3.11大震災の被災地の一つ「大槌」に個人の志で設置され、その方の庭が公開され、多くの人の役に立ってきた「風の電話」は、先般旋風に見舞われ半壊してしまったそうです。
設置した人が途方にくれる中、設置後初めて利用した人がたまたま工務店さんで、この苦境に駆けつけ修復を申し出られた結果、見事元の姿を取り戻しました。
テレビの番組でそれを知ったのですが、感動して鑑賞していました。
多くの被災地の方々が肉親を亡くしています。「風の電話」は、その人たちの心の支えになり、向こうへ逝った人との心の交流拠点の役を果たしています。
設置した方は、16歳で父親と死別、その後その腕一本で一家を支えてきました。自分の働きの褒美という意味で庭園作りをし、その敷地には絵本の図書館も置きました。
この方の発想の凄さに、シルビアと二人で感動していました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る