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テーマ:今日の出来事(292843)
カテゴリ:教授はつらいよ
私が小・中学校を卒業した玉川学園の同窓会報が届きまして。今号には「卒業生の本」と題したコーナーで拙著が紹介されていたりして、ムフムフとページを繰っていたのですけど、今号の訃報欄に小学校時代の恩師3人が亡くなられたということが載っているのを見付けてしまいました。
亡くなられた3人の先生は、臼井和夫先生、藤村雄一先生、佐々木譲先生。 臼井先生は体育の先生で、ちょっと寺田農似のカッコいい先生でね。私は体育が不得意科目でしたから、臼井先生に褒められたということはないのですけれども、先生には一つだけ思い出がある。 小学校1年生の時、私をいじめに来た伝説のワル・菊池和彦君に超腹を立てたワタクシが憤然と彼に殴りかかり、体力で負けても気力・気迫で互角に渡り合って猛然と取っ組み合いをしたことがあって、その時、駆け付けて二人を引き離してくれたのが臼井先生でした。小学生高学年の時には女子高生の彼女(複数)を連れまわし、中高の不良程度ならまとめて粉砕していた華々しい菊池君の喧嘩歴で、おそらく、引き分けまでもっていったのはワタクシだけでありましょう。その時、菊池君と殴り合いをしていたのが華奢なワタクシだったことに驚いた臼井先生が、「え?」というような顔をしていたのを、今も懐かしく思い出します。 藤村先生は国語の先生で、私にはずいぶんよくしてくれました。ただ藤村先生が私に勧めて下さる本、たとえば『ドリトル先生』とか『ツバメ号とアマゾン号』などが、私にはどうもピンとこず、その辺の趣味の合わなさが申し訳なかった。 佐々木譲先生とはほとんど接点がなく、担任をもってもらったこともないし、教科をおしえていただいたこともないのですけど、姉がたしか佐々木譲先生のクラスだったと思います。見た目ちょっと怖そうな先生でしたけど、姉によれば、よく丘めぐりなどに連れて行ってくださる、玉川らしい先生だったとのこと。 私が小学生の頃、30代くらいだった先生方は、今はもう80代。これから訃報を耳にすることもますます増えるのでしょう。 子供の頃、お世話になった懐かしい三人の先生方のご冥福をお祈りいたします。合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 11, 2024 01:28:29 PM
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