Such a Good Thing

11日、WOWOWでオンエアされた「ライン・オブ・ビューティ 愛と欲望の境界線」（全3話）を視聴。アラン・ホリングハーストの小説「The Line of Beauty」を昨年BBCがドラマ化したもので、英国の上流社会を背景に若者たちの同性愛を描いた作品です。

描写が結構露骨なので若干ビビりながら画面に食いついていましたが、個人的に衝撃的な食いつきどころが！主人公ニックが新聞のゲ○友募集欄で知り合ったレオに会うために、待ち合わせ場所へ嬉々として向かうシーンのBGMが何とブルマン。

英国だし、ゲ○だし、もしかしたらPSBの音楽流れるかも！なんて期待していたらば、こっちに来たか！

しかーし、何か不自然。
だってだって、あははうふふと主人公が喜び勇んでいるというのにブルマンてどーなの。

これは明らかな選曲ミスではなかろうか。

その後のダンスホールのシーンで使った方がよかったんじゃないかなあ。
それとも、のちのち訪れる悲劇を予兆するために敢えて使用したとか？
そうだ、そうだ、きっとそうだ。

疑問は残るが、思いもよらぬバーニーとの遭遇に興奮していたら、悪い予感的中。
見事ボーカルが入る直前にフェードアウトですよ。
ええ、こんな事態は容易に予測できましたよ。いいんです別に。慣れてますから。

ということで、同性愛にのし掛かるさまざまな障害を繊細に描いた、結構重ーいドラマなのでありました。ちなみに、ニック役のダン・スティーヴンス（写真中央）は非常に端正な顔立ちで、とても目の保養になりまする。

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各エピソードの使用曲リスト