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カテゴリ:教授の雑感
学生と話していて、万能薬の話になり、私が「例えばメンソレータムなんかもそうだよね」ということを言ったら、通じなかった・・・。
若い人たち、メンソレータム知らないのね。「じゃ、オロナイン軟膏は?」と聞いたら、それも知らなかった。もう「じゃ、ホルム散は?」とか「赤チンは?」などと聞いてみる気にもならないよね。 私なんかの子供の頃は、怪我したらとりあえず赤チン、火傷や擦り傷ならメンソレータムかオロナイン。お腹をこわしたら正露丸、蚊に刺されたらムヒかキンカンと決まっていたもんだけどなあ。喉が痛けりゃトローチか浅田飴。頭痛はケロリンか。 風邪は・・・昔は富山のクスリだったなあ。たしか「赤玉」という名前だったような。白い散薬に赤い玉が数粒入っていた。その赤い玉が効きそうな気がして、頼もしかったもんですわ。 とにかく、こういったクスリが満載された薬箱ってのが、頼もしくてねえ。家族の誰かが病気になれば、さあ、お出でなすった! という具合に薬箱が登場する。独特の匂いがしてね。 メンソレータムを若い人が知らないとすると、そういう置き薬なんてものは、昭和の遺物になったのかもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 15, 2024 11:10:32 PM
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