コロナ禍が始まり、第一回緊急事態宣言が出た頃から、わたくしは二つの理由から、日本は緊縮財政を転換することになると期待(予想ではない)しました。
一つ目は、もちろん疫病パンデミックに対する対策を打たざるを得ないこと(不十分でしたが、一応、打った)。
そして、二つ目が中国という安全保障上の脅威の高まりです。
特に、二つ目の問題は、何しろ我が国を軍事占領なさっているアメリカ様の「要求」となるでしょうから、最終的にPB黒字化目標など破棄せざるを得ないと考えました。
実際、昨年の日米首脳会談で、菅総理(当時)は防衛費増強をコミット。さらに、その後のコーンウォール・サミットで、継続的な財政拡大を訴えた共同声明に署名。
それで、帰国した途端にPB黒字化目標を閣議決定したわけですから、愕然としたわけでございます。
「あ、こいつ、何もわかっていない」
菅義偉に続き、やはり「財政再建の旗を高く掲げる!」と、亡国路線叫んでいる岸田内閣でございますが、アメリカ様の要求は激しくなるばかり。
『日米首脳協議、台湾・ウクライナ危機が試す結束 対中国・ロシア
岸田文雄首相とバイデン米大統領による21日の初の本格的な首脳協議はウクライナ情勢の緊迫を受け、ロシアへの対応にも時間を割く展開となった。対中国シフトを進めたい米国は二正面作戦を迫られつつある。中国への対処が手薄になりかねず、台湾やウクライナを巡る危機は日米同盟の結束を試している。(中略)
ホワイトハウスは首相が防衛費の増額に決意を示し、バイデン氏が歓迎の意を示したことを明かした。
ひとまず対中ロで足並みをそろえた日米は結束の強さを試される。先進国で最悪の財政状況で日本がどこまで増額を続けられるかは心もとない。(後略)』
記事タイトル: 防衛安全保障強化とプライマリーバランス黒字化目標
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