本日11時からの経済財政諮問会議で、内閣府の「プライマリーバランス(基礎的財政収支、以下PB)」の試算が公表されます。
個人的に興味があるのは、21年度のPB赤字の見込み額です。昨年7月の試算では、37.8兆円となっていましたが、これが増えたのか、減ったのか。
昨年、補正予算を組んだため、増えてないとおかしいのですが。
もっとも、たとえ増えていたとしても、またもや「繰越額」を巨額化し、PB赤字を圧縮してくる可能性もあります。
『財政黒字化、26年度に前倒しへ 税収上振れで1年早く 内閣府試算
財政健全化の目安となる国と地方の基礎的財政収支(PB)の黒字化が実現する時期について、2026年度とする新たな試算を内閣府がまとめたことが13日、分かった。
昨年7月の前回試算の27年度から1年前倒しとなる。経済対策などによる景気の押し上げを通じ、税収が上振れすると見込むためだ。
政府が14日に開く経済財政諮問会議に新たな中長期の経済財政試算を提出する。PBは、政策経費を借金に頼らず、税収などの財源でどれだけ賄えているかを示す指標。
試算では、名目3%超の高い経済成長が続くことを想定する。25年度にPBを黒字化する政府目標については、社会保障費の抑制など、従来と同様の歳出改革を続ければ、達成可能とする。』
うん。名目GDP3%成長ね。PB黒字化目標で、政府支出を抑制し、国民からの徴税を増やし、いかにして3%を達成するというのでしょうか。
魔法使いにも無理ですわ。
ところで、
「財務省がPB黒字化路線を堅持するため、GDPが増えず、却って財政赤字が増加する」
という事実が知れ渡って参りましたが、財務省はそんなことは百も承知でしょう。
記事タイトル: 財務省はPB黒字化を望んでいない
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