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カテゴリ:天の声
「三歩歩くと忘れてしまう」と言われる鶏、多くの動物がこんな比喩に使われます。動物側にとってはいい迷惑に違いないでしょう。一番勝とうとされる四足動物の兎だって、知恵はあるんですから。
唯、これらは、比喩ですから、三歩歩くと忘れるのは鶏の話である!と勝手に決め込んではなりません。比喩だと言うことは、そういう人間行動を戒めていると言うことなのですから。 「朝令暮改」などとも言います、これは言うことが定まらないというたとえです、こうあってはならないと言うことです。 「過ちては改たむるに憚ることなかれ!」という戒めの言葉もあります。 間違えない方が良いわけですが、人間は間違える生き物だとも言われ、間違えて当たり前、ならば間違いに気付いたら、即改める!それが人間の前向きな心意気です、そう在るべきです。 明日になったら直そう!その態度は、永久に直せないと言う態度です。今直すのです。 唯、誤りに気付かなければ、改めることは無理ですから、気持ちを研ぎ澄まして、怠惰に流れない自分の管理を自分の高級意識として確保しなくてはなりません。 遣る遣る!と言うのは簡単です、三歩歩いたらそれを忘れて居ては、永久に進歩はありません、人間の素晴らしいステートを築くことなど、夢の夢でしかありません。 物事には優先順位と言う物もありますから、順位に従って順次実施事項を処理しなければなりません、それは当然の話。 でも、そうして居たら、遣り残しが出てしまった!その連続の毎日では、矢張り向上は望めません。 精神世界を整え、より上位の精神世界の住人になろうとするならば、それを乗り越えて、今日遣ると決めること、そしてそれを優先順位に従って今日の内に処理すること、それが精神世界で向上が望める為の第一歩です。 意分の自我世界にかまけて、だらだら過ごしても一生、しっかりと気付きを求めて過ごすのも一生、同じ一生でも大違いです。 日常に埋没するのも人生、寄り高みを志すのも人生、皆個人の勝手です、それだけは間違いありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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