明日11月3日は、シルビアの誕生日なのですが、予報では晴れると言われています。今日は昨日と違って雨の日になりました。
3日は好天の特異日でもあり、予報通りになるとは思っています。午後一時期、日の光が漏れましたが、お天気の回復は今少し後になりそうです。
今日は雨で公園でのウォークができません、室内運動に徹することにしますが、シルビアはジムでの運動を終えました。
今日もセリアンヌの準備したお昼御飯が待っていました。私たち二人が1年を通して体重記録をしますが、そのグラフを見ながらあれこれ栄養管理をしてくれます。
増えていると、「隠れて何か食べたでしょう!」と冷やかしが入ります。本人たちは格別あれこれ食べ足した記憶がなく、変だなあ?!と思ったりしています。
自分たちとしては体重もさることながら、目を転じれば世の中目まぐるしく動いています。動きを見逃しそうで、下手に瞬きしてもいられない心境にも成り勝ちです。
瞬きですが、自分が発言したことで思い出しました。1歳ころ兄の知り合いが話していました。その場で確か私に彼が語った記憶がありますが、「陸軍では、歩哨に立つとその間瞬きをしてはいけないんだ!」というのでした。
ふ~んそうなのか、でもそんなことできるわけないよね!と思ったのです。でも気になって、その後必死に挑戦したんです。ついに瞬きしないことができました。今でもそのままです。
そんなのできっこないと言ってしり込みしたままだったら、「為せば成る!」を体験することはできなかったのです。
その後職業柄訓練があり、遠泳を課されました。2時間半無事泳ぎ切りました。こういった為せば成るを経験したことは、全て後の糧になってきました。
自分が個人的に行った武道の禊に、「合掌した手を上に挙げ60分間維持する」というのも無事通過しました。
「為せば成るな佐々礼場何事も起きない!」の精神を維持している原点は、幼少期の瞬き制御訓練に意味を見出す今日この頃です。
そういえば、さらに思い出しました。お袋が「お前はやればできる子なのに三日坊主なのが困りもの!」と言いました。これはかなり効きました。
自分では好奇心が大で余所眼には「気が多く気移りしやすい」と見えるだろうとは思っていました。でも決して三日坊主ではないと自覚していて、絶対そうならないようにと戒め続けたことが、結果的に忍耐強いやり遂げる奴に私を仕立てたと思っています。
親が子供に言うことは、子供はその通りになかなか実施しないもの、でも私の場合は、親が言った言葉が確かに違う意味で効果を持ったのも確かです。
所詮人間は己がその気にならないことはやらないんですね。
歌舞伎の世界などでは、親の敷いた路線を歩むケースが多いようで、ある意味見上げたものだと思います。
父が教師になることを私に望んでいましたが、私は嫌で言うことを聞きませんでした。でも親の思いにすべて逆らうのはさすがに忍びなくて、教職免許だけは手にしました、それで勘弁してください!という気持ちでした。