イメージしてみてください。
井戸が干上がった感じ。
読み物がないというのは、
おなかが減ったというよりも、
のどが渇いたという感じに似ている。
「図書館が~~~・・・・」と、
家で騒いでいた時にふと、
ぱた子に学校から借りてきてもらう作戦を思いついた。
「お弁当に、タイトルを書いて入れておいたら、借りてくるよ」
と、
干からびそうな私に言ってくれた。
が、
何を読みたい!!って、
案外思いつかないものなんだよ。
書架を眺め、
おお、これは、雑誌に載ってたぞ!!
とか、
このタイトルは一体・・・。
とか、
これを再読
とか、
アンニュイに手にとってこそなのだ。
それでも、
ただでさえ加齢に伴い、日々乾燥との戦いなので、
『偉大なるしゅららぼん』
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と、メモに書き、弁当に入れておいた。
すると、たまたま見つけたといって、
しをんちゃんの本も借りてきてくれた。
なんと、よいお子を産んだもんだ。
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うーん、中学校の図書館にあるような本でもあるまいが、
私は、大変楽しませていただきましたわ。
そうしているうちに
ちょうど、役員の部会が学校図書室であったので、
先生の目を盗んで本を物色。
次のリクエストは「月魚」
月魚 角川文庫 / 三浦しをん ミウラシヲン 【文庫】
「ゲツギョ」と読むそうです。
我が家では、今流行っている、中国語読みで「ユエユイ」
縁起が良さそうでいいでしょう。
この作家さんの作品は、
匂いがある。
読んでる私がいて、
目の前に本があって、
その先に、情景が浮かんで、
匂いが漂う。
4Dの世界。
行間の魔術師だな。
滅多にしない二度読みをしている最中。
早く、図書館復活してくれないかな~。