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テーマ:暮らしを楽しむ(388168)
カテゴリ:教授の雑感
ついさっき、京都の方にある某有名国立大学・・・って、要するに京大なんですけど、そこから集中講義の依頼がありました~。ま、来年度の話なので、まだ少し先のことになりますが、30年を越す教員キャリアの中で、集中講義って今まで一度もやったことがないので、ちょっと心惹かれるところがある。5日間連続で講義するのって、想像するだに大変そうだけど、まあ、やってみようかな・・・。
さて、今日も今日とて校正作業をやっておりました。 今回の本で、ちょっとだけ問題になっているのは、ページ数が多いこと。編集としては、少しでもページ数を減らしたいという意向がある。 で、ページ数を減らす一番簡単な方法は、もちろん原稿のところどころをカットすることなんだけど、これにもコツというか、やり方がありましてね。 たとえば、各項目の最後のページが10行くらいで終わっていて、残りの部分は白紙になっている、というようなケースがある。 となると、本文中のどこかを少しずつ削って、全体で10行減らすと、最終の1ページがまるまる節約できる計算になるわけよ。 ではどうやって、その10行を減らすか、ですが、たとえば各パラグラフの最終行が1文字、なんてことがよくある。となると、そのパラグラフの中のどこかを1文字削るだけで、まるまる1行を節約できることになる。 で、そういう箇所を10カ所見つけたとしたら、たった10文字を削るだけで、全体としてはまるまる1ページ、節約できるということになる。 ま、今述べたのは、理想的なケースですけど、とにかく、そういう感じで、最小限のカットで最大限の節約をする、という工夫をするわけね。 で、そうやって、あっちを少し詰め、こっちを少し詰めする作業を続けていると、これが結構面白い。 なんとなく、洋裁で、丈詰めをしてるような感じになるのよ。で、そうやってあちこちで丈を詰めていると、その分、文章全体としては無駄がなくなり、キリッとしてくる。洋裁のたとえを続けるならば、丈を詰めた分、その服がそれを着る人の体形に合って行くというか。 まさに文章の丈を詰める、という感じですかね。 というわけで、今はその丈詰め作業を楽しんでいるという感じかな。 さて、今日は他にやることもなし。せいぜい文章の洋裁を楽しむことにしましょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 23, 2024 06:42:52 PM
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