宇宙の調べ THE COSMIC WAVE

参加している集まりの主催者殿から、祭りで日頃の精進のお披露目をするけれど、力を貸してくれ！と言われ引き受けました。

祭りでの奉納芸能の部で、ご当人が日舞を披露するからそのための歌を歌って欲しい！との申し入れでした。

昨晩祭りが執り行われ、指定時間に出向きました。

急に出番が前倒しになりました。何でも出演予定の「ステップダンス」３０名の到着が遅れていて、その持ち時間の３０分間が空白になり、そこを埋め合わせる形でミヒャエルたちの出番が先行することになりました。

「簡単には化粧も衣装も準備できん、遅れるような不心得グループは出るのを取りやめろ、指導者は何をしておるんだ！」ミヒャエルの相方さんが烈火のごとく怒りをぶちまけました。

職業経験からどんな場合にも対処ということが身に付いたミヒャエルにとっては、ああそうか！でしたが、相棒さんは虫の収まりどころが無い様子でした。

出番で舞台に出るのに、譜面台に歌詞画用視されるはずなのに見当たりません、マイクも立ち位置にありません。

司会者からアナウンス用ワイヤレスマイクを渡されて、急遽それを使い、逆の袖に置かれていた譜面台を移動して、一人何役？

譜面台に置かれた歌詞を見るのに、眼鏡が必要なのに持参するのを忘れやぶれかぶれ、暗記していたのでなんとか助かりました。

出番が終わり次第帰宅する！と告げてキー・電話・小銭を携行しなかったのが大変な結果に繋がりました。

出かけないはずだった家人が居ない様子、公園で時間を潰し何度も戻るものの応答なし。辟易して相棒度の宅に行き電話を借りて掛けたものの出ないのでした。

しばらく時間を潰していって！とお茶を頂きお茶菓子を頂き、寛ぎに入っていた相棒殿に多大の迷惑をかけてしまいました。もう一度掛けてみてはと促され電話！やっと繋がりました。

ミヒャエルと相棒殿の出演を見に出かけて、前田をしを知らずに今か今かと結局最後まで見ることができないまま滞在したそうです。

キーがないことわかってるはずじゃないか！というミヒャエル、急にサプライズを企画して、内緒で写真を撮ることになったのだそうです。出かけたと想定して、戻ってくれれば良かったのに！という家人たち。

行き違いを懸念してミヒャエルは戻らなかったのですが、それが困って結果につながってしまいました。

まあ、頼まれごとは無事こなしたので、結果よければ！で、全員が疲れ果ててしまった結果となりました。