古本カフェ倶楽部
今日は所属大学の「古本カフェ倶楽部」の年一の会合があり、古本とカフェに春休みの一日を楽しんで参りました。 「古本カフェ倶楽部」とは、うちの大学内で古本をカフェをこよなく愛する同僚で結成したグループなのですが・・・って、要するに私が勝手に作ったクラブなんですが、会員を募って、現在会員数4名。今日はそのうちの3名が参加ということで、3人で大学からちょっと離れたところにある古本屋に行き、各自、獲物をとった後、洒落乙なカフェにしけこんで雑談してきた次第。 ちなみに、私は池田満寿夫の『池田満寿夫の陶芸』という本を1000円で、また荒川洋治氏の『夜のある町で』というエッセイ集の美本を500円でゲット。他の会員もそれぞれ何らかの獲物があったようで、良かった。 で、その後、カフェで雑談してきたのですが、会員の中には日頃の鬱憤が溜まっていた人も居り、いいガス抜きになったと喜んでおりました。 まあ最近、プライバシーがどうちゃらこうちゃらで、同じ大学に勤める同僚同志、あまり個人的な話をすることもなくなってしまい、何年も一緒の職場にいるのに、その人がどこに住んでいるのか、結婚しているのかどうかすら知らないということがままある。そういうのを望んでいる人もいるでしょうから、一概にそれを否定しませんが、私は個人的には、それはちょっと寂しい。たまにはこういう同好会を開催して、互いに親しくなって、多少はそれぞれの事情を共有しておくのもいいかなと。 というわけで、今日は同僚と一緒に遊べて、楽しい時間を共に過ごすことができて、なかなか有意義な日となったのでした。