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「全体主義の起源」2巻の帝国主義を読破。
今回のゼミでようやくアーレントの言わんとしていることを少しだけ理解できた気がする。2年前読んだときはさっぱりわからなかったけど。なぜ、アーレントがグローバライゼーションへの批判として読まれるのか。 先生が興味深い話をしていた。今、ウクライナとルーマニアでは簡単に臓器売買がなされているのだと言う。ウクライナでは嬰児消失事件がおきているとか。まさか赤ちゃんの臓器が売買されているのだろうか?? 帝国主義に始まった資本主義はとどまることを知らない。過剰資本は常にどこかに投機され続けなければいけない。つまり、常に新たな市場を探し続けること、膨張することによってのみこのシステムが成り立つ。停止したら、それでおしまいだからだ。でも地球は有限だ。だから市場だって有限だと私は思う。けれど、「深さ」の市場が存在するという説があるのだとか。「深さ」なら市場は無限だとのこと。私は少しこの話を聞いただけなので、その「深さ」というものが具体的に何を示すのかわからない。実際あまりよく理解できてない。でもそれは私たちの日常だと言う。つまり、そのひとつの例が臓器売買。 そんなの間違ってる、と思う。でも今の社会システムでは「間違ってる」っていくら言ったって、それを規制する力がない。だから、それに対抗する概念として「公共圏」があるそうだ。それですごく「公共圏」に興味を持った。なんとかして卒論に使えたら…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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