自分は、こうあるべきとわかれば自分の事なので、変えることができます。もちろん簡単ではないですが、やろうと思えばできます。
でも、「こうあればより良い状態が勝ち取れるだろうな!」と思えた場合には、自分以外の人にもいろいろと話をして、変わってもらおうと試みてきました。
尤も、他から働きかけても、それは単に助言としての意味しかありません、それでも重ねて話していれば、影響力はあるだろう、との思いに従ってきました。
でもいろんな方面で行われてきた研究成果を踏まえても、「他者が如何に変えようとしても人は変わらない」という基本的概念を覆すのは無理だと理解しました。
早く言えば、変わってもらおうという思いも引っ括めて、変えるのは無理と知ったということです。
そうなれば、これまでの変えたい・変わって欲しい!という思いは、捨てるしかありませんので、そうすることにしました。
手痛い結果ではありますが、己の学びのための努力と年月だったと、捉えることで納得させています。
自分だってそう簡単には変えられないのに、他の人に関してそういう思いを抱くことが、多分途方もなく大それたことだったようです。
人間は、変わりたいと思い変わる努力をし、そしてそれらを強い意志を持って続けて初めて、変化が得られるのだけは確かなことです。
変わりたければその人自身が遣るしかないんですね。
そのように考えを修正しましたら、自分の心はとても軽くなりました。
まあ確かに、要らぬお世話!ですものね。