カテゴリ:独り言
1ヶ月のポルトガル滞在を終えて、両親が日本へ帰って行った。
いやー、自分の両親とは言え、なんだか疲れちゃった。 大学へ進学して以来、両親とは一緒に暮らしていないので、お互いのペースが分からないしね。 思ったより、老化が進んでいたので、ビックリする事や考えさせられる事も多かったし。 昔みたいに、無理に遠出することなく、お茶を飲んだり散歩したり、まったりする時間を多く取った今回の滞在だ。 両親の年齢を考えると、『もう、こんな風に過ごせるのも無いかもしれない、、、』と思い、すごく悲しくなったりしたものだ。 出発の日は、アンソニーが私に早起きするように目覚ましをセットしていた。 「一緒に居られる時間が長くなるでしょ!」と。。。うえーん。 アンソニーは、両親滞在中に3キロ太ったって。 毎日赤ワイン飲んで、それに合うコッテリした料理続きだったからしょうがない。 またいつもの食生活に戻ろう。 ニーナは両親が居なくなった翌日、ご飯を食べなかった。 体調が悪い様子でもなかったので、両親が居ない事を再確認して、彼女なりの寂しさの表現だったのかもしれない。 彼らには可愛がってもらったもんね。 特に、ニーナーは父に恋心を抱いていた感じ。 私達が植木をいじっていると、父にだけまとわりついて、濡れた鼻先を父の顔にくっつけて邪魔をする。 ご飯もほとんど毎回、ちょっとだけ残すの。 父が出て来るのを待って、最後まで食べるんだ。 ニーナはメスなので、やっぱニンゲンもオスに興味があるんだよね。 母が「こんなおじいちゃんでいいの?老いらくの恋だよ。」ってニーナに言ってた。笑 車で空港に向かう為、スーツケースをトランクに入れたら、ニーナもトランクに前脚をかけて、乗り込む勢い。 まるで「あたしも一緒に行く~!」って言っているみたいだった。 アンソニーがニーナを降ろすと、何度も何度も繰り返していた。 普段、こんな事は無いんだけど。。。 よっぽど寂しかったんだねー。 私も大掃除をした後は、がらんとした客間を見てちょっと放心状態。 でもこんなんじゃいけない。 みんな!いつもの生活に戻ろう!! と、こっちでは寂しい余韻が漂っているのだが、あちらはというと。。。 元気はつらつ。 父は高齢者の飛行機乗り換えサポートを利用してスムーズに旅が出来たので、ご満悦。 その自慢話を二日間聞いた。 すぐに散髪に行って来て、さっぱりしたって。 母は到着翌日、すでに銀座を闊歩して来たそう。 さすが、元丸の内のOL。さぞかしポルの田舎生活は退屈だったことでしょう。 それにしても、時差ぼけとか体の疲れとか無い訳? さすが戦争を生き抜いて来た人達だけのことはある。(父79、母76) 大掃除をしてがっくり疲れている娘の方が早くくたばりそうだわ。 寂しさでどろ~んとしている場合ではない! いつもの生活に戻るべく、放置したままのブログも頑張ろう。 滞在中のエピソードなど思い出したら、また書く事にします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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