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操体法の実習講義をしました
昨日はクリニックで、奈良操体の会、北村先生の一番弟子さんの安枝弘枝さん指導で操体法の実習講義でした。 操体法は仙台の医師、橋本敬三氏が作り出した養生法で、身体を動かしたときの快適さを味わい、快適な方に動かす方法です。 気持ちの良い動きを重視します。 リズムカルに動く、固く過剰に緊張した筋肉がほぐれる動き、などを指導されました。 筋肉をストレッチしても気持ち良いのですが、操体ではストレッチをしません。 では、何をしているか? 講座を受けた私の感想として、違和感や痛みのある部位で違和感や痛みが生じない、言わばその筋肉の存在をもっとも気にしなくなる体位を探すことです。 その時、何が起こるか。 気がスーッと流れていきます。 ホースが折れ曲がって水が流れなかったのに、ホースを真っ直ぐにしただけで、水がスーッと流れていくのと似ています。 リズミカルな動きでも同じく、単純でごくわずかの動きで気の流れが改善します。うまくいけば、足の動きで頭まで気が通ります。 安枝さんの話では、操体にはいろんな流派があるらしく、創始者の橋本敬三氏は、細かく動きを規定しなかったそうです。そこに創始者の深い叡智を感じました。 良い動きは、その人が感じ取って動くものだからか、と思っています。 講座の終わるころには、背筋も伸び気持ちもスッキリしました。 これまで私が習った操体では、行う形を教えられました。今回の安枝さんの講座は、そうではない、大切なのは、気の通る体位を探す、動きを探すこと、 これを教えてもらえた名講義だったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年12月22日 09時47分42秒
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