鮎川誠逝く
なんか最近、70代の音楽関連の人がやたらに亡くなりますなあ・・・。先日のジェフ・ベック、そして高橋幸宏さんに続き、シーナ&ロケッツの鮎川誠さんが亡くなられました。享年74。 私はそこまで鮎川さんのことは詳しくないんですけど、80年代にCMなんかによく出ていた頃は、ハンサムなカッコいい人だなあと思いましたね。そのカッコよさと、素朴な久留米弁のギャップがまたね。いいのよ。そしてまた性格のいい人だったみたいね。 しかも鮎川さんは地元の伝統の進学校出て九大に行っはた人だからね。頭もいいのでしょう。 で、私が特にいいなと思うのは、奥さんのシーナさんを大切にしたことね。シーナさんが亡くなった後も、シーナさん記念のコンサートをずっと続けたりしてね。一途な人って好き。 ただ、一つ分からないのは、鮎川さんのヒット曲って何?っていうね。「You May Dream」? だけど、そこまでの大ヒットではないでしょう? 内田裕也(この人のことは私はあまり好きではない)とかもそうなんだけど、昔のロックンローラーって、ヒット曲もないのにどうして暮らしていけたんだろうっていう。 まあ、ヒット曲なんかなくったって、ロックンロール最高!って言っていると、何となくそのまま行けるのか? どうなんだろう。よく分からないけど。 でも、鮎川さんのように純粋で素朴で、とてつもなくいい人が、大好きなロックやって74歳まで生きてこれたんだから、ひょっとしてロックの神様ってのは居るのかもね。 神様が居るのだったら、今頃、天国で鮎川さんは神様に褒められているだろうね。よくやったって。シーナさんにも再会できたのならいいな。 鮎川誠さんっていう、素敵な素敵なロックンローラーのご冥福をお祈りいたします。合掌。