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カテゴリ:NZくらし・文化・政治
昨年、息子Ryuのリコーダーの先生(本当はフルートが本命) Christine(韓国出身)がオークランド大学の卒業記念式典の一環でソロで演奏するし、タダだからよかったら見に来て!と誘われて、行って来ました。
7:30pmからスタートでしたが、雨、と事故のため、ハーバーブリッジまでかなり渋滞、遅刻してしまいました。ついたら、ドアが閉まってて、立ち見でもいいし、知り合いが出ているので、とお願いしても、災害予防の理由などで、席がないと入れられない、と言われました。 ポスターがドアの前にはってあって、見ると、Christineがフルートと他、アジア人学生2名、ピアノとヴァイオリンです。誰かが出ると入れるみたいで待つ事45分・・・やっと中に入れたときは最後のヴァイオリン演奏でした。オーケストラの従えてソロ演奏20分くらいでしょうか。素晴らしかったです。 残念ながらChristineの演奏は外のモニターでしか見れませんでしたが、堂々と貫禄十分、授業のお茶目さは想像できないほど。 次の日、土曜日Ryuのミュージックレッスンで彼女に会いました。聞くと、ピアノの女性は台湾出身、ヴァイオリンの男性は韓国出身だそうです。3人とも移民で、同じアジア出身、なんだか誇らしく思いました。 Christineは小さい時にNZランドに来たので、この国の教育を受けていますが、英語にはアクセントがあります。彼女も含めて3人がこの国で自分のポジションを獲得するのに、多大な努力を強いてきたことが感じます。 10年前と比べて、アジア人が増えたせいもあってか、アジアに対する理解は以前よりずっと深まったと感じます。ですが、白人の中には、違う文化に対してRespectできない人たちもいます(というように感じられます)。 がんばるアジア人に脅威を感じているのかもしれません。同じアクセントでも、オージー、アイルランド、スコッテッシュなど英語圏の住民のアクセントには親近感、アジアンアクセントには差別感、といった感覚が少なからずあるような人もいます。 幸いそういった人たちのグループとは離れて生活しているので、普段ストレスを感じることは少ないですが、Christineたちの活躍を見て、芸術や文化を通してそういった人たちの心に響いていったらいいなぁ、と思いました。 そして、わたしも! セレクトニュージーランド http://pruewebsite.hp.infoseek.co.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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