、今まで、どうもそのタイミングがつかめなくてですね。　たとえば書斎で瞑想するにしても、私が瞑想しているところに、家内が入ってくることだってあるでしょう？　「おやつ、何食べるー？」とか「ごはんできたよー！」とか、「ねえ、これ見てーー」とか。　で、いくら家内とはいえ、自分が瞑想しているところ、見られたくなくない？　恥ずかしくない？　　だもので、瞑想したいんだけど、なかなか恥ずかしくて、出来なかったわけ。　だけど、ふと思いついたんです。家内が風呂に入っている時に瞑想すればいいんだ、と。　で、昨夜、それを実行してみたのだけど、少なくともある程度の時間は絶対に人に見られることなく瞑想できると分かっているので、結構落ち着いて１０分ほど瞑想することができました。　なるほど！　これなら行ける！　っつーことで、ワタクシの瞑想・坐禅タイム確保！　　これで、ますます私の前途は洋々・・・になる予定でございます。

September 14, 2020

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語学ソフトか、はたまた先生の教えか

最近、家内がイタリア語の勉強をしているのですが、ネット上に語学学習ソフトがあるそうで、楽しそうにそのソフトをやっております。　　で、話を聞くと、そのソフトというのが非常によくできたソフトらしく、基礎から順を追ってうまいことを教えていって、一つの項目を充分に理解すると次のステップに上がれるんですと。しかも、次のステップのことについては、前もってちょっとだけ学習できるようになっているのだそうで、常に学習者に飽きさせない工夫があると。　いや～、もうアレじゃん。下手な先生が教えるよりよっぽど効率的じゃん！　もうこの際、大学の教養課程の語学なんて、こういうよくできたソフトを指定するだけで良くない？　　・・・とまあ、そんなことを思っていたんですが、やはり最近、語学の授業に関する別な系統の話を聞きまして。　それは同僚のN先生から聞いた話なんですが、N先生は今はポルトガル語を教えていますが、大学時代には中国語を専攻していた。　で、なぜ中国語かというと、大学で中国語を習ったその先生がとても素敵だったから、というのですな。　その先生は美人の女性の先生だったそうですが、教え方も秀逸で、教科書を使って文法をずんずん教えていくという方法をとらなかったんですと。　そうではなくて、最初の数か月ほど、中国語の四声を徹底的に学生に叩き込んだ、というのですな。つまり、中国語の基本である独特の発音を徹底して教えたと。だからN先生は、今でもその美貌の先生の、美しい中国語の四声の発音を思い出す、と言っておりました。で、その先生のおかげで、中国語の発音に関しては相当な自信が持てるようになったそうで。　しかもその先生は、褒め上手だったんですって。やたらに受講生を褒める。「すばらしいですねー。きれいな発音ができていますねーー」と、とにかく褒めまくるんですって。　で、その美しい先生に、褒めまくられながら、四声を叩きこまれたことで、N先生は中国語をマスターすることができたと。　ふーむ！　なるほどね～。やっぱりいい先生に習うってのも、いいものなんですなあ・・・。　ということで、語学を習うならソフトがいいのか、いい先生がいいのか。もちろんいい先生が身近にいればそれに越したことはないのでしょうけれども。　しかし、今更いい先生を求めて東奔西走することもできないし、もう少し暇になったら、ワタクシも家内を見習い、出来のいいソフトで錆びついたフランス語のブラッシュアップでもしようかな。ボケ防止にもなるっていうし。

September 13, 2020

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不思議なドンキの世界

我が家から歩いて３分のところにピアゴというスーパーがあるのですが、最近、ここがドンキとコラボして、実質ドンキになったんですな。　で、最初は多少不安なところがあって、どうなるんだろうと思っていたんですが、実際にドンキが稼働し始めると、確かにモノによっては相当安いし、品ぞろえもピアゴ時代と比べてはるかに多くなった。そういう意味では、ピアゴがドンキになったのは、よかった、ということなのかな？　しかし、ドンキというのは、やはりどこかおかしいなと。　特にそう思うのは精肉コーナーなんですが、例えば町のスーパーの精肉コーナーにですよ、豚の頭がどーんと置いてあったりする。　うーん、これ、売り物だとしても、一体だれが買うの？と。　ま、多分、こういうのがドンキ的ユーモアというものなのかしら？　ま、まだドンキ慣れしてないので、よく分からないのですけれども。　で、しばらくしてこの豚の頭は消えた（誰かが買った？）んですけど、ああ、消えたなと思いながら精肉コーナーを眺めていると、今度はウサギの肉が置いてあったりする。　ふうむ！　今度はウサギか！　まあ、聞くところによると、食べれば鶏肉みたいな味だとか言いますけどねえ。だからウサギは一羽二羽と数えるのだとか。　しかし、まあ、ドンキ的ユーモアにまだ慣れないので、さすがに買って食べてみようとまでは思わずスルーしていたのですけれど、そうしたら今度は、ウサギ肉の代わりに何が置いてあったと思います？　なんと、ニシキヘビですよ。皮をはがれてグルグル巻きになったニシキヘビの肉がドーンと。　なるほど、今度はそう来るわけね。　しかし、ニシキヘビの肉って、どうやって食べるのかね？　巻いてあるのを少しずつほどくようにしながら適当な大きさに切って焼くのかな？　　豚の頭、ウサギ、ニシキヘビと来て、さて、次はどういう手で来るか。ワニとか、ダチョウとか、亀とか、そのあたりですかね・・・。　ということで、ドンキ精肉コーナーを行くたびに眺めつつ、ドンキ的ユーモアに慣れるまでには、もうちょい時間がかかるなと思っているワタクシなのであります。

September 12, 2020

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またしても深見東州先生のおかげか？！　有名出版社からオファーが！！

前にも書きましたが、今年の５月末頃だったか、深見東州先生の『宇宙からの強運』という本を読んで、星に願いを託すと、その願いは叶うのだと知りまして。　そこでワタクシ、北極星の青玄宮にまします至聖先天老祖様と、あと木星の願立て神社黄金宮にまします黄金姫さまにお願いしていたんですわ。今絶版になっている拙著が有名出版社から再刊（文庫化）されますように、って。　そしたら、どうなったと思います？　まさに、願いが叶いました。　そうなの！　今日、超有名出版社から、ホントにその本の再刊の打診があったんだよね！　すごくない？　っていうか、やばくない？　マジ、びっくりするわ。　まあ、でも、嬉しいわ～。名誉なことで。深見先生、北極星と木星にある神社の情報、ありがとう～！　ということで、今日は朝から気合入りまくりだよ。　よーし、気合入れて、今度は、至聖先天老祖様と黄金姫様に、一体何をお祈りしようかな！！　（そっちか！）【中古】宇宙からの強運 / 東州土偶

September 11, 2020

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肩甲骨が答えか？

今日は道場の日でありまして、仕事帰りに一汗・・・ではなく、大汗をかいて参りました。　ところで、八光流の技って、腕ではなく肩から動かす、的な動きが多いのですが、私にはどうもそれが苦手でありまして。　で、思うのだけれど、結局、肩甲骨にゆとりがないというか、肩甲骨を自分の意志で動かすことができないからではないかなと。　動かすことが出来ないわけじゃないけど、可動域がすごく狭い。そこがもっと大きくなると、技の効果も大きくなるんじゃないか・・・。　と思い、ネットを見ると、やっぱりあるんですな、肩甲骨を動かすエクササイズというのが。結局、柔術だけではなく、色々なスポーツで、肩甲骨が大きく動くとメリットがあるということなのでしょう。　っつーことで、私も決意しました。これからしばらく、自宅で肩甲骨を動かす練習をしようと。それが回りまわって柔術の技に反映される時が来ることを期して。　ま、なんでもそうだけど、ただ悩んでいるより、解決へ向けてとにかく何か行動に移す方がいいですよね。それが本当に役に立つかどうかは分からないけど、動かないよりは動いた方がいいに決まっているわけだし。　ということで、今日から頑張ります。

September 10, 2020

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特別教授の恩恵

今日、ちょいと会議に出なくてはならず、大学に出向いたのですが、大学に出ると同僚たちと話をすることもある。　それで、来週は教授会だよな、議題は何だっけ？　時間かかるのかな？　なんて話をしていて、ふと先輩同僚のアニキことK先生にその話を振ると、「まあ、僕は関係ないんだけどね」と。　ん？　関係ないって、どういうこと？　・・・あ、そうか！　K先生は今年から「特別教授」だから教授会に出なくていいのか！！　説明しよう。「特別教授」とは、６３歳で定年を迎えた後、希望者は２年間、在職期間を延ばすことができ、その間は「特別教授」という地位に就くのだ！　特別教授は、教授ではないので、教授会に出る必要もないし、委員会の委員に選ばれることもない。入試業務なども携わらなくていい。ただし、給料は教授時代の４割減になるのであーる！　それ、つい忘れちゃうんだよなあ。そりゃ四半世紀以上も同僚やっているわけですからね。今まで通り、大学関係のことはついK先生に相談してしまうのですが、もはやK先生は彼岸の人だったんだ。　で、そのことにあらためて気づいたついでに、「特別教授」になってどういう気分か、ということを先生に尋ねてみたのですが、K先生曰く、まあ、いいよと。　つまり、雑務が免除され、授業と研究だけやっていればいいのだから、気が楽だと。それに、給料だって６割もらえれば御の字で、年金もらうまでの橋渡しにはちょうどいいと。　ふうむ！　なるほどね！　そういう感じかあ。　私も定年が来たら、さっさと大学辞めようと思っていたのですけど、そんなに楽なら、２年くらい特別教授やってもいいかな・・・。　ま、そのあたりのことは、今後、特別教授となったK教授の「幸せの度合い」を傍目で見ながら、検討していこうと思います。

September 10, 2020

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易しいことから一歩ずつ

ここ数日、後期から始まる遠隔授業の準備ばかりしておりました。　いや～、ホントは論文書かないといかんのですけど、なかなか進まないもんで。あんまり前に進まないと、なんだか時間を無駄にしているような気がしてくるので、しばらく別なことをしようかなと。　で、どうせ後期の遠隔授業の準備はいずれしなくちゃいけないので、ならばそれから先に手を付けてしまおうと。　何しろ、授業の準備はある意味、ルーティーン作業というか、普段なら口頭でしゃべっていることを、パワポに直すだけですからね。時間さえかければ、かけた時間分、進んでいくわけですよ。畑仕事と同じで。で、やればやった分だけ片付くので、まあ、気分はよろしい。　っつーことで、大分捗っちゃった。三日でトータルの４０％くらい終わったんじゃね？　ってことは、後5日くらいかけたら、全部終わるんじゃね？　そしたら、後期、すっごく楽になるんじゃね？　そしたら、楽になった分、そこで論文を書けばいいと。　ということで、難航する論文書きは後回しにして、今は易しいことをじゃんじゃん進めておるのでございます。

September 8, 2020

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図書館からの「お断り」

うちの大学の事務から連絡があって、神奈川県にある某国立大学から私に何か連絡があると。　で、何かと思ったら、「あなたが毎年送付してくれる紀要ですが、今後、もう送ってこなくていいです」というお断りの連絡でした。　はーーん。あっそー。そーですかそーですか。　分かりましたよ！　もう２度と送るかっ！　まあね、向こうの事情も分からなくはないですよ。どこの大学図書館も蔵書が増えすぎて一杯一杯。寄贈図書・雑誌を登録するのだって人手がいるし、もう、大概の紀要はネット上で見られる時代なんだから、紙媒体の実物を送ってこなくてよござんす、っていうことなんでしょ。　でも、一生懸命論文書いて、編集して、版下作って、印刷所と交渉して、完成した紀要を袋詰めして、日本中の大学に送るまでを一手に引き受けているワタクシからすると、手塩にかけたものを「いらないよ、こんなもん」と突き返されたような気がして、いい気分ではないよね。いらないなら、向こうで勝手に捨ててくれればいいのにとも思う。　ま、送るのも骨だし、郵送代がいらなくなるでしょ、っていうことで、向こうとしては善意なんだろうけどね。　しかし、この調子だと、どこの大学でも紙の紀要が無くなっちゃうんじゃないかと思うのだけど、いいのかね、それで？　私は紙に印刷された文字を読みたいけどね。　今年に入って、トマス・アクィナスの『神学大全』とか、『ハイデッガー全集』の出版で有名な創文社が潰れて、それがあまりにももったいないということで、同社の文化的遺産たる出版物を、東大出版会などが引き継いだそうですけど、こういうのもそのうち、「ネットで読めれば、どの出版社もつぶれて良き」ということになるのかな。　「もう紀要は送ってこなくていいです」っていう連絡をする図書館員の方は、本来、本の守り手であるべき自分が、それにもかかわらず、今、紙媒体の絶滅に加担しているんだっていう意識を、少なくともちょっとは持ってもらいたいもんですなあ・・・。

September 7, 2020

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スタジオ・ミュージシャンの実力

YouTube であれこれ音楽を聴いていたら、こんなものを見つけました。なかなか面白いので是非、ご覧あれ！これこれ！　↓オーストラリアのスタジオ・ミュージシャン集団、HSCC　　「HSCC」というグループのことはまったく知りませんでしたが、どうやら南オーストラリアに拠点を置くスタジオ・ミュージシャンたちのグループのようで、とにかく有名アーティストの有名曲を、なんでもカバーしてしまうという。で、そのカバーぶりがすごくて、それぞれしっかり聴かせるんですわ。でまた、メンバーも、カバーする曲によって入れ替えるのか、常にこの人がボーカル、という風には決まっていないらしいところも面白い。　オリジナルを固定メンバーで、という普通の考え方とはまったく逆の発想ですが、こういうグループの在り方ってのも、割り切っていていいですな。しかも、カバーとはいえ、これだけのクオリティで聴かせるというのですから、アチラの芸能界も層が厚い！　というわけで、私にとっては懐メロに相当する名曲を、HSCCのカバーで聴きながら論文を書くという、そういう楽しみ方をしている昨今のワタクシなのであります。

September 6, 2020

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東郷町に黒船「ららぽーと」到来！

我が家からクルマで２０分圏内にはショッピング・モールが色々ありまして、長久手アピタ、長久手イオン、三好イオン、ヒルズウォーク徳重、赤池プライムツリー（イトーヨーカドー系）が既に存在し、これにプラスしてイケアもあるのですが、これに加えて９月１４日に、大型ショッピングモール「ららぽーと」が完成すると。　こんなにシッピングモールばっかり作ってどうすんだ、と思うけれども、ま、ちょっと楽しみではありますね。　で、今回のららぽーとで楽しみなのは、バナリパとH&MとL.L.Bean が入っていること。あと、昨今話題のワークマン・プラスもある。この辺、ちょっと従来のショッピング・モールと違うところかな。ユニクロとGUと無印が入っています、と言われるより、気分上がるでしょ？　それから食品系では「Flo」が入っていること。ここのプリンタルト、結構、好きなもので・・・。それから、「パンダ・エクスプレス」が入っているじゃないか！　ロスでは、時々ここで食べたものですわ。あと、倉式珈琲もある。ここのサンドイッチも結構旨い。　それにロフトも入っているのか・・・。　ということで、ららぽーと東郷店の概要が明らかになってくるにつれ、段々楽しみになってきた！　なんだかんだ言って、ワタクシ、買い物が好きなんですな。　ちなみに、来年春には、これまたクルマで２０分圏内にコストコ守山店がオープンする予定。　買い物の観点から言うと、我が家は天国に近い環境ですが、お財布の観点から言うと、相当やばい。今から気を引き締めると同時に、財布のひもも引き締めておかないとね！

September 5, 2020

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タイ料理、からのタイ焼き（天然モノ）

今日は何となくエスニック料理が食べたいと思い、お昼、三好インター近くにあるタイ料理の店「ペッポイ」というお店に行ってきました。　ここはタイ人の料理人が作っていて、もちろんウェイトレスさんもタイ人ということで、本場の味が期待できるかなと思って初めて行ったのですが、今日、家内と私が食べたのはランチ・コースのCという奴。最初にナンプラーの効いたサラダが出て、次にエビの春巻きとトム・ヤムクンが出て、メインの「鶏とカシューナッツの炒め物」とライスが出て、最後にアイスクリームのデザート付きで1180円というお手頃価格。今まで食べたタイ料理のベストとは言いませんが、もう一回、今度は単品料理をいくつかとって見てもいいかなと思うようなおいしさでした。ご馳走様でした。　で、せっかくここまで来てそのまま帰るのもアレなので、ちょっとイケアに行こうかなと。　で、国道155を通ってグリーンロードの方に抜けたのですが、その途中、国道沿いに「日本一たい焼き」という看板を見つけまして。　　で、入って見ると、まあ、次から次へと客が来る。大型トラックがガンガン通るような国道沿いで、しかも周辺には何もないところなのに、このロケーションでタイ焼き屋やって儲かるのかと思いきや、これだけ客が入れば御の字でしょう。トラックの運ちゃんが、8個くらいまとめ買いしてましたしね。　ちなみに、このお店のキャッチフレーズが面白くて、曰く「鯛焼きには天然モノと養殖モノがある」と。　ふーむ！　タイ焼きにも天然と養殖の区別があったのか！　で、我々もその天然モノのタイ焼きを買ってその場で食べてみた。すると・・・　うまーーーーーい！！　さすが天然モノ！　確かに「日本一たい焼き」と名乗るだけのことはある。尻尾までぎっしり入ったアンコは甘すぎず、くどくない。一方、アンコを包むガワは表面カリサク、噛めばモッチリ。トータルで非常においしいタイ焼きでした。お土産に季節限定の「安納芋タイ焼き」も買ったので、明日のおやつが楽しみ！　というわけで、今日はタイ料理を食べ、からのタイ焼きを食べ、さらにイケアまで行って一日遊ぶようなことになってしまったのでした。ま、家の中ばかりに居ても、煮詰まりますから、たまには許してね！

September 4, 2020

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コロナ・クラスターの代償

今日は久々に大学に行って、作業をしていたのですが、何人かの同僚と会って立ち話していたら、コロナがらみでへぇ～っと思うことがありまして。　この間、三重大学の医学部でクラスターが発生したじゃないですか。で、アレのおかげで、三重大学の学生が教育実習に行けなくなったというんですわ。要するに、実習先の学校から拒否された、というのですが。　ま、拒否というのは、来校を拒否したということで、教育実習自体を拒否したわけではないんですな。だから、実習生はズームか何かで授業をすることはできるらしい。　だけど、ズームで遠隔授業したところで、教育実習したことにはならないですよね・・・。あれは２週間なり３週間なり学校現場に行って、生徒たちと直に接して、先生方が働いていらっしゃる様子にも直に接して、そういう経験を積んだ上での話ですからね。　でもさ、うっかり大学でクラスター出すと、こういう目に逢うんだっていうね。一部の不始末による代償が大きすぎるっていうか。　だったら、うちみたいにほとんどの学生が教育実習に出るような大学だったら、もう、クラスター出した時点で終わるじゃん。　もう、執行部なんて戦々恐々だろうね。万が一、「クラスター出ました！」となったら、県内の学校という学校から実習受け入れ拒否されるんだから。　しかし、こういう風潮って、どうなのかな。文科省は、こういう事態に対して何か介入するつもりはないのかね？　放置かね？　こういう時こそ、本来は、文科省の出番っていう感じが、私にはするんだけどな。

September 3, 2020

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フレンチ・サスペンス『その女アレックス』を読む

このところ論文書きに根を詰めていたもので、ちょっと気晴らしがしたいなと思い、フランス作家ピエール・ルメートルの刑事もの『その女アレックス』を一日で読んでしまいました。前に同じ作家の『悲しみのイレーヌ』という作品を読んで、割と面白かったものですからね。今回読んだ『その女アレックス』は、『悲しみのイレーヌ』の続編に当たるのかな。以下、ネタバレ注意ということで。　『悲しみのイレーヌ』もそうなんですけど、ルメートルの書く刑事ものは、猟奇的な殺人事件を扱うものが多くて、今回読んだ『その女アレックス』も、ちょっとグロいところがあります。　主人公はアレックスという、３０歳くらいの女性准看護師。見ようによっては相当な美人なんですけど、本人にそこまでの自覚はなく、この年齢で早くも結婚はあきらめている。でも、一人で生きていくと決めたら気は楽だし、たまにちょっとした贅沢を楽しんだりもできる。それはそれでいいかなと、それなりに人生を楽しんでいるわけ。　ところがそんなアレックスの日常は、突然の暴力によって粉砕されます。屈強な壮年男性にいきなり路上で拉致され、ボコボコに殴られてどこか廃工場に連れていかれ、身ぐるみはがれて手製の木製の檻に入れられてしまうんですな。でまたこの檻が小さくて、身をかがめてようやく入るくらいのものなので、アレックスは手足を伸ばすことすらできない。いわば拷問です。　アレックスをこの不自然な体勢のまま閉じ込めた男の狙いが最初はよく分からないのですが、どうやらアレックスに極めて強い恨みを抱いているらしい。しかも彼は、自ら手を下してアレックスを殺すというのではなく、もっと別なやり方を考えていた・・・。　それは、要するに、工場に跋扈するネズミの群れに、アレックスを生きたまま食わせてしまうというものだったんですな。きゃーーーー！　さて、この誘拐事件は、誘拐現場の目撃者がいたことからフランス警察の知るところとなります。で、この事件を担当することになったのがカミーユ・ヴェルーヴェン警部。そう、前作『悲しみのイレーヌ』で登場した、身長わずか１４５センチの敏腕警部。　実はカミーユは、前の事件で愛妻を誘拐がらみで失っているんですな。で、それがトラウマとなって以後４年、捜査の第一線からは退いていた。ましてや誘拐事件なんて断固拒否・・・だったのですが、今回は人手不足を理由に上司のル・グエンから捜査担当を強要されてしまう。で、仕方なく現場に向かうと、超お金持ちの貴族出身にして容姿端麗・頭脳明晰なルイ、そして優秀なデカではあるものの、ドケチが服を着て歩いているようなアルマンなど、かつて自分の捜査チームのメンバーが担当している。カミーユは久しぶりに気心の知れた部下たちに囲まれ、嫌々ながらこの誘拐事件の解決へ向けて、最前線に立つことになる。　ところが！　事件は意外な方向へ展開します。まずアレックスの誘拐犯が見つかるのですが、犯人のジャン＝ピエールは警察に追いつめられると、高速道路にかかる橋の上から下に飛び降りて自殺してしまう。また、どうやらアレックスが閉じ込められていたと思しき廃工場も見つかるのですが、警察が踏み込んでみると、既にアレックスは自力で脱出した後だった・・・。　一体全体、なぜジャン＝ピエールはアレックスを残忍な仕方で殺そうとしたのか、そしてアレックスはなぜ警察に出頭することなく姿を消したのか。事件はさらに謎に包まれていきます。　で、ここから先、事件はもっとやばいことになっていくんですな。生きたままネズミに食わせる、なんてのがまだまだ甘っちょろい殺し方だと思えてくるほど、猟奇的な事件が次々と・・・。　さてさて、誘拐されたアレックスとは一体何者なのか？　果たしてカミーユは、ルイやアルマン、そして上司のル・グエンと共に、捜査復帰第一戦となったこの事件をどうやって解決していくのか！！？？　・・・っていうお話。面白そうでしょ？　実際、かなり面白いです。まあ、最後の大団円については、納得できる人とできない人が分かれそうなきはしますが。あと、最後の最後でカミーユ・チームの鉄の結束を証するような感動的なエピソードがあって、これはとてもいい。　要するに、ルメートルの作品ってのは、片や猟奇性のある事件の意外な展開と、片やカミーユ、ルイ、アルマン、ル・グエンの人間関係の面白さと、この両輪でグイグイ読ませるっていう感じですね。　とまあ、夏の一日を読み通すにはもってこいのサスペンス。教授のおすすめ、と言っておきましょう。　それにしても『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』と読んだからには、『傷だらけのカミーユ』も読んでおいた方がいいかも。とりあえず、買っちゃおうかな！これこれ！　↓その女アレックス（文春文庫） [ ピエール・ルメートル ]傷だらけのカミーユ（文春文庫） [ ピエール・ルメートル ]

September 2, 2020

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デパートの終焉

このところ連日のようにどこどこのデパートが閉店した、というようなニュースを見聞きしますなあ。愛知県でも岡崎の西武デパートが閉店したそうですし。どこどこの県には、デパートが一つも無くなってしまった、なんてことも聞くようになりました。　まあね。何でもネットで買える時代だし、ちょっとした高級ブランドでも、今はアウトレットがあちこちにありますからね。かく言うワタクシ自身だって、最近、デパートに行ったことないし・・・。　しかし・・・　やっぱさあ、昭和世代からすると、デパートって違うんだよなあ。ただモノを買う場所っていうのではなくて、何かこう、夢を買う場所っていうか、ワクワクしに行く場所なのよ。場所だった、というべきかもしれないけど。　子供の頃は、親にデパートに連れて行ってもらうってのは最高のエンターテインメントだったじゃん？　特に夏とかだと、「カブトムシ、クワガタ展」みたいのをやっていたり。屋上の遊園地みたいなのも楽しかったし。あと、誕生日のプレゼントを買ってもらったり、クリスマス・プレゼントを買いに行ったり、そういうのも楽しかった。　あと、デパートの食堂も楽しかった。今はデパートのレストラン街というと、個別のレストランが軒を連ねているだけだけど、昔はどこのデパートも家族で入れる「お好み食堂」みたいなのがあって、子供の時はそれこそ「お子様ランチ」が楽しみで。真緑のクリームソーダとかね。　でまた、子供の目から見ると、デパートの高級な雰囲気がなんともステキだった。その高級な雰囲気を味わって、それを家に持ち帰る、みたいなところがありましたよ。　子供の時だけじゃなく、ある程度大人になってからも、デパートが重宝した時代ってありましたよね。　今から３０年チョイ前かな？　実家のある多摩センターにそごうデパートが出来た時は、もう大学生になっていましたけど、週末など、よく父母と一緒に行ったもんですわ。当時多摩センターそごうは「多摩で銀座を味わう」的なキャッチコピーで売っていて、銀座の老舗がレストラン街に軒を連ねていましてね。天ぷらの「天一」とか。そういうのを食べに行く。帰りに、『銀座百点』という小雑誌をもらえるのがちょっと嬉しかったり。　で、そういう、ちょっとしゃれたところでお昼を食べて、食後、下の階に下がると、絵画のギャラリーがあって、そこでちょっと絵を眺めていくというのも楽しかった。それから文房具屋（世界堂だったかな）で文房具をちょっと見て、帰る前にはデパ地下によって、その日のおやつとか、夕食の一品になるものなんかを買って、それで帰路に就く、なんていうのが、我ら親子の週末のルーティーンだったりしたものですよ。　しかし、そのそごうもとっくに潰れてしまった。その後、その建物には三越が入ったのですが、それはデパートとしてではなく、ショッピングセンターの一部として入ったので、そごう時代のようないわゆる「デパート」という感じではなくなってしまった。その何となく物足りない寂しさがね、やっぱりありますわ。　庶民が一時だけ贅沢（な雰囲気）を味わう場所としてのデパートは、もう、時代に合わなくなってしまったんですかね。といって、庶民は今でも庶民だと思うんですけどね。

September 1, 2020

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