デヴィッド・ボウイの前奏を楽しむ
デヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」を久しぶりに聴いて、やっぱりボウイはいいなと思い、手持ちのCDを通勤のクルマの中で聴いているのですが、あの時代の曲の特徴というのか、前奏が長いなと。 最近の若い者どもは、前奏が長い曲を嫌うそうで、そのためか、最近はいきなりサビに入る曲が流行しているとか。そういうのと比べるから、というところもあるでしょうが、久々に聴いたボウイは、前奏がやたらに長い。 「ジギー・スターダスト」だって、前奏は30秒もある。でも、「Loving the Alien」になると、前奏だけで1分あるからね。 でも、そこがいいのよ。1分の前奏を聴きながら、来るぞ来るぞと構えるのが。 しかもね、この曲の場合、歌が終わってから曲全体が終わるまでもながくて、約2分ある。7分の曲のうち、最初の1分が前奏で、歌が4分、そこから2分間は後奏が延々と続くというね。 すごくいい。 ということで、いきなりサビが来ないとダメなどという連中のことなど放っておいて、我らオールド・スクールの人間は、デヴィッド・ボウイの1分前奏を楽しもうじゃありませんか。これこれ! ↓David Bowie, Loving the Alien