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カテゴリ:我が心はウィスキーにあり
9月23日の祝日に、浦和で開催された「Modern Whisky Life in Saitama 2010」というイベントに参加してきました。簡単に言うと、3000円払えば各販売店ブースでウィスキーが飲み放題というイベントです。
雨降りだったせいか、昨年よりお客は少なくて、友人にもほとんど会わなかったおかげで、黙々と飲んじゃいました。 印象深かったいくつかを報告しておきます。 一番印象に残っているのは、ブルイックラディ16年です。 ラフィット・ロートシルトの樽で熟成させたというウィスキー。ラフィットの樽といっても、一番樽なんだか、セカンドワインだったりサードワインだったりの樽なんだか、その辺の詳しい内容はわからないので、あまりありがたがり過ぎちゃいけないと思いますが、それでも素晴らしい出来栄えでした。 なにより、色がすごい。ワイン樽フィニッシュのウィスキーは色々ありますが、あの色は初めてです。まさしく、ほど良く瓶熟成されたワインをグラスに注いで傾けた時に水面近くに現れる夕陽色。 香りや味もロマンティックでした。 DNAの二重らせんがほどけていくような柔らかなタンニンにうっとり。 ブルイックラディは、X4×3も面白い。4回蒸留の3年熟成。荒々しいなりにバランスを保って飲めるものになってるところがたいしたもんだ。感心しました。 スコッチ文化研究所オリジナル会員限定ボトルも良いできでしたねー。 マッカランとカリラがあるのですが、両方ともとてもエレガントな微妙さがやるせないウィスキーでして、僕好みです。BBR(ベリーブラザーズアンドロッズ)のウィスキーにしばしば感じられる微妙な複雑さです。特にカリラが良かったけど、一万円以上する酒は買わないことにしてるんで、今回は我慢。 今回のイベントの記念ボトルもありました。 クラインリーシュの12年。試飲したところ、オレンジマーマレードと蜂蜜。ちょっと苦くて甘いんです。ラム的な感じもしますね。グレンモーレンジとリベットナヅラにも近い味わいがあるよな。不健康な金属的なニュアンスもほんのすこし、かすかにピートがあるよなないよな香ばしさ。良いですね、こういうの久しぶりかな。5600円なんで買っちゃいました。 次の日からキャンプに行く予定だったんで、森の中で飲むにはちょうどいいんじゃないかと思ったんで。正解でした。キャンプ場での絵です。モンテクリストの高級シガーの香りも素晴らしかったぞ。 土屋さんと大御所日本人ネゴシアンの対談は、かなりオタクな話で面白かったけど、ほとんどの人達は何の話してんのか全然わかんねー状態だったんじゃないかと思う。ポールジローのジュースを輸入した田中さんにはミーハー的に昂奮しちゃった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月29日 22時36分54秒
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