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カテゴリ:我が心はウィスキーにあり
「こけ」には苔類(たいるい)と蘚類(せんるい)があり、「コケ」というときには通常は蘚類を指すようです。苔類は平べったい奴らです。また、広い意味で「こけ」と呼ばれる中には地衣類もいて、これは苔でも蘚でもない菌類と緑藻類との共生からなる生き物だそうです。
ミズゴケは、蘚類。湿地に生えるコケで、このあいだ八ヶ岳であったホソバミズゴケもこの仲間だと思われます。雨池周辺の木道の下に密生していました。やわらかくモフモフしてて本当に緑の絨毯みたいでした。 こいつらは、乾燥重量の20倍も吸水できるそうです。やわらかさや吸水性を利用して、昔のネイティブアメリカンらは、ブーツの底に敷いたり、おむつや生理用品に利用したこともあったそうです。 実は、僕の日々の暮らしにも深く関わっているコケなのです。 今、これを書きながらチビチビなめているウィスキーは、アードベックとラフロイグとボウモアのブレンデッドです。 3つともスコットランドのアイラ島のウィスキーで、スモーキーあるいはピーティと呼ばれる燻香が特徴です。ピーティとはピート(泥炭)っぽいってことです。なんとミズゴケの堆積物がピートの主成分なのですっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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