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カテゴリ:春夏秋冬
あけましておめでとうございます。
自分へのお年玉として、新しいシュラフを買いました。モンベルの「スーパースパイラルバロウ#3」です。斜めらせん状に縫ってあるために、伸び縮みし、中で寝返りをうちやすいという画期的な構造です。 #3は快適睡眠温度0℃以上を示しています。寒すぎると眠れないのは、誰しも経験したことがあるでしょう。快適睡眠温度とは、下着でも十分眠れる温度という意味です。使用限界温度はマイナス10℃と書いてあります。限界温度とは、工夫すればなんとか数時間は眠れるという温度です。しかし、見たところこの薄さではとてもマイナス10℃には耐えられないな、と思いました。 さっそく、元旦の夜、寝室の隣のベランダで試してみました。 下着は長袖ヒートテックと普通のパンツ。その上にジャージを着て、シュラフにもぐりこみました。無理だと判断すれば、そのまま窓から寝室に戻ればいいだけだから気は楽です。 寒いことは寒いですが、耐えられない寒さではありません。 ベランダからは、オリオン座がくっきり見えます。山の夜空はこの何倍の星が見えるのだろうか。そんなことを考えながらしばらくぼーっと夜空を見上げていました。 徐々に顔が冷たくなってきました。頭までシュラフにくるまってヘッドランプを頼りに新田次郎の「孤高の人(上)」を読みました。主人公の加藤文五郎も下宿の庭でビバークの練習をしていて奇遇です。 なかなか眠れないなあと思っていたのですが、12時を過ぎたらいつのまにか爆睡していました。 6時半に目が覚めて、枕元に置いていたプロトレックの温度計を見ると、0.9℃でした。もうちょと着込んだり、シュラフカバーなどをつければマイナス10℃も無理ではないかもしれない、と感じました。 またうとうとしてました。8時過ぎ、かみさんが起こしにきました。よくこんなところでガーガーといびきをかいて眠れるよ、とあきれていました。 朝の光がまぶしく暖かく感じられました。 顔を洗って、ジョギングしにいきました。ヤマダデンキから17号バイパスに出て上之(かみのう)の大雷神社へ詣で、帰ってきました。50分ほどの行程だったので、たぶん8kmくらいでしょう。平地だというのに箱根の山の神・柏原の半分以下のスピードです。 今年はもっと山に行きたい、野宿したい、放浪したいという欲求が高まってきました。家庭にあまり心配かけない程度に挑戦していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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