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の上映会に行ってきました!前から気になっていた映画。聞いていた通り、とてもステキなドキュメンタリーでした♪上映会は主催者の意向らしく、世界最古の楽器だというディジュリドゥの生演奏で始まった。のだが・・・、この楽器の音色がなんともすごい!!聞き入っていると、まるで自分が異空間にいるような気がしてくる。この楽器の音色というのは、海に深く潜った人や宇宙に行った人がその空間で聞こえてくる音によく似ているのだという。もしくは、産まれる前お母さんのお腹の中にいるときに聞こえる音なのだとか。もちろん、自分はそんな音を覚えてもいないし、海に潜ったことも宇宙に行った事もない(不可能だし)。だけど、すごく納得してしまう。あの音を聞いていると、なんだか不思議な感覚に襲われるから…。
ガイアの二番は105メートルまで海に潜った海洋探検家のジャック・マイヨールと、ダライ=ラマの話が一番印象的だった。やっぱり何かを極めた人というのは、極めた人にしかわからないスピリチュアルな価値観や感覚というものをおのずと身に付けるんだろうなぁ、とつくづく思う。私のような凡人にはそれは一生わからないのだろうけど…その生き方にはとても憧れてしまう。 ステキな言葉はたくさんあったけど、印象に残っているのはダライ=ラマの「世の中はバランスで成り立っている」というようなお話。あらゆるものにはそれぞれ役割があり、役割にしたがって行動していればその中で矛盾するもの同士が出てくることは至極当たり前。しかしそこで二項対立でとらえ、お互い敵対するのではなく、バランスを取り、調和することが大事なのだという。例えば、体の中に無数に存在する細胞は、それぞれがすべて様々な体の機能の役割を担っている。その中では常に何かと何かがぶつかり合っても当然のような状況なのだろうけど、うまくバランスが取れている。結果として全体の体が健康に保たれている。自然界もそのように成り立っているのだという。「曼荼羅」ってことなのかな。 更に彼は、チベットを世界の人々にとって癒しと安息となる平和な場所にしたいと言っていた。平和な場所になるにはそこに住む人がまず平和で穏やかでなくてはならない、とも。それで子供に教育を行っているのだった。癒しと安息の「国」ではなく、「場所」というところがさすがだと思う。彼はチベットの独立が夢だとは一切言わなかった。中国から逃れ、亡命政府をインドに設立し、大変だろうに…こういう境遇でありながらこのような考えを持てるというのは、本当に偉大な人なんだな、と思う。 ガイアシンフォニー、制覇すべし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 8, 2004 02:47:23 AM
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