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カテゴリ:ある夜の出来事
金曜日は、山の中で地震に会いました。その30分前にはちょうど岩場に登っていたので、もしかしたら九死に一生だったのかもしれませんが、危機意識の乏しいパブデは、予定していたキャンプができなくて残念だなあ、なんて思ってました。
そのあとキャンプ場の管理人さんのうちでテレビを見せてもらって、それどころでないことがわかって怖くなりました。 秩父は停電で大渋滞になってましたが、普段はギスギスした道路もみんな積極的に譲り合いになっており、車同士の会話はもちろんないけれども、仲間意識のテレパシー的な雰囲気が交差点に漂っておりました。 危機意識の薄いパブデは、土曜日にもBARに飲みにいったのですが、飲んでる途中に職場から「飲まずに待機してろ」という自宅待機待命令の電話が来て、すでに飲んでると言うわけにもいかず、わかりましたあっと言って、グラスに酒を残したまま家に帰りました。 ガソリンの備蓄が乏しいので、今日はバスで通勤しました。ガソリンスタンド前が渋滞になってました。 ガソリンの供給が怪しいせいで、明日からのバス時間は休日スケジュールだそうです。 原発の放射能に関しては、熊谷に住んでるパブデはあまり心配していません。いよいよというときは一蓮托生ってことで済まそうと思ってます。 ちなみに被ばくの際の甲状腺ブロック(ヨードカリ丸だのルゴール液だのを飲む)は40才以上は対象になりません。若い人々が優先です。 今朝は、改めてワカメのみそ汁の旨さをかみしめました。 さっき、BARでラフロイグを飲みました。こんな状況で飲むと改めて旨いなあと思いました。 病院は、停電になるとCTだのMRIだのの検査はできなくなるので、計画停電という名の予想不能停電にどきどきしながらの診療でした。明日くる患者さんの予約を何時にすればいいのかわからないので、明日の午前中に連絡しますので待機しててくださいなんていいながらの診療でした。今日は停電にならなくて助かりました。 不安なままに病院にきてくれた方々、ほんとにお疲れ様でした。くるのも大変だった人や、仙台に親戚がいて連絡がつかないという人もいましたが、外に出て色々と話をしたいという気持ちで来る方もも多いみたいでした。地震の話で終始して、診察するのを忘れてしまった患者さんもいます。 とりあえず仕事を終えて、やり残した明日の準備がなかったかという落ち着きなさを抱えてバスに乗りました。バス停から家までの間にちょうどいつものBAR LVSJがあるので、当然のことながら寄ってきました。ろうそくのエコ営業です。 両親は今うちに来ているので大丈夫ですが、誰もいない山形の実家はどんな状態になっているのか、両親はいつ山形に帰れるのか、冷蔵庫だの食器棚はどうなっているのかわかりません。 仙台にいる友人は車の中で生活しているらしいです。 気仙沼に住んでる恩師はどうしているのでしょうか。生きてるのかどうかもわかりません。 そうは言いながら、その日その日を暮らすことは最近アウトドア派のパブデにとっては望むところだっていう気分もあります。被災している人には申し訳ないとも思いますが・・・。いろんな気持ちが交錯します。 潤が一番お気楽で妬ましいです。そんなお気楽な潤がいることで癒されてもいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月14日 23時05分21秒
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