カテゴリ:詩
〜突然の雨〜
共に花を摘み 共に口ずさんでいた 共に笑い 共に歩んでいた 突然の雨は二人を離す 目の前の道さえ見えなくなる お互いを気遣いながらも 予定ははかなくも 花は水に散りばめられた 一人大地に横たえて わが身を肌で感じるとき 寒い嵐に髪は吹き荒ぶ 降りしきる雨に身体は凍る 空間のいじましさ 時間の煩わしさに いっそこのまま消えてしまえば 飛んでいけるのかも 目を閉じれば、あなたが居る あなたは今どうしているの? 風よ、吹き付けないで どうか私の想いを届けておくれ わたしが今こうして居ること 木々が訳も無くざわめくことを 雨は冷たく止みもしないで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年01月20日 01時16分02秒
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