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カテゴリ:BAR!BAR!BAR!
鹿児島から昨夜帰ってきました。
鹿児島は、一言でいうと、異星です。火山と緑の惑星です。いたるところから温泉が湧き出し、いたる人から焼酎が湧き出す。もちろん、桜島からは噴煙とともに、眺めていると神への畏怖と見守られている安心感が同時に見る者のミトコンドリアから湧き出してきます。 宴会とその後の二次会が遅くまであり、訪れることができたBARは一軒だけでした。 BAR小原についたのは12時半ごろか。 高い技能と和みを兼ね備えたBARでした。常連も一見さんも同じだけ癒される素晴らしいBARのひとつです。僕自身のぜひまた行きたいBARに登録しました。 サイドカーは冷えすぎずぬる過ぎず。冷たいのになめらかで、その奥に見え隠れする鋭さ。 スダンダードカクテルが何気なく美味しい店というのは貴重です。それなのに、焼酎を何かで割って飲んでいる常連たちもいて、まあそれもありかな、と思わせる空気も貴重です。 謙虚でかつ自然に親近感を感じさせる小原さんのキャラクターが、店に反映されています。 オーセンティックだけど、オーセンティック過ぎず、まるで桜島のように緊張感と安心感を兼ね備えていました。 本坊酒造の薩摩というモルトウィスキーを飲みました。 茶色い木の皮と甘い樹液とそれを吸う昆虫と南国のフルーツと汗のような焼酎香とライのような辛さ。 お隣の酔客に、君は油絵を描いた方がいい、そして瓶だのコップだのだけじゃなくて、バーテンダーとか客とかもっと人を描かないとだめだ、みたいなことを言われました。 ズバッと核心を突かれたなあ。SATUMA星人、恐るべし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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