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カテゴリ:教授の雑感
YMOの高橋幸宏さんが亡くなりましたね。まだまだお若いのに・・・。
だけど、今日、たまたまロックの授業をやっていて、80年代のテクノブームの話になったので、「そう言えばYMOの高橋さんが亡くなりましたね」という話題になったのですが、学生は誰一人として高橋さんのことも、YMOのことも知りませんでした。当然、サディスティック・ミカ・バンドのことも。 ついでに、忌野清志郎とかRCサクセションのことも誰も知りませんでした。どういうつもりでCMとかでよく流れる「デイドリーム・ビリーバー」を聴いているんですかね。「デイドリーム」と言えば、もちろんモンキーズのことも知りませんし。要するに何も知らないのね。 そうか・・・。YMOも忌野清志郎も過去の人か・・・。 そう考えると、日本史も、スタート地点を縄文時代とかにしないで、2000年辺りから段々過去に遡っていくという風に教えていった方がいいんじゃないでしょうかね。スマップあたりから始めて、フォー・リーブスに遡って、モンキーズ行って、ビートルズ行って、ドリフターズ行って、クレイジーキャッツ行って、それでシャボン玉ホリデー行って、学生運動行く、みたいな。 とにかく、何も知らない人に何かを教えるのって、すっごくむなしいよ。右を知っている人に左のことを教えるのはいいけど、右も左も知らない人に左を教えるのはすごくむなしい。左と言っても、対立物を知らないから意味が伝わらんもん。ポッカーンとした顔を見ていると、ほんと、家に帰りたくなる。 実際、もう、私なんか家に帰った方がいいのかもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 16, 2023 10:35:51 PM
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