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今日から数回にわたり、
旅行で訪れた街の印象を適当に綴ろうかと思います。 長崎 江戸時代には唯一の外国への窓口であり 幕末から明治維新にかけては志士たちの活躍の舞台であり そして第二次世界大戦では2番目の原爆の被災地となった長崎。 見所は多いけれど、今回歩いて回ったところで特に印象に残ったのは、 グラバー園を散策中におもいめぐらしたグラバーという人の一生についてであった。 スコットランド出身のトーマス・ブレーク・グラバーは 1859年の長崎開港と同時に来日、 グラバー照会を設立し、造船、採炭、製茶貿易などにたずさわる一方で、 幕末の志士たちの活動を影で支え、 伊藤博文らの英国留学を手伝うなどしていたようである。 また、三菱財閥の岩崎弥太郎、弥之助兄弟と交友があり 日本の産業界の発展に大きく貢献したという。 明治維新時代というと、 薩長を中心とする志士達が如何に古い体制を倒し 新しい国家を築いていったかに焦点があてられることが多いが、 産業の発展や、貿易立国の基盤を影から支えていた人たちに着目して 歴史を振り返るのも面白いと思う。 目先の損得勘定抜きで、 日本という国にのめりこんだ外国人の存在が大きかったのではないか、 ということを考えさせられた。 2009/5/1 二十六聖人殉教記念碑→ 原爆資料館 →平和公園 → 浦上天主堂 → 大浦天主堂→ グラバー園→出島 うわさには聞いていたが、それにしても坂が多い。 自転車は折りたたみ式の小さめのものを乗りこなしている人が多い。 そんな坂の町長崎の皆さんには、 エネループバイクがおすすめ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月12日 22時16分51秒
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