カテゴリ:ポルトガル事情
ドイツ国際平和村の報告日記は一応終了したのだけど、写真を見ていたら思い出したことがある。
今日はそのことについて。 これは、平和村へ通じる道路にある「洋服と靴のリサイクルボックス」↓。 近所の人が、使用しなくなった洋服と靴を入れ、再利用する為の回収箱。 平和村だけで所有している場合もあるし、他の施設と共有している場合もあるそうだ。 平和村の本部に大きな倉庫があって、そこで「状態の良いもの」選び、再利用する。 倉庫には、大きな入れ物にズボン、シャツ、コート、そしてサイズ別にきちんと分けられており、子供の居る施設の方で、「どのサイズの何が欲しい」と言うとすぐ届けられるようになっている。 さらに、平和村は2つのリサイクルショップを経営しており、そこからの収益も子供の為になっているのだ。 1軒はオシャレなリサイクルショップだそうで、リサイクルの洋服を仕分けする人は「ファッションに敏感でなくてはいけない」んだって! へええ~。 子供達が帰国する時には、新しい洋服(と言ってもリサイクルだけど)を着せて帰すんだそうだ。 久しぶりに家族に会うのだからね、奇麗な洋服で帰したいというスタッフの心遣いなのだろう。 とにかく、あそこではリサイクルボックスが役に立っているのだ。 この写真を見て、近所に同じ様なリサイクルボックスがあることを私も思い出した! 早速、長い事袖を通していない洋服で状態の良いものを選び出した。 捨てるにはもったいないけど、「何処かで誰かが使ってくれれば。。。」と思ったら、まだ着れそうな服も惜しくない。 バンバン選び出したら、大きな紙袋一杯になった。 また袋の中を見直してしまうと、「もったいないかしら?」と決心が鈍るのでそのまま車のトランクに入れて、リサイクルボックスのある場所へ行った。 去年の夏にも同じ事をして、袋2杯の洋服をリサイクルボックスに入れたのだった。 が、、、無いっ! スーパーの近くに2カ所あったはずなのに、2カ所とも無い。 その近所の人にも聞いたけど、無くなったことは知らないって言われたー。 撤去されたのかな? うえーん、折角勇んで行ったのに。。。 そのまま持ち帰って来た私に、アンソニーが「捨てちゃえば?どうせ着ないんでしょ?」と一言。 それはそうなのだけど、「役に立つならと思っていたのに、捨てるのかー」と思うと捨てられない。 ああ、、、どうしよう。 アンソニー曰く、「ボックスにゴミなど入れる悪い人がいるから、撤去されたんじゃない?」とのこと。 日本では洋服も家電もリサイクルショップがあるけど、ポルってそういう店を探すのは難しいよね、って話になった。 ポル人は、お金が無いと言いつつも新しいものが好きなんだって。 1週間経って、リサイクルボックスが無くなったままだったら捨てる事にしようか。 と言う訳で、袋一杯の洋服は車のトランクに入ったままだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ポルトガル事情] カテゴリの最新記事
|
|