ブックポート203にて本を買う
ひゃー、2023年も今宵限り。年々、一年が過ぎるのが速くなりますなあ・・・。 さて、ワタクシには大晦日の日には一つミッションがありまして。家の近所にある「ブックポート203」なる本屋さんに行って、本を一冊買うというもの。 で、大晦日にこの本屋で買う本は、専門にかかわる、あるいは専門に近い本、はご法度にしているんです。そうではなくて、まったく専門外の本を一冊買う。そしてそれを元日に読む。つまり、自分にとって知識ゼロに近い本を元日に読むというところに妙味があるわけ。 それによって専門ジャンルに凝り固まった頭をもみほぐす、というのが狙いなんですが、専門外と言ったって、人間が生きているうちに読む本であるわけだから、まわりまわって、そこで得た知識がいつの日が自分を助けてくれるかもしれない。だから、遠い未来に知識の貯金をするようなつもりで、専門外の本を読むわけよ。 遠い未来と言っても、ワタクシにはもはや遠い未来はないんだけどね。 ま、それはともかく、そんなこんなで、最初は『闇の精神史』なる本を買おうかと思ったのだけど、これはちょっと専門に近すぎると思い直し、土井善晴さんの『一汁一菜でよいと至るまで』という本を買うことに。これこれ! ↓一汁一菜でよいと至るまで (新潮新書) [ 土井 善晴 ] 土井さんは名うてのライターだし、若干先輩だけどほぼ同世代だし、お父さんのことも知っているし、料理の本だったら専門外だし面白いかなと。 ということで、これに決まり! こいつを明日、元日に読んで、頭のコリをほぐすことといたしましょう。 さてさて、本年も本ブログをお読みくださって、ありがとうございました。また来年も、「昨日とは異なる今日の自分とは誰か」を自問しながら、一日一日、その日の思いを綴ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 では、本ブログをお読みの方だけに良い年が訪れますように!