いよいよ５８歳になりました。

　昔、子供の頃には５８歳といえば『おじいちゃん』というイメージでしたが、
　
　いざ、自分が後２年で６０歳になると思うと、何か寂しいものを感じます。

　アメリカのサブプライムローンから端を発した、この不況。

　本当に、サブプライムローンの問題だけなのでしょうか？

　おかしいことを言うと思われるかもしれませんが、以前から、前小泉首相の

　市場主義を反対してきた私としては、市場主義が間違っているとは言いませんが、

　グローバル主義という名の下に、規制緩和を大幅に推し進めた結果だと思っています。

　大企業もそれに乗じて、大きく収益を伸ばした事を考えると、一概にはダメだとは

　言えなかったのですが、ここにきて漸く、社員の皆も私の経済主義とも言うべき

　民主経済主義とでも言ったらいいのか、企業の税金を下げ、収入の大きな個人への

　税金をもっと多く取り、市場全体にお金が行き渡る社会にして欲しいと常々考えて

　いました。規制は絶対に必要なのです。規制の中にこそ自由主義を広げて行く道を

　探るべきではなかったかと思っています。

　経済は、一部の大企業や投資家のためにあるのではなく、民衆の為の経済にして

　行かなければ、どのような産業も伸びないのではないでしょうか？

　理屈が屁理屈になったかもしれませんが、なかなか上手く書けませんでしたが、

　これからの青少年や若者の将来を考えますと、もっと政治が開かれた、民衆の

　ための政治で無ければ、お先真っ暗ですからね。

　私は、言ってもほぼ６０年も生きてきたわけですが、これから生きていく人たち

　のことを、社会全体で考える必要があるのではないでしょうか？

　確かに年金も大事な問題ですが、若者に未来ある社会にする事こそが、

　歳を取った我々の責務だと思うのですが・・・。

　まあ、もう今年も残りわずか、しっかり足元を見つめた生活をし、社会、会社の

　ために頑張りましょう。