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カテゴリ:雑感
shikohaさんから頂いた昨日の記事へのコメントで、感じるところがあり、そのことに関連して、今回は改めて考えてみることにしました。
カラオケの場所で、歌っている人がいるときに、お構いなく大声で話しまくる人が居り、自分が歌っているときには、静かに聞いてもらっている事に、無頓着なんです。こういう人が上達するのは望めない、と言いました。 それに絡んで、「きくこと」の大切さに触れていただきました。それで、ふと立ち止まったというわけです。 「きく」⇒ 聞く・聴く・訊く・利く・可く、つまり 聞く→音や声を耳に感じる(自然に聞こえてくる状態) 聴く→意思を持って念入りに聞く(話や音楽をしっかりきく状態) 訊く→たずねる(意思を持って問う状態) 利く→味・香りの良しあしを調べる(shikohaさん・ミヒャエルと酒の関係) 可く→許可する(よしよし好かろうという状態) というようなことで、「聞く」と言っても、なかなかいろんな状況これありで、どのような「聞く」になっているかがとても重要です。 一般に、人は、常に耳が正常に働いていれば、「聞く」事は出来るんです。でも、注意がそれて居れば「聞く」ことは適いません。 例えば、歌っている状態で話をするという場合、注意は話している自分の話の内容と、話し相手に向いているわけで、歌を耳に入れる余地が半減してきます。 つまり、ほとんど聞いていないという状態になります。 歌は、上達したいのなら、自分以外の歌に注意を向けて、しっかり聞きとる、出来ることなら「聴く」必要があります。「聴く」という作業を経て自分の耳の能力が高まります。 高まった耳の能力は、「聞く」ことへ進み、「聴く」を常出来るようになり、「訊く」ことや「利く」ことが出来るようになります。又そうせずにはいられなくなります。 その結果は、歌の上達に寄与して、耳の能力が高まりよい歌作りに「効く」ことになります。 そうなれば、いつの間にか、他の歌を聞容れることができるようになり、自己中心で歌っている環境で、おしゃべりなど出来なくなります。すると不思議にも、周りの人がその人のことを「可く」ことになります。 日本語の複雑さと、表現の豊かさ・深さ・奥床しさを見るとき、使いこなしの難しさを感じるとともに、日本語人間でよかったとも思えてきます。「きく」侮るべからず ~~~~~~~~~~~~~ お天気は良くなってきましたね、この週末は、格好の花見日和となりそうです。人にあふれてなんだか出向くのを億劫がって居りましたシルミヒャですが、陽気に誘われて、花見へと洒落込みそうな気分になってきました。 いろんな種類の桜が、例年ですと、時期をたがえて順に咲き継ぐのですが、なんだか大荒れで且つ温度が高かったというので、桜たちが狂ったように咲き競いました。 白からピンク、はたまた葉を添えたものまで、まさに春爛漫です。他の花も加わって百花繚乱ですね。 朝には、一緒に出かけても・・・などと色よい返事をしていたシルビアでしたが、さて実行段階の午後になりますと、どうも気が向かない風情なので、「無理に行かなくとも好いよ、なんだったらミヒャエル独りで写真だけ撮りに行くよ!」と告げました。 その提案に、助け船を得た感じのシルビアは、腰をすえにかかり、ミヒャエルは見かけて居た録画ドラマを見終わって、やおら出かけました。 でっかい焼きトウモロコシを持って歩く人、花がきれいと語り合う人、市の話祭り会場である尾根緑道は、人・人・人の花銀座通りとなっておりました。 地元の利を生かして、駅の方面からのバスを降りて、花祭り会場のルートへと流れ込む人並みとは、逆から入ったので、ミヒャエルとは逆方向へ移動する人ばかりです。 薄い上着を引っ掛けて出かけるときには、あれっ?ちょっと寒いかな?でしたが、何の何の、戻る頃には汗ばんでおりました。 戻ってくると、踊り場に、お向かいさんのおばあちゃまと孫娘さんが・・・、買い物帰りみたいです。杖をついているおばあちゃま(と言っても年齢不詳の侭訊ねてもいませんけど、小学卒業で新中学生となる孫息子・中学生の娘さんということです)でした。 「先日孫息子のK君が、足に包帯をして、片足でけんけん状態で歩いているのを見かけたものの、一瞬で声を掛ける暇もなかったけれど、行った移動しました、その後大丈夫ですか?」というと、なんと学校で段を踏み外し骨折したんだとのことでした。 おばあちゃまは、脚が悪いと聞いていたのですが、申し込んで半年待ちでようやく手術入院を終えたとのことでした。だからつえをついているんですね、今日初めての外出だそうで、なんだか人工物が膝のあたりに埋め込まれたようです。 「貴方様も、孫息子K君も、無理のないように大事にしてください、何かあったら声をかけてくださいよ!」と告げて別れました。 ~~~~~~~~~~~ ピンポーン、うん?何だろう、「佐川急便です!」と来ました。受け取ってみると、シルビア宛、「養命酒からのハーブの恵み」でした。届いたのは700ミリリットルではなくて、200ミリリットルです。 届いたよ~!との声を聞くにつけ、あれは確か登録したよねー、あたんないねー!と言っていただけに、喜びのシルビアでした。 これでまた、懸賞応募に精が出そうなシルビアです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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