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カテゴリ:我が心はウィスキーにあり
夕方7時過ぎにたまたま仕事してたら、病棟の看護婦さんから電話がかかってきました。ちょっと相談にのってくださいというので、なんのことかと思ったら、ある患者さんがウィスキーの名前がどうしても思い出せなくって悶々として眠れそうにないのだそうです。
ウィスキーと言えばパブデさんっ! って思いだした看護婦さんが、電話をかけてきたのでした。このことは誰に聞く、あのことは誰に聞く、そんな問い合わせ先をよく知ってるというのも大切な知識です。さすがだ。 患者さんに代わると、 「確か『マ』が付いてたような気がするんだけど・・・」 というので、マッカラン? ホワイトアンドマッカイ? ま、ま、まさか・・・セント・マグデラン?? 「いやー、普通に免税店で売ってるグレンフィディックとかそういうやつですよ。『マ』じゃないかもしれないから、色々言ってみてください」 というので、『マ』はついてないけど、シーバス・リーガル? カティ・サーク? オールド・パー? バランタイン? 「あっ、それそれっ、バランタインッ!」 だって。なーんだ、簡単過ぎてつまんない。 「あー、バランタインでしたか。17年は緑のボトルですよ~。」 「あのウィスキーはうまいですよねー。」 「ですねー。」 「ありがとうございましたあ、これでゆっくり寝れます。」 ウィスキーの知識が仕事で役に立つとはね。治療がうまくいって感謝されるよりも、こんなことで感謝される方がずっとうれしいなあ、と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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