テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:シエラレオネ
今日はブリュッセルから西へ電車で1時間、フランドル地方の「水の都」ブルージュへ行くことに。ブリュージュは「橋」の意味で、街の東西を流れる運河に50を超えるきれいな橋がかかっているらしい。
その運河が北海と水路でつながっていて、12~13世紀には西ヨーロッパ一の貿易港になり、商業の中心として繁栄。ところがその水路に泥がたまり商船が出入り不能に。街は次第に衰退、約400年もの間、忘れ去られた都市に。 1900年頃になって、中世の景観をそのまま留めている街に注目が集まり、観光地として整備されていったそう。 ブリュージュ駅について、外に出たら寒い!昨日のブリュッセルは朝晩は軽いジャケットが必要だけど、昼間は半袖の気候だったのに、今日のブルージュは木枯らしビューン。 大人しくバスに乗って中心広場まで行けばよかったところ、途中の観光客向け情報センターのある小広場まで歩いたら、寒さと「抱っこ」のまるぼうに早くも疲れモード‥。 すでに昼時だったので、そのザンド広場でランチにすることに。 ベルギーはビール王国。なんと500種類以上の銘柄があって、それぞれ美味しく飲めるように専用のグラスがあるほど。写真はブリュージュ特産のゾット。ベルギー滞在中に数種類のビールを試したけど、日本のより軽い口当たりで飲みやすかった。水より安いし‥。 このレストランは観光客向けで‥‥だったので、料理の紹介は割愛して、中心広場のマルクト広場目指して出発。あまりの寒さに途中の衣料品店で服を購入。日本でも話題になったH&Mも発見。 マルクト広場に出たら、まさしく中世の世界が広がっていた。 毎正時にマルクト広場から出る観光ミニバス乗り場に直行。ヘッドホンで日本語の案内が聞けて、降りることはできないけど市内の名所をほぼ回ってくれる。 暖かくて心地よい揺れのバス。まるぼうが一番にスヤスヤ。続いてらっこちゃん。ついには家族全員でウトウト。子供も1席づつ座ってヘッドホンを借りたのに、子供料金を免除してくれた運転手さんの計らいもグッド。でも日本人観光客より中国人観光客の方がかなり多かったから、このバスのテープが中国語に変わる日も近いかも‥。 バスから降りて、再びマルクト広場でベルギーワッフルをいただく。2枚で7ユーロ、高すぎ10年くらい前に日本でワッフルブームが起きた時に食べたワッフルの方が美味しい。下調べしきれなかったのが残念。 この切妻屋根のレストラン&カフェ&土産物屋の並びはおもちゃみたいで本当にかわいい 同じ広場の街のシンボル鐘楼。350段を超える階段を登って上から見晴らしは最高らしいけど、2人の子連れにはちょっとキツイ。15分おきになる鐘の音だけ堪能(パパは翌日別の場所で350段以上の階段を上る羽目になるのだけど‥)。 ベルギーと言えばチョコレート王国。ゴディバやノイハウスなどベルギーチョコは日本でも有名。ここブルージュにチョコレート博物館があると聞いて、旅行前から目をつけていた。私はチョコ大好き、5年前にはカカオの生産地ガーナに住んでたり、チョコに縁を感じてしまう。 道に迷いつつなんとか到着したら、なんとすでに閉館。閉館時間は夕方5時とあったけど、最終入場は45分前なんだって。 気を取り直して、運河クルーズに参加することに。一番前の陽気な運転手のお兄さんが、フランス語と英語で案内してくれる。 運河から眺める町並みはまた違って楽しかった。 小さな街だけどゆっくり観るには丸2日はかかると思うブルージュを後にしてブリュッセルへ電車でまた1時間。今日の夕食は昨日閉店でふられたお寿司屋さん あまり愛想がよいとはいえない日本人マダムと値段の書いてないメニューに恐れを感じつつも、上寿司(左)とちらし寿司(右)を注文。 日本では回転寿司で「美味し~」の私。日本でもかなり高級なお寿司屋さんに行かないとここまで新鮮で美味しいネタは食べられないと思うくらい絶品だった。出し巻き卵ですら超美味。ちなみに5ユーロしか違わないので、チラシ寿司(山盛りの刺身の下にご飯)を頼んだ方が楽しくてお得かな。 ぷくぷくのまるぼうだけど、実は体重はかなり軽い。シエラで私が作ったご飯はあまり食べないのに、ベルギーに来てから食欲満点小僧に。昨日の焼肉と言い、寿司ネタといい、すごい食べっぷり。もしかして食通? 明日はもう最終日。アフリカ博物館、オートワールド、数々の美術館たちに行く予定だったけど、なかなかそうはいかない。最終日は再びブリュッセル観光と子供のために屋内プールの予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.12 21:44:27
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