艶やかな熟女、樋口可南子さん出演の
トヨタ「プレミオ」のCMで、バックに
流れている、とってもムーディな曲は
ボビー・ヴィントンの全米1位の
ヒット・ナンバー、その名も歌詞どおり
まんま、「ブルーベルベット」という曲です。
この 「ブルーベルベット」を聴くと
奇才デヴィッド・リンチの 「ブルーベルベット」を
つい思い出してしまうのは、きっとアタシだけじゃ
ないはず。
この映画は、ただのサスペンスではなく
不思議な怪しさを秘めたストーリーで、「ダイハード・シリーズ」や
「パイレーツ・オブ・カリビアン・シリーズ」 のように、勧善懲悪で
ハッピーエンド的な映画も、もちろん大好きなんだけども
アヤシーものも、大好きなアタシには、あの奇妙さには
つい引き込まれてしまいました。
野っ原に落ちていた片耳
デニス・ホッパー演じる、マザコン変態野郎。
あの逝っちゃってる変な感じが、絶妙!
そして、怪しげなクラブで、「ブルーベルベット」 を歌う
ミステリアスな歌手 ドロシー ( イザベラ・ロッセリーニ )
これがまた、ボビー・ヴィントンとは全然違って、気だるくて
官能的なんだわサ。
「エレファントマン」 を映画館で観たときは、監督の名前など
気にもしなかったのに、TVで観た、この奇妙な映画
「ブルーベルベット」は、アタシにとってリンチ・ワールドへの
布石だったのかも。
一大ブームとなった
あの 「ツイン・ピークス」
アタシは夢中というより
ジャンキーと化して行ったのです。
「ブルーベルベット」 の主役、カイル・マクラクランと コンビを組んだ
このシリーズ、暇さえあれば レンタルVDショップに通って
観まくりましたも。
そして、セカンド・シーズンのエンディングに不完全燃焼となった
アタシは、文庫本 「ローラの日記」 を読みましたよ。
DVD 「ローラ・パーマー最期の7日間」 も観ましたよ。
しかし、クーパーのあの変貌振りの謎は、解き明かすことが
できませんでした。コンニャローッ!リンチめ!
★その後、メビウスの輪のようなストーリー
展開の 「ロスト・ハイウェイ」 が
公開され、世間では、リンチ作品の
好き・嫌いに拍車がかかり
アタシはというと益々リンチに
ハマったワケよ。
余談だけど、この映画のヒロインは
ドラマ「ミディアム」の主役
パトリシア・アークエットなんだよ。
価格:3,082円(税込、送料込)
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そして、この 「マルホランド・ドライブ」
何度、VDを巻き戻して観たことでしょう。
腹が立つほど、謎に苦しみ、ネットで検索しては
謎解きに関するHPを読み漁ったけど
あらゆるシーンに対して様々な解釈があるもんだと
リンチ・ワールドの奥の深さを知りました。
リンチは、難解な映画を作っておきながら
『映画に解説は必要ではない』 と言っている。
要するに、映画の見方は人それぞれ。
映画にあれこれと理屈をつけるのは、彼の主義が許さないらしい。
視聴者が様々な解釈をするってのが、リンチの望むところなんだろなぁ~。
2007年は 世界的なリンチ・イヤー!
インランド・エンパイア 7/21(土)公開
ベネチア映画祭で、「栄誉金獅子賞」 を受賞
さて、生殺しの 「マルホランド・ドライブ」 から5年
リンチ・ファン待望の新作がやって来るよ!
さぁ、一緒に迷子になりましょー
ファンじゃない人は、リンチをボコりたくなるかも アヒャ
出演は、主役に 「ブルー・ベルベット」にも出演の ローラ・ダーン
(ジュラシック・パークのエリー役と言った方が、わかりやすいかも)
をはじめ、「マルホランド~」 の ローラ・ハリングに加え
ナオミ・ワッツ の声だけ出演など
リンチにゆかりのある人たちが、出演しているんだって。
リンチの元カノのカメオ出演や、 裕木奈江 のホームレス姿も
見逃せませんよ~! ((o(^▽^)o))ワクワク
参考サイト シネマトゥデイ
インランド・エンパイアのプロモーション
牛とプロモートするリンチ
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