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カテゴリ:我が心はウィスキーにあり
雨が降っています。飲みに行く前はパラパラでしたが、帰り道ではけっこうしっかりと降っていました。
月曜日は飲みに出ることが多いのですが、月曜日は潤の最後の散歩という仕事も待ち受けているので、あまり遅くなれません。 実は高校の時、合唱部に所属していました。 男性合唱曲の定番中の定番に「雨」という曲があります。 雨の音が聞こえる 雨が降っていたのだ 雨の音が聞こえる 雨が降っていたのだ あの音のようにそっと 静かに死んでいこう あの音のようにそっと 静かに死んでいこう という歌詞の曲で、いまだにその部分だけがときどき思い出されます。 サティやブラームスやサザンのように、せつなく美しい歌です。 寝静まった家に帰り、そのあと、夜の雨の中を潤と散歩しました。潤はそんな僕の気分などお構いなしにテチテチテチテチ元気に歩き、草におしっこかけて愉快そうでした。 よけいにせつなくなりました。 潤はまだ4歳で、今は元気いっぱいですが、たぶん僕よりも早く死んでしまう確率が高いと思います。 自分が死ぬことよりも潤が死ぬことの方が怖いと思うのは、みんな同じなのではないかな。 秋の雨って、そんなセンチな気分を誘いますよね。 絵と文章に、特別なつながりはありません。花と動物シリーズのブレア・アソールです。かわうそがとてもかわいらしいので、なんとなくこの文章にあってるかな、と思ってさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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