昨日、解禁になった新講座で解説しているのですが、自民党の本質は、特に総理大臣が、
1.アメリカ(軍)
と、
2.日本国民
に挟まれ、嘘の答弁を続けてきたことです。
困ったことに、アメリカ側は機密文書を三十年経つと(※原則)公開してしまうため、日本側(というか自民党政権)にとって極めてマズい書類が次々にオープンになっていく。
例えば、非核三原則は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」となっていますが、持たず、作らずはともかく、「持ち込ませず」など現実にできるはずがない。米軍が日本に立ち寄る際に、わざわざ核兵器を降ろすはずがないでしょ。(米軍は核兵器について「コメントしない」という対応をしていましたが)
しかも、安保改定時の岸・ハーター交換文書の非公開部分(アメリカ側が公開)によると、両者間で合意されたのは、
「アメリカは事前協議なしに日本に核兵器を導入(※Introduce)しない」
であり、核兵器を保有したまま立ち寄る(※transit)場合、別に事前協議は必要ないのです。
日本国民は素直に「米軍といえども日本に核兵器を持ったまま寄港したりはしていない」と、認識しているでしょうが、軍事的にそんなことは不可能です。かつ、ライシャワー氏(元駐日米大使)らが真相を話してしまっているにも関わらず、歴代の自民党の首相らは誤魔化しの答弁を続けざるを得ない。
結果、日本国の国益がどんどん損なわれていく。アメリカ側は「国民に嘘をついている政府」を相手にしているわけで、交渉ではやりたい放題でしょう。
「バラされたら、困るよね」
ちなみに、佐藤栄作元・総理大臣は、兄(岸信介)が結んだアメリカとの密約について、
「どうも岸内閣のとき、そういうものが若干あったらしいんだな。よくは知らんけど。」
と、語っています。(1969年10月27日)
いや、「そういうものが若干あったらしい」じゃ済まないんだよ! 特に国際関係は。別に、非公開な協定(いわゆる密約)であったとしても、国際関係を縛ることに変わりはないのですよ。
国際関係の一種である「移民問題」も、同じルートを辿る可能性が濃厚です。
―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 無管理な移民受入に邁進する日本国
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