カテゴリ:学問系
よくがんばった、自分ーー!!!!
あと残すは校正のみ。しかし4万字近い文章を読み直すのも一苦労。もういいや、このまま提出しちゃいたいよ。とか思いつつ、眺めてるだけでも既に誤字脱字が見つかる始末。にしても、最後に読んだ本で救われた…。というか、この本を読んでしまうと自分の卒論がゴミのように思えるのだが、これまで卒論を書くために研究してきたおかげで、この本の意図することとこの本の著者の素晴らしさがわかったというだけでもありがたい。その著者は…テッサ・モーリス=スズキ。社会学、政治学、歴史学系を勉強している人は彼女の本を是非読むべきだと思う。学者の世界って自分の論を展開するために、他の学者の論をただ批判したりすることが少なくないように思うのだけど、彼女の論じ方は全く違う。自分が何かについて語ることの微妙さを自覚しつつ、客観的に、かつ突き放すのでもなく細やかに、現場を知った上で、論じる。その観察眼の鋭さ、人間性が本を読んでいても伝わってくる。きっと性格もいいんだろうな。私もそれに見習って卒論を仕上げた。ただ人を批判することはたやすいけど、批判するんじゃなくて認めて、受け入れた上ででも何が問題なのかを静かに指摘して議論を組み立てていく。こういう姿勢って日常でも必要だよね。 ああ、でもまだドイツ語とポーランド語の宿題が終わってない…(;_;)でも今日はもうおやすみなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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