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カテゴリ:NZくらし・文化・政治
時間に余裕があるので、ここ最近、いつもはできないネットサーフや本を読んだりしていました。
外国生活をすると、日本人としての自分を強く意識するようになります。国際社会での中の日本の位置、為替、政治経済なども関心が高まりました。はっきり言ってNZは日本より小さな国です。国民総生産の数値だけでみると、NZの裕福層が日本の中間層といった具合で、日本はアメリカに次ぎお金持ち国家、裕福国家です。実際にNZに住んでてそれは感じます。お金があるからいいというわけではないでしょうが、国際的にパワーがある国であることは確かです。NZ暮らしが長くなってそんなことを日々感じ、日本人である自分に何ができるか?また日本人の血を引く我が子にどういった教育をするか、ということも考えるようになりました。 そんなわたしの頭にズバッと切り込んできたサイト。 元外交官・原田武夫の「騙されない日本人のための投資戦略」 Yahooファイナンスという投資家向けサイトという性格上、投資でお金持ちに!というテーマを含んでいますが、実はその奥深いところに、日本人として国際社会で生き残るにはどうすべきか?などの問いかけ、投資がテーマの中に国際社会・経済の関係、日本教育と大きく日本の関係を世界から見た視点で考えさせられます。 しっかりした文章と考察力のするどさに年配の方と思いきや、同年代さんでびっくり!でも、こんなにしっかりとした方が日本でがんばっている!と思うと、とても頼もしく、わたしも、教育に携わるものとしてがんばろう!とカツを入れました。 教育メルマガも発行されています。日本の最新官民情報を提供しているし、その下に原田さんの鋭いコメントも入っているので楽しめます。 タイゾー化する子供たち The Wandering Students 日本教育論に疑問!原田さんの著作です。 わたし個人の意見としては、こういった現代の情報テクノロジーを十分使って、いかに自分に有効な情報を得、応用するかが大切だと思います。情報の選択・そしてその意思決定は個人の判断・責任だと思います。 英語の分野においては、留学・児童英語、ちまたにはいろんなサービスが氾濫しています。特に日本にいると、単一民族な社会のために、まわりが始めると他も、という傾向が多いと感じます。サービスの値段、質、本当に適切でしょうか?消費者・国民が鋭い国際的金銭感覚・判断力をもっと持つようになれば、どうなるでしょうか? 世界はなぜ仲良くできないの?―暴力の連鎖を解くために この本は友人のお母様が彼女にと日本から送られた小包に同梱されていたようです。彼女の本棚にあって、気になったタイトルだったので借りたのですが、なかなか読めずにいました。 国際政治をイジメなどの身近に潜んでいる「仲良くできない」を例にとりながら、世界近代史をイスラエル、アフガン問題、イラクへの自衛隊の派遣、9.11アメリカの関わり、など、ニュースで聞いていても聞いているだけだった、というテーマを経済大国・日本また戦争責任がある日本として、その姿勢は?という問いかけを感じました。 この本と原田さんのコラムはわたしの中ではつながって、原田さんのいう国際情勢を読む国民・個人投資家がふえると、その投資利益を自国および国際的に還元できるということでは?と思っています。世界的に見ると、日本は豊かな国です。その日本人一人一人が国際的にやるべきことはたくさんあると思うのです。 セレクトニュージーランド http://pruewebsite.hp.infoseek.co.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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